市販の予想問題集は、
検定試験日の何ヶ月も前に、出版されるため、
検定試験問題の作成者は、
予想問題の中身に、わざわざ、事前チェックを入れ、
予想を外した試験問題を作る…という噂を聞いたことがあります。
肝心の本試験問題が、
いつ頃、作成されているのかは判りませんが、
各専門学校が、本試験二週間前ぎりぎりに、
ようやく、公開模試実施に踏み切る理由は、
模試の中身を、試験員に悟られないための配慮だとか…。
真偽のほどは、定かではない説なのですが、
確かに、市販の予想問題が、本番で的中したという話を、
私が、今まで、耳にしたことがないのは、事実です。
自分も、三級と二級は、独学受験でしたが、
予想問題集は、頭から、買いませんでした。
専門学校で、二級を取得した友人は、
本番一週間前でも、全然、点数が伸びないと、泣いてました。
ところが、いよいよ三日前…!という日に、
学校の先生が、独自に予想した出題分野を、生徒に公表し、
それに望みを託して、スパートをかけた友人は、
見事、本番で、満点近い得点を稼ぎ、合格。
先生の予想が、八割方、当たっていたらしいです。
専門学校も、高い受講料をとるだけの予知能力はあるのでしょう。
過去問題を解いて、不安に感じるなら、
予想問題集とわず、新しい冊子に手を伸ばすより、
既に解いた冊子の問題を再び解き、
解けない分野に特化して、訓練を積んだ方が、
学力は、確実に着きます。
簿記講師・一級合格者・会計士合格者…皆、この意見は同じです。
一度解いたところを、新たな目で見直すことで、
今までは気付けなかった弱点を、脳の中で反復練習でき、
新たな自信に繋がる確率も高いですよ。
あれもこれも…と手当たり次第に、目新しい課題に着手しても、
出題の傾向が少し違うだけで、解けなくなったりした場合、
今まで積み上げてきた自信まで、逃してしまいます。
今の時期、そうしたスランプに陥ると、
なかなか、軌道修正は難しいです。
二級までは、成績の浮き沈みが、はっきりしていますが、
表面上の点数に、振り回されないで下さい。
間違えないことより、間違ったところを大切にして、
最後まで、こつこつ粘った人が、本番では勝ちます。
がんばってください。
お礼
予想問題集には色んな裏事情?があるのですね。^^ 今はまだ過去問を一巡りするどころか、テキストの本支店会計を これから学習するところで時間的にも余裕がなさそうなので アドバイスしていただいたとおり 「間違ったところを大切に」してこれからの学習を無駄なく進めていきたいと思います。早くも自信喪失気味でしたが、まだまだ望みを捨てないで頑張ります!ありがとうございました!!