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[to]が必要?、それとも?
NHKラジオ英会話講座より Would you rather go shopping,see the ocean,or go to histric sites? 買物に行きたい、海を見たい、それとも史跡に行きたい? 質問: (1)go shopping/go to histric sitesから、toの無い表現に気付きました。普通は「~へ行く」は[go to]だと思いますが、その違いを教えて下さい。 (2)[rather]は「いくぶん、やや」といった副詞ですが、使い方に慣れていません。ネイティブは何気なく使っているように感じています。使い方と、幾つかの例文をお願いできませんか? 以上
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こんにちは。11/2のご質問ではお返事を有難うございました。 ご質問1: <(1)go shopping/go to histric sitesから、toの無い表現に気付きました。普通は「~へ行く」は[go to]だと思いますが、その違いを教えて下さい。。 1.go+~ingの場合は、go+動名詞ということです。従って、その動作をすることが目的になります。 例: go swimming「泳ぎに行く」 go hiking「ハイキングに行く」 go skiing「スキーをしに行く」 それぞれ、泳ぐ、ハイキングをする、スキーをする、という動作の目的に、重点がおかれているのです。 2.一方go to+場所の場合は、to不定詞が「方向」を表す前置詞ですから、その場所に「向かって行く」ことを表します。 ご質問文の例では、historic sites「史跡」は場所を表す名詞であり、「史跡に行く」という、目的の場所を表しているのです。 ご質問2: <(2)[rather]は「いくぶん、やや」といった副詞ですが、使い方に慣れていません。ネイティブは何気なく使っているように感じています。使い方と、幾つかの例文をお願いできませんか?> 1.ratherは「むしろ」「やや」「かなり」「どちらかといえば」といった、「程度」を表す副詞として使われます。 2.ご質問文では、「どちらかというと」という意味で使われています。いろいろ選択肢がある中で、「どちらかと言えば、どこに行きたい?」と「好みの程度」を聞いているのです。 3.用法は以下の通りです。 (1)thanと共に用い、rather than「~よりむしろ」という表現で使われます。 例: He is a writer rather than a scholar. 「彼は学者というよりは、(むしろ)文筆家だ」 ratherはa writerの前に置いても構いません。 (2)wouldと共に用い、「どちらかと言えば~したい」という表現で使われます。 例: I would stay home rather than go out today. 「今日はでかけるよりむしろ家にいたい」 ご質問文はこの用法です。 (3)またこの用法はthanがなくても単独でも使われます。 例: I would rather go.「どちらかと言えば行きたい」 I would rather not go. 「どちらかと言えば行きたくない」 (4)またhadとともに用いて、一種の仮定法過去完了の意味になることもあります。 例: I had rather never have been born than have seen this day of shame. 「こんな恥をかくくらいならいっそ生まれない方が良かった」 他にもいろいろな意味の副詞がありますが、沢山あって書ききれないので、今回はご質問文に即した、「むしろ」「どちらかと言えば」といった意味で使われる、動詞を修飾する副詞の用法を説明させていただきました。 以上ご参考までに。
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- taked4700
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まだ締め切られていないので、自分もちょっと書いてみたいと思います。 多分、tommy0313さんは、go to shopping と言う表現があっても良いじゃないか、なぜなら look forward to meeting you のように to doing の形があるのだから、と感じていられるのでしょう。 1.動名詞は現在分詞と同じ形をしています。ですから、意味としてもある程度重なる部分があります。現在分詞で表される「(今)~している」と言う意味は、今そこに見ることができると言う点で、名詞つまり、モノとしてそこにあり手で触ったり目で見たりできる対象という意味と同じと捉えることが出来ます。つまり、現在分詞は、動名詞という名詞と同じ形を持った結果、それだけ、現実にある今進行しているもの、または、過去そういう行為があって現実の存在として意識できるもの、または、意識の上で現在とか過去に、あるいは未来に、あるまたはあったかのように生き生きと感じられるものとして対象の動作を捉えているわけです。だからこそ、He is used to working in the office.(現実に行われているからこそ、それにに慣れることができる) とか、She devoted herself to keeping peace in that region.(献身するというというのは実際の活動を通して行う)と言う表現が出来ているわけです。 2.しかし、上の表現、つまり、「慣れる」とか「献身する」と言う表現は、意味の重点が、working とか keeping にあるわけではありません。意味の重点はあくまで「慣れる」とか「献身する」にあるわけです。つまり、「慣れる」とか「献身する」ことが意味の中心であり、その対象がworking や keeping であるわけです。その意味で、これらの表現は、I plan to go abroad. とか He wished to play tennis. などの表現と同じです。これらの表現で、to の前後にある動作は、時間的または空間的にはっきり区別できるのですから。 3.to がない go shopping のような表現は、doing の部分に来る動詞にある程度の制限があります。それは、楽しみを表す、または、比較的簡単にできる動作を表すもの、と言う制限です。ですから go becoming a guitarist のような表現はまずありません。go shopping のような表現は、多分、go bad「(モノが)腐る」のように、主語の状態が変化するという表現と非常に近いものだと思います。google で go getting を引くと、Don't go getting my hopes up. という表現が見つかりました。どの程度使われているのか知りませんが、The milk went bad. のような表現と非常に近い使いかただと思います。 4.つまり、go shopping のように、to を使わないで直接doing が来るのは、doing の意味が「楽しみやすぐにできること」なのでそれだけ生き生き意識され、そういう状態にすぐなるという意味でgo doing の形をとっている。He went fishing. なら、「彼は出発したとたん、頭の中は釣りのことでいっぱい」のようなニュアンスがある。 以上なのですが、4の部分は、taked4700 の個人的な感じ方でしかなく、一般に認められている考え方なのかどうかは知りません。
お礼
いつもご回答有難うございます。とても詳しく解説いただき勉強になりました。ingの意味が少しづつ解りかけてきています。1~4を何度か精読します。特に4が直接伝わりました。素晴らしい企画、素晴らしい回答者の皆様です。今後とも宜しくお願いいたします。敬具
- Hideto123
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>(1)go shopping/go to histric sitesから・・・・ to は前置詞ですから、具体的な地名、場所などの名詞が続くときに必要で、 ここでの shopping は動名詞ではなく、現在分詞の副詞として働いているので、 前置詞が必要ないということではないでしょうか? 話し手の頭の中に具体的な場所のイメージなどがなくて、 漠然と「買い物」という行為を意味している というようなことでは ないでしょうか。 >(2)[rather]は「いくぶん、やや」といった副詞ですが、使い方に慣れていません。 まずは、お手元の辞書の例文を覚えてしまいましょう。 「使い方に慣れる」ための第一歩は、それで十分だと思います。
お礼
いつもご回答有難うございます。今回もとても役に立ちました。チョッとした疑問でも質問できるこの「教えて!goo」が大好きです。回答者の皆様にはいつも感謝しています。今後とも宜しくお願いいたします。まづは御礼まで。
お礼
今回もとても丁寧で判りやすい説明でワクワクして拝見しました。 >go+~ingは動作の目的に重点、>toは目的に向かって・・等、からよく理解できました。またratherについては>rather than/would rather/had rather等について教えていただきました。十分理解できますし、これを足懸りにいろいろな表現を覚えて行きます。お忙しい中、いつも回答いただき感謝に耐えません。今後とも宜しくお願いいたします。敬具