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ガン細胞
現在、高校1年です。ニュースでガン細胞だけを見分けて、その細胞の中に入り込み、増殖分裂をしてガン細胞を破壊するウィルスの研究を見ました。 祖母・祖父ともにガンで亡くしています、すばらしい研究だと思い。将来、ガンに限らず医療分野での研究職につきたいと考えています。 そのための進学ルートとしてはやはり、医学部だけなのですしょうか。 職業分野として細胞検査士とか臨床検査技師とか色々あるのですが、それらは専門学校でもなれるそうです。でも実際のところ専門学校卒業ではそういった研究は出来ないというハナシも聞いたことがあります。 医学部へ行くほどの金銭的余裕がないため、専門学校にしようか他の道があるのか悩んでいます。。進学ルートも見えきっていないので、お知恵をいただければと投稿しました。
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- shallshall
- ベストアンサー率25% (2/8)
貴兄の進路に関することでなくてお許し下さい。 ガン細胞に入り込み増殖するウイルス、というお話を聞いてある医療関係に携わる方の話を思い出しました。非常にワイルドな発想だと思いますが「ガン細胞をもってガン細胞を制する方法があるのではないかなー」というのがその方のお話でした。示唆に富んだ発想で、これは医学ではなくてまずは基礎生物学か病理学の分野かなと感心したことがあるので忘れないうちにお伝えします。 それと、経済的などの諸問題はあると思いますがご自分の持っている目標に対して予断なく邁進されることを希望します。
- kotitaro
- ベストアンサー率23% (3/13)
こんにちは。理系院生のものです。 質問内容から考えると、医療よりも基礎医学研究(生化学、細胞生物学、免疫学)をやりたいのかなと思いました。 この分野だと、医学部医学科に行かなくとも、医学部生命科学科(九州大学、鳥取大学)、理学部や薬学部、工学部、農学部の生物系に進み、研究するとなれます。 医学部医学科以外の学部出身者でも医学研究者にはなれるのです。 ただし、医師免許は取れないので、医療行為はできません。 もしも医師にこだわるなら医学部めざして頑張ってください。 私立の医大は何千万もお金がかかりますが、国公立は安いです。 ちなみに防衛医科大学校に関してですが、ここは自衛隊の医務官(つまり軍医!)を養成する学校で、入学することは自衛隊への就職と考えてください。防医大生は自衛官なので、給与が出るのです。
- qrl
- ベストアンサー率73% (19/26)
大変立派な目標があるのに、金銭的な余裕がないという理由であきらめるのはもったいないことです。もし、医学部を目指すのであれば、前の回答者の言われているような防衛医大もありますし、他に、自治医大も卒後数年間の地域医療への従事を義務に、学費が免除されています。こちらは各県ごとの選抜で、一般の大学と志願の方法が異なるので、大学のホームページを探してよく理解しておく必要があります。また、国公立や私立の医学部を目指す場合でも、地域の医師不足もからんで、結構な額の奨学金を貸与してくれる自治体がありますので、良い条件の奨学金を探してみるのも良いでしょうね。例として岩手県の奨学金をリンクとして挙げておきます。 あとはyasu44gooさんのがんばり次第です。勉学に邁進して下さい。
- george777
- ベストアンサー率60% (9/15)
細胞検査士というのは知りませんでした。臨床検査技師はたしかに専門学校からでもOKですが、大学もあります。 ただ、その後臨床に行くのであれば、専門でも大卒でも若干待遇に差があるだけで、アカデミックな研究ができるかどうかというのは職場にもよるかとおもいます。 生命科学、特に分子生物系の実験は臨床で行っていることは少ないでしょう。 その意味でNo2さんのおっしゃる意味は正しいとおもいます。 基礎研究目的であれば、専門学校から臨床検査技師というのは遠い道のりかとおもいます。ただ、臨床検査の大学を出てそのまま院に進んだものや、医学部の院に入った知人を知っておりますので補足させていただきます。 それから薬学部という選択肢が出てませんでしたのでこれも補足させていただきます。有名な分子生物学講義中継という本の著者は薬学部の出身だったとおもいます。 応援してます。一緒にがんばりましょう。
- saboten30
- ベストアンサー率35% (6/17)
