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単体上場とグループ上場の違い
標題の通りです。 具体的な企業名を出していいのかわからないので記載しませんが、 標題のようなプレスリリースを出した会社を見つけました。 googleやwikipediaで検索してみましたが、違いについての記載が見当たらず、 こちらに質問させていただきました。 よろしくお願い致します。
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「~グループ」というのは、実質的には「~グループ」という名の持株会社であることがほとんどです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%81%E6%A0%AA%E4%BC%9A%E7%A4%BE たとえばABCDグループという企業グループがあったとして、 そのグループ内に(1)ABCD銀行、(2)ABCDデパート、(3)ABCD出版という3つの企業があるとします。 この(1)(2)(3)が各々単独で上場している場合が「単体上場」で、 (1)(2)(3)の持株会社として(4)ABCDグループ株式会社という企業が存在し、 (1)(2)(3)は上場しないで(4)のみが上場しているような場合が「グループ上場」となります。 後者の場合、(4)は、(1)(2)(3)の各企業の株式を100%ないし支配権を握るのに十分な割合の株式を保有しています。 実質的に「親会社(=(4))」「子会社(=(1)(2)(3))」の関係です。 グループ上場の企業側のメリット・デメリットに関しては、 参考URL先記載のメリット・デメリットの通りです。 企業名が不明なのでプレスリリースの詳細はわかりませんが、 「単体上場からグループ上場への移行」のような内容でしょうか? それでしたら、上記の例で言えば、質問者さんがもしABCDデパートの株式をお持ちで、 今度持株会社ABCDグループ株式会社の設立及びグループ上場への移行に伴い ABCDデパート(&ABCD銀行&ABCD出版)が上場廃止になる旨の場合は、 現在お持ちのABCDデパート株と同価値相当のABCDグループ株式会社株が新たに質問者さんに発行・割当されるので、 端数以外の面では実質的に質問者さんの資産に変化はありません。 持っている株式が「ABCDデパート」株から「ABCDグループ」株に変わるだけです。 ただし、ABCDデパートで何か株主優待をもらっていた場合は、持株会社株へ移行後はその優待がなくなる場合もあります。 逆にベンチャー企業等では、グループ内で育てた有力子会社を単体上場させて 市場から資金を集めるという経営スタイルをとっているところも少なからずあります。
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