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セカンドオピニオンを受けたのが逆効果に・・
某有名病院に行きました。 癌が再発し、周りからあの医者はダメだから「セカンドオピニオンを受けたら」と言われ、母は何年も見てもらってる医者に「別の病院の意見を聞く為に」と言うのはイヤだと渋っていました。 しかし、母の母(祖母)が高齢でもまだ健在なので、先に死ぬわけにはいかないと思い、なんとか助かる道があるかと、良い治療法や助言を与えてもらいたくて行きました。 今の医者は二つ返事で「いいですよ!紹介状も書きます!ウチが予約してあげます!向こうなら通える範囲ですからね!」と全てやってくれました。 母から聞いた私は「まだ通うとか今の病院を変えるとかの段階ではないのに」と思いましたが、もしかしたら手の尽くしようがなくて、大病院に丸投げしたかったのかもしれません。 そして、セカンドオピニオン先で言われたのは 「今の治療は適切だと思います。術後半年で今こうして私の前に居るのは奇跡的な回復があったから。今まで何種類も投薬してるのを見ると、これからの治療法はもう全て手を尽くしたって感じで・・ 今リンパに転移してるのは1ヵ月後とに数センチ単位で大きくなるかもしれない。こちらの病院に移っても治療法は変わらないし、メリットはないです。遠くのこの病院よりもこれから体力が衰えていくのを見て近くの病院と言うのはメリットガ大きい」と言われてしまいました。 母はまさか、そんな癌専門の病院で、これ以上手の打ちようがない、半年生きられたのは奇跡とか、言われるとは思っても居なかったので、 その場に居た私も、母の落胆した顔と言ったら・・一点を見つけて何も言えず、見てられませんでした。 予約から4時間以上も待たされ、30分一万五千円のセカンドオピニオンで話はたったの15分・・ しかもワザワザ最終宣告を受けに来たようなもんで、 私や周りは本当にセカンドオピニオンを進めなきゃ良かったと後悔ばかりしています。
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♯2です。 全がん協の各医療機関治療成績データのURLに誤りが有りました 正 http://www.gunma-cc.jp/sarukihan/seizonritu/seizonritu.html このサイトの施設別生存率をクリックしてください。
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- tnmg4
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終末期の緩和医療を施行するホスピスやホスピス治療に対して、少し誤解されていらっしゃるようなので、一言アドバイスを追記させていただきます。 癌が進行して、どのような治療を施しても根治不能の病態を迎えると、癌による合併症や癌性疼痛など様々な障害が引き起こされます。それらの合併症や癌性疼痛などを的確に治療しながら、癌患者さんが医療施設であるホスピスやご自宅で、癌患者さんが望まれる有意義な生活を少しでも長く過ごせるように支援する治療、それがホスピス治療です。言葉を換えれば「癌患者さんの全人格を支援する治療」が「ホスピス治療」と言えます。 ですので、ホスピスでは緩和治療を続けながら、癌患者さんが望めばご家族やペットと一緒に生活したり、お酒も飲むことも出来ます。また、長年住み慣れたご自宅で過ごしたいと望む癌患者さんには、ホスピス医や看護師やヘルパーさんが往診して支援する「在宅ホスピス医療体制」も近年は充実してきています。 さらに、一昨年がホスピス治療は保険適用され、治療費は定額制(市町村によって異なりますが、約4万円/月+食費)となりました。 ホスピス・緩和ケア・在宅ホスピス制度に付いては、以下のURLの「日本ホスピス緩和ケア協会」サイトをご参照ください。
- 参考URL:
- http://www.hpcj.org/
- tnmg4
