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マネーロンダリング

新聞に手口として次のようにありました。 銀行に架空の法人名義の口座を開設し、そこに海外から入金する。 すぐに現金で引き出し、口座を持たない別の銀行に行き、海外に 送金する。 このことでどうして不当に得たお金がきれいになるのか、よくわかりません。 お金ですから、そんなことしなくても、使えるのではないですか。 どうぞ教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

1000円や1万円程度の小銭ならともかく、何千万~何十億と言った大きなお金の動きはよく目立ちます。犯罪で得た資金を貯めておくにせよ、別の何かに使うにせよ、身元が簡単にばれて口座の凍結や差し押さえを食らう危険がかなり高いのです。買い物にしても、スーパーやコンビニで買い物をする訳ではありませんので、本来の目的の買い物(例えば不動産や美術品などの購入)の際に多額の資金が必要となった時、そのお金はどこから???という事で色々調べられるとばれる訳です。 したがって「安全に」お金を使うために、架空口座などを利用してお金をどんどん移し替えることによって、お金の動きの履歴を消してしまう(仮に遡っても架空口座だと身分情報などが嘘なのでそこより以前を調べることが困難になる)ことにより、「きれいな」お金に換えてしまうのです。

b-nobel
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 ”架空口座だと身分情報などが嘘なのでそこより以前を調べることが困難になる”とありますが架空口座とわかれば、そのこと自体で犯罪と証明できるのではないのでしょうか?

その他の回答 (2)

回答No.3

マネーロンダリングの例を話しましょう。 質問者の方が、お父上から、なにかのきっかけで200万円もらったとします。 これは贈与ですから、本来、税務署に贈与税を払わないといけません。 しかしお父上が、「まあいいだろう」と言って、一旦現金にして、別な銀行から、質問者の方の銀行口座に振り込んだとします。 あるいは、現金の形で質問者の方に手渡し、質問者の方が銀行の窓口で入金してもいいです。 (あくまで例として話しているだけで、気を悪くしたら許してください) これがもし2億円だと、税務署も注目するでしょうが、200万程度ですと、一旦現金にしているため、追いかけにくく、うやむやになってしまうのです。 何年か先、マンションを買うためにこのお金を使い、税務署から「購入資金についてのお訊ね」が来ても、「かねてから用意していた預金を使いました」で、通ってしまうのです。 結局、お金はきれいに洗われ、贈与税は払わずに済んでしまったことになります。 麻薬組織のマネーロンダリングの理屈も、基本的にはこれと同じです。 わっかるかなぁ。

b-nobel
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ポイントはある程度、小口にすることと 現金化ですね。

回答No.2

#1です。 >架空口座とわかれば、そのこと自体で犯罪と証明できるのではないのでしょうか? 証明は出来るかもしれませんね。でも証明したから何?ということです。確かに、架空口座と分ればそこは凍結されるでしょう。凍結以後はその口座を利用した資金洗浄は不可能です。しかし、ばれたならまた別の口座を用意するだけです。そもそも、架空口座とそれを使用する人との間に結びつきがない(実在の人の情報を元に勝手に口座を作成するetc)場合は、犯人とのつながりが無いので捜し出すのは難しいでしょう。入金や送金も架空の人物になりすますでしょうしね。あるいは本人が口座を開設し、ごく短期間資金洗浄のために口座を利用し、あとは海外へ逃亡することだって可能かもしれません。日本では本人確認法が施行されてだいぶん厳しくなったとはいえ、そうした組織にとっては抜け道は色々あると言うことでしょう。

b-nobel
質問者

お礼

度々、どうもありがとうございます。 たいへん、よくわかりました。 ”抜け道は色々ある” いつまでたっても、イタチゴッコですかね。

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