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感情を持ったロボット、又はクローンの魂はどうなる?
よくSF映画などで登場するAI(人工知能)を持ったロボットなど登場しますが、彼らは自らの意思で考え感情をもっていると設定されています。もしもこれが真の現実になったと考えて、彼らが故障、破壊などで再起不能になった時、私は『意思と感情』はたましいと考えますが、はたして天国や地獄、はたまた生まれ変わる事があるのでしょうか? 又クローンのケースでもお答えください。 ※人間のクローン、ロボットの完全な人工知能は不可能という概念は捨ててお答えいただきたいと思います。
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質問者様のお立場にはスピリチュアリズムの回答が良いのではないかと思います。 もっとも人間の雑なテクノロジーでロボットに魂を宿らせるのは不可能ですが、その概念を捨てた上でと仰っているので仮に魂を宿らせたロボットが実現したと仮定して考えさせて頂きます。 身体というのは魂の現世における表現媒体です。魂が質の異なる物質世界に影響しようとした時使用する物質がこのたんぱく質で出来た身体というわけです。その身体が死ぬ時は魂が抜け出る時でもあります。 そこで仮定された魂の宿ったロボットはどうでしょうか。表現媒体であるたんぱく質の身体が、金属的機械に変わっただけであって、魂の表現媒体であることに変りはないではありませんか。であるので、魂は表現媒体である機械が完全に壊れたら出て行くしかないでしょう。ところで、壊れた機械が再び直されたら、また幽界から魂が呼び戻される、或いは別物の魂が来るといった前代未聞の事が起こるかも知れません。その魂はロボットに宿る事による修行をする為に来たのです(というか、霊界がその判断をしないと、人間に、ロボットに魂を宿らせる技術を与えません)。 人間の脳科学に意識の正体(クオリア)を解明する事は出来ません。脳科学は物質によって意識を説明しようとしていますが、意識は魂という非物質に端を発しているからです。だからロボットに意識を持たせる事など永遠に出来ません。物質主義から離れなければ。 で、地獄とか天国の話ですが、魂の住む世界は自然霊も人霊も同じ所です。だからロボットに宿ったと言っても、人間と同じ世界に居ます。ただ、好きで寄り集まっているグループは違うと思いますけど(類魂)。 ところでクローンですが、これは普通に生物ですよね。だったら普通に生物として魂が宿ります。もちろん元の人とは違う魂です。この場合身体的個性は全く同じですが、性格はやはり違います。だから脳科学は不思議がるでしょう。この謎を脳科学は永遠に解明できません。脳は全く同じなのに性格は違うという矛盾を。環境の違いと言うかも知れませんが、根本的個性は違うのです。一度やってみればいいですが・・
- pon-san
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こんにちは。 難しい質問ですね。 意志と感情は科学的に考察すると脳の中のことであり、突き詰めると脳細胞とそのネットワークの電気信号で動いています。 従って心という概念も脳の活動が作り出した幻影とも言えなくもないのですが。 一方で脳死状態になった患者さんは脳だけが死んでいるだけで体は生きています。いわばロボットに近い存在ですが、そういった方をロボットみたいには扱いませんね。 またクローンは理論的には倫理問題さえ解決したら人間でも実施可能ですし、AIも(どらえもんのように表情豊かになるわけではありませんが)ずいぶんと進化しました。 そういった人工的なものでも人がそれに愛着を持てば魂が存在すると認識するのではないでしょうか。菜食主義者は別として、普段なにげに食べている肉類・魚類は食料として普通は何とも思わないでしょう?でもおペットとして飼っているものには愛着を持ち、魂の存在を信じるのではないでしょうか。つまりブロイラーや養殖されたものはその個体に気がつかないので魂を意識しづらい、身近にあるものは意識すると言うところでしょうか。 このあたりは人は体をどこまで機械に置き換えたら人でなくなるのか(あるいはいっそコンピュータネットワークに取り込まれてしまったら?)、機械はどこまで知能を発達したら魂を得られるのかという深い考察が背景に作られている「攻殻機動隊」というアニメで一つの解が示されています。今でも話題のアニメでもあるので一度ご覧になるといいでしょう。 結論としては他者から見た個の存在が魂であるのではないかと。天国・地獄、転生輪廻は宗教的概念なので私では分かりません。
- benelli
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科学というより宗教的な考えにもよるのでしょうが、私は人工知能が止まった際は輪廻転生されずにそのまま消滅されるかと思います。 生き物のように世代を重ねて生まれ変わりを繰り返すのならば輪廻転生は(概念としては)ありえるかとは思いますが、人工知能の場合は神様から命を受け取ることなく人間が一から作り出したものであるため、壊れた際に修理されなければそのまま消滅されるにすぎないと思います。それに機械は壊れても修理すれば元通りになると言う時点で、そもそも輪廻転生や命が神に召されるなどといった一般的な命の概念から逸脱しているとも思えます。 ただ、人工知能があるかどうかなどには一切関係なく人工物に命が宿ると言うことはあると信じています。よく船などは同じ名前を世代として引き継ぐようにしたり(有名な世襲した艦名としてはエンタープライズ、ゆきかぜなど)、沈没した船などに、亡くなった乗組員とは別に船専用の墓石を用意したり(呉海軍墓地などには海軍艦艇のお墓があります)場所や時代を問わず、思い入れのあるモノにはたましいが宿ると言われますので。 たましいがあるかどうかと、人工知能があるかどうかはまったく関係のない事柄なのでしょう。 逆にクローンの場合は単に遺伝情報が同じなだけであり、生き物としてはまったく別物ですからそれぞれ異なるたましいを持つ、すなわち一般的に扱われている普通の生き物達と同じであると確信します。
その感情や意志はどのように作られるかによるんじゃないですか? 例えば、罵声を浴びた場合(正確には罵声と判断させる音声が入力された場合)、人間が怒った時と同じ動作をさせるプログラムが働いているだけなら、感情と呼べるのか? また、「バカ」と言われても、その前後の会話や言った相手(親友か仲の悪い人か)によっても人間は抱く感情が違いますが、ロボットもそのようなことができるのか? もし、同じ事が出来るなら、今度は生命とロボットの線引きが難しくなりますね。 タンパク質で出来ているのが生命で、金属や樹脂製ならロボット? その線引きが魂の有無になってくると思いますよ。