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母上様の大変厳しい病態とあなたのご心痛お察しいたします。 さて、医学が進歩したと言われる現在でも、日本人の約1/2人が癌に罹り、約1/3人が癌で亡くなっています。つい半世紀前には癌は不治の病と言われ、例えどのような治療を施したとしても、悲しい結末を迎えることが圧倒的に多かったのです。それでも今日、癌を少しでも克服できるようになったのは、CT・MRI・PET・超音波など画像診断技術が格段に進歩したお陰で、癌を早期に発見して早期に治療を開始することが可能になったからなのです。 このように著しい進歩を続けてきた癌治療ですが、例え早期発見したとしても寛解=完治可能な治療は、今日でも外科的手術療法と放射線療法(化学療法との併用も含めて)だけなのです。昨今、分子標的治療薬などの抗がん剤がマスコミの話題に上ることがありますが、抗がん剤治療(化学療法)で寛解する癌は、造血器由来の非上皮性悪性腫瘍である白血病と悪性リンパ腫の一部と上皮性悪性腫瘍の精巣腫瘍だけです。それとても癌の進展によっては、残念な結末を迎えることが多いのも隠しようのない事実なのです。 以上の点を考慮された上で、以下の私見をお読みください。 癌は早期発見した段階で、決して再発や転移を来さぬように、根治を目指した治療戦略を如何に選択し施行できるかに尽きます。そのためには、先ず癌患者さんはご自分の癌の正確で詳細な病態を熟知することが大前提となります。その上で、ご自分の癌に関するエビデンスの高い治療情報を収集して、ご自分の癌に対して最善の治療が選択できるように最低限の医学知識を学ばれることが、結果的にご自分の生命を自己防衛できることになるのです。 ご自分の癌の正確で詳細な病態とは……、臨床所見の「TNM分類」の各数値。病理所見の「組織型」と「分化度」です。以上は必要最低限の情報ですので、必ず主治医にお尋ねになってください。その上で、癌治療に関して世界で最もエビデンスが高く、世界標準の癌治療情報が網羅された米国国立癌研究所(NCI)の日本語サイトで、ご自分の癌に関する治療情報を学んでください。 そこで、あなたのご質問にお答えします。 >癌が再発し、周りからあの医者はダメだから「セカンドオピニオンを受けたら」と……(略) 上記のように、私は「癌は早期発見した段階で、決して再発や転移を来さぬように、根治を目指した治療戦略を如何に選択し施行できるかに尽きます」と記しました。ですので、セカンドオピニオンも癌発見時に実行すべきだった思います。再発や転移を来した病態ですと、殆どの症例で寛解=根治を目指した治療は適用されません。延命目的や緩和目的の対症療法的な治療となります。しかし、この緩和治療の中身次第によっては、母上様は、QOLが高く日常と変わらぬ生活が、少しでも長く続けられると思います。 >癌専門の病院でこれ以上手の打ちようがない……(略) 例え世界最先端の癌治療を施行している癌専門病院であったとしても、母上様のように癌が再発転移を来たし進展し続けたら、残念ですが根治を目指す治療は不可能となることは厳然とした事実なのです。 >30分一万五千円 日本のような国民皆保険制度のないアメリカでは、セカンドオピニオンを専門医から受けた場合、約3時間以上も掛けて懇切丁寧に相談に乗ってくれますが、約30~80万円ほどの費用が掛かります。 >後悔ばかりしています。 日本人の1/2人が癌に罹患するのに、日本人の誰もがご自分や愛するご家族が癌宣告されるまでは、癌治療に全く無関心でいる。癌治療に関する正しい医学知識を例え少しでも学ぼうとしない。これらの点に、残念ながら全てが帰趨するように私は思えてなりません。 最後に、いまあなたが母上様にして上げられることは、心身伴に安らぐ医療環境を探して上げることではないかと思います。ホスピスはそうした選択の一つとしてお考えください。
お礼
少しでも医学知識を学ぼうとしない。。おっしゃる通りです。 知識ゼロであの医者はダメだ。あっちの医者に行こう。と言ってる時点で間違っているのかも知れません。 私は遠く離れて両親と一緒には住んでませんので、生活を見直すとか、あれがいいよ、これがいいよ、と四六時中言うわけにもいかないです。 今回のセカンドオピニオンをするのにも、相当時間がかかりました。 高齢の母に癌に関する本を与えた所で読まないと思います。 では、どうしたらいいのか。やはりお医者様にすがるしかないのです・・ 癌と戦う。とするとイヤでも自分の状態、生存率を目にします。 母にはそれが耐えられるほど強くないと思います。 ホスピス=死ぬまでの場所に思えてなりませんが、もしかしたらお世話になるかもしれないです。。 サイトを見ました。 あのサイトをちゃんと理解するまでには時間がかかりそうですが これからユックリ見たいと思います。 貴重なお話をありがとうございました。
