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あんな圧迫面接は、やはり人権侵害では?
先日、日本テレビの「行列のできる法律相談所」という番組を見ておりました。 http://www.ntv.co.jp/horitu この中の、今週の1つ目の事例についてです。 就職活動はとうの昔だった私にとって、「圧迫面接」という言葉があること自体、知りませんでした。情けない限りです。でも、面接時に、あえてそういう質問をしてくる人もいたなあ、と、思い出しておりました。 が、昨日事例に上がったような女性のようなことが実際にあったとして、これで訴えることができない、というのは、ちょっと変じゃないか?と思いました。先述のホームページには載っていないところもあるので、私の記憶で挙げます。面接官のしたことは、 ・大学名を聞いて、みんなで馬鹿にしたように笑う。 ・整形しているのではないか、と勘ぐり、やはりみんなで笑う。 ・ある女優に、無理やり似させようとしているのではないか、と勘ぐり以下同文。 ・彼氏の有無を尋ね、「いる」と答えると、「へえ、いるの。あなたにねえ。」とみんなで反応し以下同文。 あえて意地悪な質問をして相手を窮地に追い込み、その反応で人格を判定するのが圧迫面接。お互い同意の上での場だから、これは名誉毀損にはならない、というようなことをテレビでは言っていたのですが、人権的には、問題大有りでは?大体、彼女が合格したとしても、その面接官が同社内の人なのです。あのテレビでの聞き方では、彼女のプライバシーや容姿について、「圧迫」にかこつけて私情をぶつけ、本音のところで馬鹿にしていることは明らかです。入社した彼女が、彼らを人格的に認められるわけないと思うのですが。 本当にあんな面接、あるのかとも思いつつ、参考意見をお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
去年就職活動をしていた、知り合いは全く無視をされた面接を受けました。 志望動機、自己PRを言っても 面接官は窓を見ていて、その人を見ようと話を聞こうともしない。 しかも、面接室を退出する際、面接官は知り合いの履歴書をポイと捨てていたそうです。 これは、どう判断されるのでしょうか? 正直言って、質問内容の様な圧迫面接は耳にします。 この場合、名誉毀損で訴えるより、このインターネットを利用した方が 企業側にとっては、イメージが大切なので、効果あると思いますよ。 以前、大企業の人事の方が「今はインターネットの普及で下手な事は出来なくなりましたよ。」と言ってましたから。 恐らく、彼女は大学名で落ちてる確率の方が高かったと思うんです。 やはり、学閥企業はまだまだ沢山ありますから。 でも、面接官は仕事としてやらなければならない。 普段のストレスを晴らす為にウップン晴らしに使われた気がします。 今の世の中、圧迫面接はありがちなんです。 だから、学生側も面接官を将来上司として仕事がやれる人なのか、 見極めないといけないんです。
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- macha-n
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就職活動中の大学4年生です。 圧迫面接があるというのは、就職活動の常識として教えられていました。 特に驚きなのは、公務員試験では必ず圧迫面接があるということです。 実際に受かった人の話を聞いてみると、TVであったような 「彼氏いるの?」はごく普通だそうです。 セクハラではないそうです。 >本音のところで馬鹿にしていることは明らかです ↑そんなことはありません。これは圧迫面接で受け答えを見ているのだから。 ほかには 受験者「バスケットを中学のときからやってきました」 面接官「公務員の仕事にバスケットって役に立つと思う?」 とか、 面接官「あなたこの仕事向いていないんじゃないの?」 とか 面接官「テストの点が悪いね。向いてないよ」 などです。 合格した人の話によると、 途中で泣き出した女の子や答えられなくておどおどした人は落ちていたそうです。 答えにくい質問や、とんちんかんなことを言ってくる人は 世の中にはたくさんいて、特にお役所にはたくさんきます。 それに対応できる人でないと、お役所での仕事は勤まらないそうです。
お礼
macha-nさん、生々しい現場からの回答、ありがとうございます。 圧迫面接が、まさに私の勤める現場、公務員の世界で、もっとも行われている、という事実に、「灯台下暗し」の気分です。 圧迫面接というもののあり方の是非を考えてしまいました。「彼氏は」の類は、確かにセクハラとはいえないでしょう。しかし、その答えを聞いたあとの面接官の態度如何で、状況は変わってくるかもしれません。 なるほど、こういう状況でいわゆる「逆ギレ」を起こしてしまったり、パニックになってしまうような人では、勤まらない業種もあるでしょう。それでも、私は思うのです。最低限、そういう面接をあえて行うならば、面接後、「実はこういう意図で本日の面接は行われた、非礼はお詫びしたい」ぐらいの通達はすべきだ、と。 また、やはりmacha-nさんの挙げられた例と、テレビで紹介された例とを比べると、質に違いがあるような気がします。たとえ意地の悪い質問をするにしても、純粋に人格を見極めるためか、ただの鬱憤晴らしでいじめているだけか。 受験者も、そこを見極めることができれば、より緊張感のある、意義ある面接になるのでしょうね。ありがとうございました。
補足
