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憲法学・拳法学者についての質問
最近憲法9条の改正の是非についての論争を、メディア等を通じてよく目にします。そこで憲法学者に興味を持ち、色々調べてみました。そうしたところ、幾つか憲法学(もしくは憲法学者)について疑問が浮かびました。 (1)現代日本の憲法学の抱える諸問題について主要な物は何でしょうか? (2)今日の憲法学は、過去に成立された揺ぎ無いセオリーを踏襲せざるを得ない状況でしょうか?それとも新しい未知の発展性に満ちているでしょうか? (3)憲法学者の社会における存在意義とは何でしょうか? どれか一つでもお答え頂けたら幸いです。お願いします。
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法学はたがいに相手の説の欠点を指摘しあい、自説がより優れていることを主張していく学問です。 ある学説が長く支持されているのなら、その学説のメリット・デメリットを克服できるだけの反対説がないと考えてください。 ただ、有力な学者の先生がお亡くなりになると、その説の支持者が少しずつ離れていく、というのはあります。これを逆から見れば、有力な学者が生きている間は、その先生に従うのを良しとする風潮がないことはないのかもしれません。 しかし、 >年上の学者の理論が絶対化された状況 「絶対化」とまでは行きません。蔓延もしていません。 この本はもう読まれましたか? http://www.amazon.co.jp/dp/4641129096/ まだでしたらぜひ読んでください。
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- supp01
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>(1)現代日本の憲法学の抱える諸問題について主要な物は何でしょうか? 主要な物かどうかはどういう判断でしょうか? 個人的には、人権どうしの対立の処理に注目したいです。 たとえば知る権利(表現の自由)とプライバシー権の対立とかです。 >(2)今日の憲法学は、過去に成立された揺ぎ無いセオリーを踏襲せざるを得ない状況でしょうか?それとも新しい未知の発展性に満ちているでしょうか? 「過去に成立された揺ぎ無いセオリー」って何ですか? いったん過去で作られたものは、以降絶対に変更されない、なんてことはないですよ。 民主主義とかは変更されないと思いますけど…。(そう願ってます) ただし憲法学というのは、基本的には現在の日本国憲法の上に立っているものなので、現在の憲法の条文が変わらない限り、限界はありますね。(ただし憲法の変遷という問題もありますが) >(3)憲法学者の社会における存在意義とは何でしょうか? 法学部で憲法の授業をする、憲法の本を書く、 弁護士がその憲法の本を見て裁判の中で新しい理論を使うこともあるし、 一般の人に読んでもらえれば啓蒙になります。 こんな答えじゃなくてもっと別のものを期待していましたか? なぜ質問者さんがこのような質問をされたのか、意図が良く分からないです。 法学部の学生/法学部出身者か、それ以外か、でもだいぶ違いますし。
お礼
主要な物と言うのは国政(政治)に関わる諸問題の事です。憲法の存在意義における必要条件は人民と国家です。その取り持ちをするのが国政(政治)であり、それゆえ主要な物としています。また、「過去に成立された揺ぎ無いセオリー」とは、その分野で年上の学者の理論が絶対化された状況の事を指します。若手の研究家の発想が受け入れにくい状況が憲法学の分野に蔓延しているかについて疑問を抱き、質問させていただきました。