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BPP理論
MRIで登場する双極子双極子相互作用における数学的理論は、BPP理論によって一般化されていますが、このBPP理論が全然理解できないので、なにかいい参考書、論文、サイトなどがあれば教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
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MRIでどのようにBPP理論が使われているのかをよく知らないので、まとはずれかもしれないのですけど、BPP理論について書かれているNMRの教科書をご紹介します。 導出から詳しく書かれているもの: [1] 北丸竜三著, 核磁気共鳴の基礎と原理, 共立出版 (1987). [2] C.P.スリクター著, 益田義賀訳, 磁気共鳴の原理, シュプリンガー・フェアラーク東京 (1998). [3] 引地邦男著, NMRノート, http://www.h6.dion.ne.jp/~k_folder/ 導出は省いているが、緩和時間測定の解析例を紹介しているもの: [4] ファラー, ベッカー共著, 赤坂一之, 井元敏明共訳, パルスおよびフーリェ変換NMR:理論および方法への入門, 吉岡書店 (1976). [5] J.W. Akitt著, 広田穣訳, NMR入門, 東京化学同人 (1994). [1]~[3]では、BPP理論をさらに一般化した久保-富田理論(もしくはRedfield理論)について書かれています。数式が苦手だと、ちょっときついかもしれないです。どれか一冊を、じっくり腰を据えて読むのがいいと思います。 [4]と[5]は、BPP式がNMRの解析でどのように使われているのかを、丁寧に紹介しています。このレベルの解説なら、他にもよい教科書があると思います。似たような解説を探して手当たりしだい読み散らかすと、なんとなくわかってきます。 がんばってください。
お礼
回答、ありがとうございます。 早速、紹介して戴いたものを探して、勉強したいと想います!