この場をお借りしまして、皆さんに改めて御礼申し上げます。 ないものねだりな話ですが、できることならば、そういった面接を実際にやったことのある、つまり面接官からの意見も聞きたかったように思います。 圧迫面接ぐらいでパニックを起こしたり、逆上したりしない人が、現在の即戦力として必要であることはわかります。 で、振り返ると、私の若かりし頃は…落ちていただろうなあ…。今でこそだいぶ丸くなりましたが。 児童、生徒、という、受験者世代の予備軍の子たちと接していると、とうていそんな試験では受かりそうもないぐらい、簡単に傷つき、怒りをぶつけようとする子達が多いです。多かったです。すぐに権利や自由を主張して、何様かと思うようにふんぞり返り、傍若無人に振舞っていたあの子たち。本当に怒るべき時を学ぼうとせず、学生と言えど、人格を思わず否定したくなるような子…。結構いました。でもその子たちが今、そういう面接を受けているのですね。 私、思うのですが、もっと本質的なところを見極められないものかと。 そんな面接で、テクニックとしてだけの「逆上しない対応」を身につけた受験生。本質はどうなのでしょう。圧迫面接とわかって表では怒らないようにしておきながら、裏で違う態度を取って荒れ狂い、「自分は使い分けているのだ」と思い込んでしまっている社員が増えているだけなのではないか、と、かつてその世代の子たちを教えてきた私は感じております。 そんなテクニック、あとで磨いたって遅くないのでは?社会は即戦力だけで成り立つものではない。若いのだから。人として不当に扱われたと感じたら、正直に思いを伝える。たとえ面接時でも。なんだか青臭いこと言いますが、私はそういう人のほうを信頼してしまいます。 表でも裏でも、基本的に人を尊重する姿勢を持ち、テクニックもさることながら、本当に相手を大切にしようとする心を持った社員。そんな人に、次の世代を任せたいと思うのでした。 話がそれました。ともあれ皆さん、本当にありがとうございました。
- tnt
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まず、TVの話はおもしろおかしく味付けされていると思って下さい。 つまり、本当に極端な例です。 とはいっても、普通の面接でも、好き放題言う面接官は 居るはずです。 でも、応募者は机をけ飛ばして(壊さないように!)帰る自由はありますし、 基本的には公衆の面前ではないところで 罵声を浴びせられたのと同じレベルの悪意です。 だから名誉毀損にはあたりません。 しかし、相手(応募者)は当然人間です。 食品メーカーだった不買運動、普通の企業でも悪評を立てるぐらいのことは できます。 だから、本当に企業の面接官がそこまでやるのであれば、 こちらも法に触れないぎりぎりの処で仕返しをするぐらいの 気力は欲しいところです。 そして、それが一番の阻止力になります。
お礼
tntさん、回答ありがとうございます。 今までの回答から、どうやら、あのテレビでやっていたほどの圧迫面接は、現実ではほとんどないものだ、ということがわかってきました。「名誉毀損」についてはあてはまらない、ということを強調するための映像だったわけですね。 でも、全くありえない話でもないということもわかってきました。こういうときの、応募者のとるべき行動の一例をtntさんに紹介してもらい、非常に痛快でした。 (私は現在、就職活動には無縁の生活ですが。) そうですよね、応募者は、面接官と、一種の「契約に関わる話」を進めているのですから、本来立場は同等。こびへつらうのは間違いです。人間として、自分の人間性を包み隠すことなく、人間としての対応をすればよいのですよね。 なんだかちょっといい気分です。ありがとうございました。それにしても、ああいう放映の仕方には、問題がありますよね。私みたいな誤解を抱く人が絶対いたはずです。
- Magician
- ベストアンサー率35% (63/176)
法律の素人ですけど。 「名誉毀損」は、不特定多数の人に名誉を毀損されるような事を公表されるような事を指すのではないか、と個人的に思っていますので、今回の件では特に問題ないのではないでしょうか。 また、採用の一連の流れを「会社の自治」という事を考えれば、裁判所が介入できない問題だと思います。 さらに、採用権限も採用方法も企業に任されている以上、極端なセクハラでなければ、番組の本題のような圧迫面接は問題ないと思います。
お礼
公表されているわけではないし、企業に任せられている、ということで、法的に、「名誉毀損」は問題ないわけですね。ありがとうございます。 人権に対しては、どうなのでしょう。また、あれぐらい極端な面接をする現場も、実際にはあるのでしょうか…。すみませんねえ、番組を見た人しかわからないような質問で…。
補足
すみません、またやってしまいました… 参考URL、「horitu」じゃなくて、「horitsu」でしたね。お詫びして訂正します。
お礼
swmさん、ありがとうございます。 どうやら、「法律」で勝負しても、やや分が悪いような話だ、ということがわかってきました。 圧迫面接に関する参考ページを少し覗いてみましたが、その手のページの内容を信じれば、面接官の人も真剣に、その相手の人格を尊重した上での「圧迫」をしている例がほとんどですよね。これならば納得できます。 テレビで見た例や、swmさんの挙げられたような例は、やはり面接官の立場を悪用した横暴と考えてもよさそうな感じ?です。ちょっと安心しています。 でも、やはり面接官も実際問題、あまりに多すぎる受験者を前に、そういう態度の一つもとりたくなるものなのでしょうか。