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イギリスの社会保障制度の適用範囲
現在イギリスの大学に通っていて卒業後もイギリスで働くことを考えています。 そこで、イギリスの社会保障制度がどの程度外国人にも適用されるのかを知りたいです。 自分で調べた範囲では、イギリスで労働するなど居住していれば 例えば扶養者手当てが貰えたりするなどはわかったのですが ワークパーミットがなくても(スキームやパーミット貰う前に1年間の就労が認められている期間でも)こうした保障は受けられるのでしょうか。 また、友人から税金の面で外国人はイギリス国民よりもさらに高い税金を納めなければならないという話を聞いたのですが本当なのでしょうか。 どなたかイギリスの社会保障制度に詳しい方いらっしゃいましたらご助言よろしくお願いいたします。
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ワークパーミットを取得して、駐在員として駐英した経験からですので、ご参考となるかどうかわかりませんが、ざっといかのようなものです。 ワークパーミットを持参し、入国後、警察署に外国人登録を行います。そこでグリーンブック(登録証)を購入し、そのグリーンブックとワークパーミットとパスポートを持参し、保険局へ行き、ナショナルインシュランスの手続きをします。これらは、パーミットホルダー自身で行います。手続きが完了すると、ナショナルインシュランスカアードが企業に届きます。このナショナルインシュランスナンバーが、以降の納税者番号や、健康保険等に必要となります。 医療 GPの登録、GPと呼ばれる町医者をホームドクターとして登録します。アポイントをとり面接を受けてホームドクターとなってもらう必要があり公的な医療機関にはGPを経由して予約しないと受け付けてくれない場合があります。基本的にはこのGP制度を利用する医療は無料です。ただし、品質は?。民間の保険に企業が加入していましたので、私はそちらの利用でした。ただし、義務であるのでGPの登録はしておりました。子供の学校にGPを届けなくてはならないので必要でした。 家族補助 チャイルドベネフィットというものがあり、区役所(ロンドン市は30以上の区に分かれています)で手続きを行うと、月50ポンドぐらい(記憶が定かではありません)、口座に振り込まれてきます。 教育 公立の学校は、授業料は無料で、給食費を週単位で払っていました。ただし、教育の質を求めると私立の学校が勝っており、この授業料は日本と比べても相当高額です。私立学校の父兄に対する補助金はありません。 社会保険 日本と同様に、健康保険・年金があります。これらは、所得税でカバーされていたと思います。ただし、所得税が高率で駐在員などは英国の給与に加え、日本で支給される「国内給」を含めた世界所得で計算されるので、当時は40%の税率でした。 ナショナルインシュランスの番号が付与されれば、滞在の許可の内容にかかわらず、社会保険(医療、教育、児童手当)の適用が受けられます。 ワークパーミットの場合、1年間は就労条件の変更不可であり、4年以上納税者となっていれば、職業選択の自由があたえられます。 ざっと、記載すると上記のようなものですが、帰国してから相当日数たっていますので、制度などの変更もあると思います。ご参考になればとおもい書いてみました。
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- md198
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普通はnational insurance numberを雇用先に提示してそこから税金などが自動的に引かれることになるんですが、もしNI番号のない状況で働いた場合には仮の番号が与えられて、税金が引かれます。その際は通常より高い税金になると思いますが、あとで申請すれば返ってきます。その手続きはinland revenueを通してやります。NI番号さえ取得できれば外国人でも税金は同じだと思います。ただ英国を完全に離れるときには一部申請すれば返金されるんじゃなかったかな・・・。 ベネフィットは様々な種類があるからビザの種類で受けられるものとそうでないものがあるんじゃないでしょうか・・・。これは地元のカウンシルのウェブサイトで調べるといいと思います。英国籍でなくても永住権があれば大抵は差別されないと思いますよ。違いを感じるのは投票権がないことくらいでしょうか。 すみません、あまり詳しいことは分かりませんが、少しは役に立ったでしょうか。
お礼
ありがとうございます。自分でももっとカウンシルで調べてみます。 永住権はまだまだ無理ですが・・・ ありがとうございました。
お礼
詳しくありがとうございました。