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CO2について
今、盛んにCO2が日本は何パーセント(設定より)オーバーしてるという各TV局で放送してますが、どうやって調べてオーバーしてるかの放送はしていません。なぜなんでしょう。輸入石油量で話しているのでしょうか?しかし各企業は昔と違って、相当量の削減に(10パーセントCO2が出ていたのを、それ以下で抑えてる大手企業が多いと思います。その根拠をもっと放送するべきだと思いますが。野焼きも禁止になり、ジェット機のCO2は自動車の10万台分だと(離陸時)聞きましたが、教えてください。
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Q/輸入石油量で話しているのでしょうか? A/まあ、それも含めて経済活動により取引された燃料や消費された燃料の概算と各企業に義務づけられる大気汚染防止法に基づいた定期測定値を元に算出されています。これらは、基本的に燃料を生産、輸送、売買する企業(電気、ガス、石油化学、他)がどれだけの出荷したかを見れば分かります。政府がそれを調べるのはそれほど難しいことではありません。 ちなみに、これを決めた京都議定書では、1990年の排出基準に対して日本は-6%を掲げており、CO2以外にも代替フロン(HFC)など計6項目の温室効果ガスの排出基準が設定されています。現在は90年比較で8%ほどCO2排出量が増加しています。 尚、CO2の排出量削減は90年に比べると大幅に増加していますが、その理由は企業単体によるものではなく、我々の家庭から排出されるCO2と家庭に使う石油化学製品の出荷が90年比で大幅に増加しているためです。 具体的には、自家用自動車の使用率の増加、パーソナルコンピュータの普及や大型テレビ、エアコンの普及などなどがネックとなり、積もり積もって50%の増加です。他にも、製造工程でのCO2排出は減少していても、生活に必要な食品生産(ハウス栽培など)、ビニルや石油化学製品の増加面での排出削減は全く処か未だに悪化傾向にあるものもあります。 今20代ぐらいの人なら、少し思い出せば90年代に比べて家電や自動車の増加や石油化学製品の増加を感じることが出来るかもしれません。 企業の努力だけでは既に無理がありますから、我々一人一人が目標達成を目指す必要があります。個人的には国が、達成した人に対しての特典を与えるなどしない限りはここから先は難しいでしょうね。 ちなみに、大型テレビには液晶が含まれますが、液晶はそもそも省電力(ブラウン管比1/3の電力)が売りであり得ないと思われるかもしれませんが、画面のサイズも90年初頭の14~24型程度のテレビから今は平均37型が家庭の主流の時代になっており、1世帯のテレビ台数も増加しています。消費電力ベースでは増加傾向にあります。さらに今年は、柏崎刈羽原発の地震被害などから、火力発電所の利用も発生しており、CO2排出の増加は間違いなしです。 最後に、野焼きを禁止したからCO2の排出が減るわけではありません。野焼きで森を焼いたなら別ですが、ゴミを焼いていたならば、そのゴミをゴミ処理場に持って行くようになったか、リサイクルに回したかのどちらかです。多くは、処理場で焼却されることが多いため、結果CO2は同じだけ発生している場合もある。野焼きを禁止したのはCO2のためではなく、ダイオキシン類などの人体有害物質(環境ホルモン)が低温で焼却すると発生するためでそれを抑制するためです。 いかがでしょうか・企業は売って儲けるのが仕事。CO2の製造数辺りの生成量を減らしても、生産量そのものが増えれば、1年の量は増えることもある。また、海外から輸入して販売すれば確かに国内での製造時のCO2排出は減るが、その分ゴミで焼却すればそこからCO2が体積辺りの炭素含有量によって発生しますから、化学製品の輸入が増えれば増加です。 これらの問題は、企業倫理より我々一人一人の努力が大事になります。
補足
補足内容ではないのですが、以上の説明では抽象すぎてよく解りません。今世界中で問題になっていて、回答者のような内容がもっと具体的な数字を出さないと解らないと思います。知っている人だけが知っていて、私のようなものが、なぜ何パーセントオーバーしてるかを知るすべをTVでは一切放送していません。もっと知らしめるべきだと思うのですが。堂でしょうか。オーソリーティーだけだ知っていても意味がないと思うのですが