医療分野の研究でも広いですよ。 医学部に行って、医者になるだけではありません。 私は、普通の大学の工学部出身ですが、医薬品用の高分子(ポリマー)の研究開発をしています。大学進学であれば、材料分野としては最近バイオマテリアルという表現をされていますが、材料の研究をされている研究室があります。たとえば透析には中空糸モジュールといわれるカートリッジが使われます。この中に血液を通すと、血液は拒絶反応を起こして凝固したりするので、血液抗凝固剤であるへパリンというものを血液に入れて透析します。でも透析が終わっても、血液中に残ってますので、治療後にけがをすると血が固まらないというデメリットもあります。血液が拒絶反応しないような材料づくりをしようというのがバイオマテリアルの分野です。これ以外にも生体内、生体外で治療や診断、医薬品に使われる材料や機械があり、そういったものを研究開発されている人もいるということです。 機械系に進めば、たとえば医療用レーザーや透析装置など病院等にある医療器械の開発の仕事があります。 大学進学であれば、大学名ではなく、そこにある研究室がどんな研究をしているのか調べてみてください。研究室のwebページをみれば、どんなことをしているのかよく解り、自分がその研究に関われば、こんな仕事につけるかな?と想像して、大学を選んでください。
- potetan
- ベストアンサー率16% (7/42)
yasu44gooさん。 高校1年生でそれだけの事を考えている貴方は立派です。 だからこそ、ぜひ医学部進学を目指して下さい。国立の医学部であればそれほど高額ではなく、奨学金等をもらえば卒業できます。大志を実現するには苦労はつきものです。今から努力すれば十分間に合うはずです。ぜひ医学部進学に向けて受験勉強を始めて下さい。 ちなみに、細胞検査士や臨床検査技師などというのは、技師に過ぎず、アカデミックな研究をすることは先ずできません(臨床の単なる補助スタッフと思って下さい)。専門学校卒業でバイオサイエンスの研究に従事するのは先ず不可能です。 なお、一応、他の道を示しておくと、生物学系の学部に進学し、ドクター(博士号)を取得するという道はあります。臨床の道は断たれますが、癌細胞を破壊するウイルスの研究等、基礎研究であれば可能です。例えば、ノーベル生理学賞をとった利根川進などがこのキャリアに該当します。調べてみることをお勧めします。 但し、ドクター取得には、学部4年、大学院5年の履修が原則として必要であり、計10年近く大学生活を送ることになります。また、その後はポスドクとして不安定な生活を送ることになります。この点を考えれば、医学部6年で医者になった方がはるかに人生の選択としては安全確実であることは間違いありませんし、貴方の夢の実現にも医学部進学が一番ベストです。 生物学系の学部に進学する場合は、大学選びも重要です(医学部もそうですが・・)。バイオ関連の研究は世界的にも競争が非常に激しく、優れた論文を発表するには大きく資金力のあるラボに入ることが必要不可欠です。米国の大学院への進学も視野に入れておいた方がいいでしょう。 すると、当然ですが日本の一流大学への進学が必須となります。具体的には、関東であれば、東大、東工大、筑波大、慶応、早稲田、最低でも東京理科大レベルは必要です。 嫌になってしまったかもしれませんが(苦笑)、ガン細胞をウィルスで破壊するという程のアカデミックでインパクトのある研究をしたいならば、これが現実です。まだ、高校1年生、夢の実現に向けてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。あとは貴方の意思次第です。すばらしい研究をするためには、それ相応の社会的地位が必要ということです。
- sirayuki12
- ベストアンサー率25% (80/308)
是非とも夢が実現できると良いですね。 医学部が金銭的に難しいとの事ですが、「防衛医科大学校」をご存知でしょうか。 自衛隊関係の医官(医師)を育成する教育機関です。 学費は無料です。 さらに月々の手当や期末手当も支給されます。 卒業後は一定期間自衛隊に勤務しなければなりませんが、その後は自由だと思います。 医師としてのキャリアは積めると思います。 不明な点は防衛医科大学校か自衛隊の各都道府県にある地方連絡部(募集事務所)に問い合わせてみてはいかがでしょうか。 応援します!
- 参考URL:
- http://www.ndmc.ac.jp/
お礼
無料という大学が存在することすら知りませんでした。ありがとうございました!
お礼
生物学系の一流大学が他の道ですね、それ相応の学力が必要なのは知っていましたので、大丈夫です。 ご回答のおかげで自分のとるべき道は医学部が一番近道だということが分かりました。 とても丁寧な回答ありがとうございました!