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特別支援学校(養護学校)について
来年小学生にになる息子がいます。 彼は広汎性発達障害があり、普通の学校には通えないため特別支援学校に通う予定です。 私が住んでる地域には二種類の特別支援学級があるそうで、 一般的な特別支援学級と大学教育学部付属の特別支援学級があります。 大学教育学部付属の方は誰でも入れる訳ではなく、その年の研究テーマにそって入学希望者の選定をするらしいです。 大学教育学部付属の目的は研究材料的な要素もあります。 今は大学教育学部付属の面接を受け、結果待ちの状態なのですが普通の特別支援学級と大学教育学部付属のメリットの違いがあまりわかりません。 大学教育学部付属は少ない生徒数でよく見てもらえそうな思いもあるのですが、毎日の送り迎えや親のPTA活動の負担が大きいです。 まだ大学教育学部付属の方に通えると決まったわけではないのですが、情報をいただけるとありがたいと思います。 良いアドバイスをお願いします。
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学問・教育のカテの方が詳しい方がいらっしゃると思いますが。 大学教育学部附属の特別支援学校・学級のメリット 1.教員に専門家が多い 国立大附属も色々ですが、多くの場合、公立の支援学校から交流で来ていたり、公立から異動してきた先生が多いので、特別支援教育については専門家の割合が高く、しかもベテランが多いです。公立の場合、普通学級の教員を希望していたのだけれどそちらに配属になったという新卒や、普通学級から様々な理由で異動してきた未経験の教員も結構います。 2.特別支援教育に対する知識・理解が深い 1とも関連するのですが、元々研究校ですから、今の特別支援教育の流れや先端の知識、「支援技術」などに対する理解が深く、実際、勉強の機会もたくさん持っています。 3.少人数制 そもそも人数を決められた以上に採りませんから、法令通りの児童と教員の割合になっています。公立の場合、保護者が希望すれば受け入れざるを得ませんから、どうしても教員一人あたりの子供の数は多くなってしまいます。 逆にデメリットは 1.地域の学校ではないので、お子さんが地域から浮いてしまう 特に子供会や地域の行事など、普段接していればともかく、その時だけ 「障害児」がふらっと来ても、なかなか受け入れてもらえるものではありません。 2.通学の時間と保護者の手間 お子さんの様子にもよりますが、基本的には6年間毎日送迎をしなければなりません。 3.見学、取材、研究の対象になりやすい これは、学校の性格上仕方ありませんが、例えば全国的な研究発表などもあり、その時には全国から数百人の参観者(主に教員)が訪れ、写真やビデオを撮っていきます。マスコミも入ります。 その他に、大学との共同研究などもあり、「被験者」になることはあります。もちろん人権には十分配慮はしますが。
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- siotan88
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こんにちは。特別支援学級と大学教育学部付属の特別支援学級との相違につきましては、おおむねあなた様の思っていらっしゃる通りかと思います。 お子さんが成長してどのような子ども(青年)になって欲しいのか、換言しますと、どちらの学校の方が本人が表情よく学校生活の中で知識・技能・態度そして意欲が出やすく取り組めるだろうか?との観点で考えたらと思います。 そのために、まず実際に、今から近隣の特別支援学校(養護学校)を見学することです。この時のポイントは、児童たちが学校で何をしているかと言うよりも彼らの眼や表情を見ることです。生き生き取り組んでいるかどうかは子どもの親ならすぐに分かります。主旨を話して電話で直接学校に申し込んでもよいでしょうが、市役所などでの就学相談の窓口で相談されてもよいでしょう。 蛇足ですが、大学教育学部付属の特別支援学級では比較的障害の程度が重度のケースはとらない、と言うことはよく知られています。児童の発達段階の幅が狭い集団によって学級が形成されていると言う一面があります。
お礼
回答ありがとうございます。 大学教育学部付属の特別支援学級では比較的障害の程度が重度のケースはとらないというのは知りませんでした。 でも一見は百聞にしかずの通り、生徒の状態を目で見て確かめる必要もありそうですね。
お礼
回答ありがとうございます。 メリット・デメリットをこんなに書いてもらい、いい勉強になりました。 やはり自分の息子にはいい環境をあたえてあげたいと思ってしまうので、多少のデメリットはしかたないと考えます。