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天才はなぜ鬱病になったのか
AOL(America Online)の子会社Nullsoft(mp3プレイヤーWinampなどの開発元)の一社員、Gene Kan(ジーン・カン)が開発したファイル交換ツール。 発表された直後にAOLにより削除されたものの、オリジナルのGnutellaは多くの人にダウンロードされ使われた。バージョン0.4まではNullsoft製だが、0.5以降はNullsoftから手が離れており、AOLとは無縁である。またGnutellaの動作を解析して作られたクローンも複数登場している(例:gtk_gnutellaやGnotella、Gnucleusなど)。 当初はオープンソースのGNUソフトウェアにするつもりで作者はこの名を選んだようだが、オリジナルは遂にフリーソフトウェアにはなれなかったようである。 類似の機能をもつソフトウェアにNapsterなどがあるが、このソフトは中央サーバ経由で接続する必要が有るため、違法データの交換で足がつきやすく、また中央サーバが止められると利用できなくなるという問題があった。対しGnutellaは任意のコンピュータに接続し、お互いがP2P(Peer to Peer)の関係で数珠繋ぎのように接続される形態を取るため、接続先となるマシンのIPアドレスさえ分かれば(アングラサイトで公開されている)自由に利用でき、何らかの圧力で利用を制限されることがないという利点がある。またNapsterはmp3しか交換できないが、Gnutellaはファイル形式に依存せず、どんなものでも交換可能という点で異なっている。 Gene KanはP2Pファイル交換/共有の草分けを作り上げた天才プログラマだったが、2002(平成14)年6月29日、鬱病による自殺により、25歳の若さでこの世を去ってしまった。 ================================ この人はなぜ鬱病になってしまったのでしょう? 憶測でかまわないのでおねがいします。
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質問者が選んだベストアンサー
他の方の回答にあるように、天才と呼ばれる人に精神疾患の経歴がある人が多いことは、事実かと思います。 私がちらっと思い浮かぶだけでも、『武士道』の著者の新渡戸稲造は一時期うつ病に近い症状をもっていたようですし、第二次世界大戦時にイギリスの首相になり、最後までヒトラーに屈せずに戦争を指導したチャーチルは、精神病で入院した経歴があります。 理由についていくらか考えたことがあるのですが、いわゆる天才という人は孤独な存在です。 なぜなら、彼らは他人が気づかないこと・考えもしないようなことを考えているため、理解者が少ないからです。 理解者が少ない中でもあれこれ物事を考えつづけ、それでも何かを成そうと努力していけば、途中で心や体の病に倒れてしまうことになっても、無理はないかと思います。 それから、質問者の方が紹介しているファイル交換ツールのGnutellaの開発者についてですが、ユーザーからのニーズが多くあったことは私も理解していますが、やはり著作権の問題が未だにクリアされていない状況にあっては、世間一般から理解されることは難しいといわざるをえません。 日本でもウィニーの開発者は、立件の内容は忘れましたが、警察に逮捕されています。 またファイル交換ツールのユーザーも、やはりアングラ的な使い方をしている人が多いため、公の場でソフトの開発者を支援することは難しく、匿名のネットから応援するしかないため、社会的な非難から開発者を守ることができなかったと思われます。 社会的な非難を受ける中、自分を支持する組織や人が脆弱な状態では、やはり精神的に追い詰められてしまうことは、避けられなかったのではないでしょうか。
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- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
昔読んだ本に、「人は自分達より半歩進んだものを称えるが、二歩進んだものを狂人と呼ぶ」とありました。いえてると思います。
- gazop
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病気なんてものは後付けにすぎない。 一部の天才は世の中の真理と仕組みに気づいてしまって絶望する。
- zosterops
- ベストアンサー率38% (220/570)
鬱病といっても、ひとくくりにできないと思います。 正しくは「気分障害」のひとつを「うつ状態」と表現するのです。今、ちまたで「うつ」という言葉が流れていますが、気分障害の段階や症状と自覚感覚や対処治療は、さまざまです。 私も、インターネットを長時間していると、 画面を眺めているセミリアルな自分の精神世界だけに閉じこもっている状態と、 画面から離れて戻る、リアルな生活世界との間に隔たりを感じます。 その方も、長時間プログラミングにかかわり、 そういった隔たりと自我状態の回復の過程で、何らかの気分的な障がいを発したのではないでしょうか。 真実は、その方にしかわからないと思います。 特にその理由は。
- Fenrisulfr
- ベストアンサー率22% (21/95)
その人のことは全然知りませんが、 世に天才と言われた人は、一人の例外も無く精神疾患を患っていたという事実があります(大学の講義からの引用ですが)。 特に物凄いのが夏目漱石で、記録を調べてみると精神疾患の見本市のようにあらゆる症状が散見されるそうです。 その人も、天才の例にもれず病んでいたのでしょう。