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現在妊娠中なのですが、 ある理由で、プロスタグランジンを服用していたら、お腹の子が腎盂拡張の恐れがあると言われました。 腎盂が拡張するとどうなるのでしょうか? 子どもには後遺症は残るのでしょうか?

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  • Yumikoit
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回答No.1

こんにちは。プロスタグランジンとの関係は分かりませんが、我が家は長男が、生まれた時から腎盂拡張の状態です。 腎盂拡張とは、腎臓で作られた尿の一部が腎盂付近で停留し、腎盂付近およびその周辺の尿管が風船のように膨らんだ状態で、「水腎症」と呼ばれる状態のことです。 原因はいろいろありますが、先天性の場合には  ・膀胱尿管逆流症    膀胱と腎臓の間の尿管の膀胱側のつなぎ目に問題があって尿の一部が逆流する  ・腎盂尿管移行部狭窄症    尿管の一部(多くは腎盂から尿感に移行する近辺)に狭くなっている個所があり、尿の一部が流れ切らない状態 などがあるようです。他にも、腎臓の形がほかの方とは少し違っていたりするケースもあるようですが、よくわかりません。 通常は陰部から大腸菌などの細菌が腎盂付近に感染しても、そこでは繁殖せずに尿と一緒に流れてくれる状態でも、尿の流れが悪いために繁殖しやすく、腎盂腎炎や乳幼児の場合では尿路感染症からくる高熱を出すことがあります。 長男も、生後1ヶ月半で尿路感染症が分かり、そこから水腎症と膀胱尿管逆流症が判明しました。 水腎症はその腎盂の膨らみ具合によって5段階に評価され、腎臓を圧迫するほど大きい場合や逆流や狭窄がひどい場合には、すぐに手術が検討される場合もありますが、そこまでひどくない場合には様子を観察するだけの場合が多いようです。 尿路感染症や腎盂腎炎により、腎臓にダメージが繰り返される場合には、手術により水腎症の原因となる逆流症や狭窄を治す場合もあります。 長男の場合には、尿路感染症を3回繰り返した時点で、逆流症を治療する手術を受けました。 まぁ、腎臓がどうのと言いましても、我が家の場合には尿路感染症の感染がありましたので継続的に抗生剤を服用しましたが、尿路感染症を起こさない場合には投薬もなく、腎盂の膨らみ具合や腎機能の経過を観察するのみで、食事や身体の成長に影響を与えるものではありませんのでご安心ください。ただ、熱が出た時には尿路感染症の可能性を心にとめて尿検査の出来るかかりつけが近所にあると楽だなぁってくらい。 うちも、手術を受けた後の長男は嘘のように元気になりまして、7歳の今は半年に一度の経過観察のみで、学校での一番好きな科目は体育と言っているくらいです。 赤ん坊というのは、生まれた時点ですべての体が出来上がっているわけではなく、泌尿器も1年くらいかけてゆっくりと完成していくため、生まれた時点や胎児の時点で水腎症が確認されても1歳くらいまでに自然にわからなくなるまで回復することもあるようです。 不安も大きいでしょうが、赤ちゃんのお顔を直接見れるようになるまでは、具体的に検査できることも少なく、また、生まれてからも自然に治癒する場合もあります。 我が家も次男は生まれた時にごくごくわずかに水腎症が見られましたが、1年以内にほぼわからないまでに自然治癒しました。ですからこのような例もありますから、今はあまり深く考えないようにして、赤ちゃんとの幸せな対面を楽しみにしてくださいね。

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