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火災の被害について

隣で建築中の家が火事になり、我が家も屋上部分だけですが損傷があります。(火事になった家も我が家も同じ工務店です。) 取り急ぎ、損傷した壁をビニールシートで覆ってもらい、早急に復旧と家の中のクリーニング(消防隊が土足で入ったため)を工務店にお願いしています。 もちろんその費用は工務店もちですが、現状からの復旧だけで大丈夫なのでしょうか? もし後に建物自体に何か不具合が生じたら?といろいろ不安です。 どこまで工務店に言っていいものなのかも分かりません。 アドバイスお願いします。

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  • t_saito
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回答No.2

楽しみにしていた家が火災の被害にあうとは、とてもお気の毒です。 火による損害はもとより、消火活動に伴う様々な損失も計りきれないものがあるでしょう。 一般的に、火災による類焼などの被害を受けた場合には、民法709条の規定に拘わらず「失火ノ責任ニ関スル法律(略称:失火責任法あるいは失火法)」により、出火元で余程の重過失がない限り弁償してもらえません。 ●お隣とお宅は同時施工の工事中なのでしょうか。お宅も新築工事中ということであれば、工事中の建物やそこに運び込まれていた資材など、すべての所有権は工務店のものです。 新築の家が貴方の財産になるのは、支払いを全部済ませると同時に、鍵の引渡しを受けた時点からです。登記はその後行います。 貴方は、新築の家を建ててもらう契約をしているわけですから、基本的には工事中の建物は水害等もありますから、総て解体して、新規に作って貰ったら如何でしょうか。 ただ、完成が遅れることは覚悟しなければなりません。 jan3 さんにも、いろいろと引越しの準備や計画があると思いますが、長い目で見ると、予算的にもやり繰りして、今少し我慢してでも、納得のいくように工務店と折衝されたほうが良いと思います。 現在仮住まいで、借家におられるとすると、期間延長で損をすることになりますが、一般にはそこまでは請求できないでしょう。工務店も火災保険では賄いきれない予想外の損失を蒙っており「武士の情け」でしょうか。 ●お宅がすでに、貴方の所有物になっている場合には面倒です。 法律的には、冒頭に述べた重過失が工務店にあつたかどうかです。 重過失とは、次の主な判例から想定することになるでしょう。 ・天ぷらでの揚げ物 主婦が天ぷら油を入れた鍋をガスコンロで加熱したままその場を離れた間に引火 ・暖房器具(就寝中) 電気ストーブをつけて布団で横になったところ眠ってしまい布団に火が燃え移って引火 ・寝タバコ 寝タバコで引火、火災が発生 これらは判例の一つですからケースバイケースではありますが、確かにほっておけば危ないなというのは分かると思います。 そういう意味からすれば常識的な範囲の中で危険だと思うことは、重過失になることが考えられます。 判例にあるかどうかは判りませんが、 ・塗料を置いてある近くで煙草をすった。(工事現場では水を用意した決められた場所以外では禁煙が常識です) ・トーチランプを消さずに別の仕事をしていた。 などは、工事現場で最も注意すべき事項として常識です。 しかし、法律とは別に、工務店と貴方は人間関係ができていますので、先ずは話し合いで、良い方向に持っていく努力の方が大事でしょう。 法律を持ち出すのは最後の最後です。 一度これを口に出したら徹底交戦を覚悟しなければなりません。 交渉の過程で、貴方の頭の中に入れておくにとどめましょう。 この場合の手直しの範囲ですが、次の事項を参考にされたら良いかと思います。 ・木部…焦げている柱・梁・筋交い・火打ちなど主要構造部分は強度低下になります。絶対交換でしょう。 木部の二次材料は、その存在目的と照らし、多少の焦げ目くらいはOKかも知れません。 ・コンクリート部…コンクリートは最初アルカリ性ですが、経年と共に中性化していきます(中性化したら寿命です)。火災のように高温にさらされると多少は劣化するかもしれませんが、さほど心配はないでしょう。 ・屋根の下に敷く防水シートが焦げていたら即補修でしょう。 壁の表面が剥がれ、内側(内部)にある防水シートが焦げていたら出来れば補修した方がいいと思います。 ・壁の表面は一見異常がないようですが、長時間炎にさらされると、内部が劣化(柱等の炭化)していることがあります。一番怪しそうで補修しやすい部分を一部剥がして確認したほうがいいかも知れません。 ・壁の中に水が入ったとすると、放置しておけば木部の腐りが早くなりますので、乾燥を考えましょう。 このような点検と対策は、知人で詳しい人を知っていれば、立ち会ってもらったほうが無難でしょう。

jan3
質問者

お礼

ありがとうございます。大変参考になりました。 我が家は住んで半年になります。 出火原因もまだ分からないそうで、警察の許可が出次第建物を取り壊し我が家の修理にまわるそうです。その際、保険やさんや私たちも立会いの元、損傷した壁をめくり中の状態を確認するとのことです。 その状況によって今後を話し合って生きたいと思います。

その他の回答 (1)

noname#44914
noname#44914
回答No.1

災難でしたね、 私の場合は、火事ではなく、建物を半分に切ったことなので、少し事情が違いますが、それでも家は、揺れるは、壁は落ちるは、ETC、大変でした。私の採った行動は、弁護士に相談をし、内容証明を送り、全権委任をしました。お金は少し掛かりましたが、心配は減りましたよ。

jan3
質問者

お礼

ありがとうございます。