こんにちは >そんな癌専門の病院 公立の東京都と千葉にあるセンターと付く病院ですか そうでなければ、無視していただいて構いません。 もし、その病院であれば、お気の毒ですが、質問者様のセカンドオピニオン先の判断に誤りがあったと思います。 確かに、一般人からすれば、がん治療、研究はでは日本有数の施設と思われて当然だと思います。 5年生存率のデータも高い数値が報告されています。 しかし、それには理由があります。(URL参照) http://skyteam.iza.ne.jp/blog/entry/327390 ついでに、全がん協の各医療機関治療成績データ(URL参照) http://www.gunmacc.jp/sarukihan/seizonritu/shisetsubetsu_list.html この二つのWEBサイトを読んでいただければ、どのような体質の施設かご理解されると思います。 >今の治療は適切だと思います。術後半年で今こうして私の前に居るのは奇跡的な回復があったから。今まで何種類も投薬してるのを見ると、これからの治療法はもう全て手を尽くしたって感じで・・ 私の母もスキルス胃がんの腹膜転移で、藁にもすがる思いで遠路はるばる受診に行きましたが、同様な診断でした。 この施設では、予後が悪いがんでもハッキリ告知するようです。 今となっては遅いですが。お母様の再発がんの治療を得意とする大学病院等の医療機関、をネット等の手段で検索されて、セカンドオピニオン された方が良かったのかなと思います。 気を落とさず、お母様の看護されて下さい。
お礼
そこには知り合いのお父様も末期の肝臓癌で入って今は普通に生活しています。 一般の治療とは異なり、ありとあらゆる手段で癌を治すと有名で、四国(病院は都内です)とかからも遥々通う人も居るみたいです。 病院は財団法人で、ホテルみたいに綺麗で所々に、寄付金をお願いします。と書いてあります。逆にお金を積めば手を尽くしてくれるのかな・・と思ったりもしました。 私も藁にもすがる思いで行きましたが、逆に「長くはない」と聞きに行った様なもので、本当に母には申し訳ない気持ちです。 色々お話を聞いていただいてありがとうございました。
- sodenosita
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「セカンドオピニオン」が先行している時代ですから、そういうことが起こっても不思議ではないと思います。 セカンドオピニオン先の医師も妥当なことをいっていると思いますが、本来の意図とは別の部分に、お母様が強くインパクトを受けてしまわれたのが残念ではあると思います。 ところで、質問は?
お礼
この教えてgooにセカンドオピニオンの事を質問されてる方が 多くいらっしゃってて、私も他の方の質問を読んで、医者には聞けない事、疑問に思う事を母に印刷して見せました。 セカンドオピニオンを受けてその後はどうだったのか?受けて良い結果が出たのか?そこを知りたい方ももしかしたら居ると思い、私の母の場合はそれが逆効果だったと言う事を書いてみたのです。 乗り気でない母をムリヤリ動かした私の行動は間違いだったのか・・ それが質問と言えば質問ですが、済んでしまった事でした。 ありがとうございました。
お礼
先週新聞に載ってましたね。 ちょうど病院へ行く前日に、母が「これインターネットで見れる?」と言ってました。 私も実家とは離れて暮らしている為、セカンドオピニオンの説明を電話で年老いた母にするのは大変でした。 紹介状、診断書、レントゲン等を母が自分で今の担当医師に用意してくれと言うのは楽でなかったかもしれません。 しかし、事が進むと「新しい病院へ行けば、治る。また旅行へ行ける。髪の毛も生えて来る。人と会える」と期待の方が高まってしまって、病院へ行く前の数日間はワクワクしてるようでした。 それが、一転今回の結果になってしまったので、本当に泣けてきます。