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動詞が2つ?
初歩的な質問ですが、よろしくお願いします。 1:The house we ate was hers. 「私たちが食べた家は 彼女のもです」 となると思いますが、 この文の組み立て方がわかりません。 自分でこのような英文を作る時、 We ate the house. It was hers. としてしまうでしょう。 上記のような文法を理解できれば、表現力を広がるようには思うのですが。 2:I am right here. 「right here」 まさにここにいる。ちょうどここにいる。 と強調したいときに「right」を使っているでいいのでしょうか? 3:Is that why she is punishing me like this? Is that why の部分を「それは、なぜ」 「彼女は私にこのような手荒なことをするの」 のような訳になるのでしょうか? (ヘンデルとグレーテルより) よろしくお願いします。
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「私たちが食べた+家」 のように,文的な内容で名詞を修飾するときに関係詞を用います。 ここでは関係代名詞の which か that を用いて the house which we ate となりますが,目的格の関係代名詞は省略することができますので, the house we ate となります。 普通はこのように説明されると思いますが,別の説明をしてみます。 「私たちが食べた+家」のつもりで,日本語的に we ate the house としたら, 「私たちはその家を食べた」という文になってしまいます。 英語の文では主語+動詞+~というのが原則だからです。 そこで,the house we ate のように入れ替えると, これはそのような文ではなくなり, 「私たちが食べた」が「家」を修飾していると見なされるのです。 実は,The house we ate の時点で, 「家を私たちは食べた」のように目的語が前に出た可能性も 日本語ほどではないにしてもあるのですが, その後に was が続くことにより,その可能性がなくなります。 このように名詞の後に主語+動詞とくれば,後から名詞を修飾する という感覚は英語ではとても自然なのです。 ネイティブの子どもたちもこの表現はかなり早く覚えます。 また,この言い方は歴史的には関係代名詞というものが生まれる前から 用いられていて,関係代名詞節の省略というのは結果的にそう見えるというだけです。 中学生にも目的格の関係代名詞は理解しづらく,さらにそれが省略するというと混乱してしまいます。 そこで,学校の教科書でも,その前に 名詞の後に主語+動詞がくれば修飾というのを扱うようになっています。 the book I bought は「私が買った本」などです。 どうしても,特に塾では関係代名詞をしっかりと教えようとするあまり,目的格の省略と持って行こうとして,現実には生徒にとって難しくなっています。 1が長くなってしまいましたが, 2はその通りで,right は時間や場所を強調して right now「今すぐ」のように用います。 right here は日本語には訳しにくいですが, 直訳的には「まさにここに」でいいと思います。 3 Is that the reason why she is punishing like this? 「それが,彼女が私にこのように手荒なことをする理由ですか」 ということです。 この why は the reason を先行詞とする関係副詞ですが, 関係副詞 why を省略することも,先行詞 the reason を省略することも可能ですが, これも簡潔に言うと the reason 主語+動詞 why 主語+動詞 でいずれも「主語が~する理由」という意味になります。 この前に何か理由となるような記述があって, that「それ」とさして, 「それが~する理由なのですか」と言っています。
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- round_st
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おっとすみません。1つめの疑問にしか回答していませんでした。 2、I am right here. この「right」は「just」と同じ意味で「まさに、ちょうど、ぴったりと」という意味の副詞です。副詞だからそう使える、というのは正確ではなく、「そういう使われ方をしているから副詞と呼べる」というのが実際のところですね。 3、Is the why ....? この「why」は「the reason」という先行詞を(習慣的に)常に省略する関係代名詞です。(the reason thatの形は用いられることがある) つまり「why節」を「~が、、、する理由」というふうに考えればよいのです。 Is that why (SV、、)?>>それが「SがVする理由」ですか?
- round_st
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学校での英文法の教え方がいかに大雑把でいい加減であるかを物語る疑問です。 1つの英文に動詞はいくつ含まれていてもまったくかまわないのです。 こういうとびっくりするかも知れませんが、本当です。これは「動詞」という言葉を「名詞、代名詞、形容詞、、」などと同列の「品詞」として述べた場合です。そして「動詞」という言葉はこうして用いるのが正しいのです。 主語と動詞、なんていう言い方が平然とされていることが学習者を惑わず元凶です。「主語」に対する言葉は「述語動詞、補語、目的語」であり、「述語動詞」という「文の要素」の名称を省略して動詞と呼ぶことが混乱を招いています。これを省くなら「述語」という呼び名にする方が望ましいといえます。しかしS,V,O,Cという記号の「V」が「verb」の頭文字であることに縛られ(和訳は意味を正しく伝達することが重要なのでそんなものに縛られる必要はないのですが)たため「動詞」という「短縮名称」が一般化してしまったのでしょう。 私は文法解説をする際、「文の要素」としての「述語動詞」と「品詞の1つ」としての「動詞」を決して混同しない言葉づかいをすることに細心の注意を払っています。 品詞についても、基本は最上位分類である「8品詞」です。すなわち「名詞、代名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、間投詞」という8つしか品詞の最上位分類には名称がありません。品詞というのは「文に組み込まれたときの単語の働きの名称」です。 この8品詞分類の中には「助動詞、冠詞、関係詞、疑問詞、、」などの名称が見当たりませんね?助動詞は「動詞」の下位分類(本動詞に対する助動詞)、冠詞は「形容詞の一種」、関係詞は「接続詞と他の品詞(代名詞、形容詞、副詞)」の機能を同時に持つ特殊用法の名称、疑問詞も「who, what, which, where, whyなど」の「総称」であり、個別には代名詞、形容詞、副詞のいずれかに属します。 質問者さまは「動詞」という文法用語が 1、品詞の中の動詞 2、文の要素の1つとしての「述語動詞」 のいずれを指しているかを今後峻別するようにしてください。それで疑問は根本的に解決します。そして漫然と「動詞」という「どちらの意味にも解釈できてしまう」あいまいな用語を使わないことです。 「8品詞の1つである動詞」 「文の要素である述語動詞」 という明確な言葉づかいをみずから心がけることで、一見ややこしそうな文法(実はいたってシンプルで簡単!)が、すっきりと理解できるようになります。
お礼
私は、(学校?)で、「一つの文に動詞は一つ」と教わったように思っていて、いままで、ずっと動詞は一つと思っていたので、 今日の回答に少し驚きました。 新しい発見でした。 ありがとうございます。
- wind-sky-wind
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#1 です。 タイトルの「動詞が2つ?」という観点でいくと, 日本語でも 「私たちが食べた家は彼女のものです」で, 「食べた」と「です」と 動詞的なものが2つあります(厳密には「です」は助動詞です)。 しかし,明らかに「~ものです」の方が文の中心となる述語であり, 「買った」はそうではないとわかると思います。 英語でも The house we ate was hers. とあれば,the house という主語に対する述語は was の方であり,ate の方は house を修飾する部分である we ate に含まれるものです。 このような観点からさらに関係代名詞というものを説明しないといけないのかもしれませんが,#1 でも申し上げた通り, 関係代名詞を理解する前に, 名詞+主語・動詞という英語の自然な感覚を身につけた方がよいと思います。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 関係代名詞について、問題集などで勉強中は理解したつもりが、自分で文を作るとなると、あやふやで、混乱していましたが、とりあえずは、名詞のあとに主語+動詞。 と回答をいただき、目から鱗?でした。 わかりやすい回答ありがとうございました。 これからもよろしく、お願いします。