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なぜCO2排出量削減をするのでしょうか

近年CO2の排出量削減が話題になっていますが、これについて疑問があります。 1990年比で6%とか10%とかの程度であれば、いくら削減しても数十年かせいぜい100年程度のうちに石油、石炭、ガスとも可採埋蔵量を消費し尽くし、これらは全てCO2となって大気中へ放出されると思います。 10%削減すれば6%削減するよりも可採埋蔵量を消費し尽くすまでの時間が若干長くはなりますが、可採埋蔵量の全てが大気中へ放出されるという結果には何の変わりもないと思います。ただ、それまでにかかる時間がほんの僅か長くなるだけです。 なぜ、1990年比などと言ってCO2排出量を削減しようとするのでしょうか。

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  • cat-food
  • ベストアンサー率61% (124/201)
回答No.7

No.5です。 >「専門家の人たちは石油や石炭が100年程度ではなくならないということを知ったうえで議論しているのです。」とのことですが、そのようなことを聞いたことがありません。 →失礼ながら、それは貴方が知らないだけのことです。マスコミが間違った話をまことしやかに流しているので仕方ないかもしれません。Wikiでも見てください。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E6%8E%A1%E5%9F%8B%E8%94%B5%E9%87%8F 可採年数がゼロになっても、枯渇するわけではないというのが、専門家の間では常識です。別に隠しているわけではなく、30年やそこらで石油がなくなるということをマスコミが流し続けていることの方が不思議なくらいです。 >ただ、もし万一仮にそうだとしても、仰せの「100年程度」とか「500年くらい?」とかの間に可採部分を全て燃焼してCO2にしてしまうことは間違いないですよね。 →CO2削減努力によって、化石燃料の枯渇が30年から40年に増えますという程度なら、あまり意味がないでしょう。でもこれから100年以上にもわたってCO2が増え続け、放っておけば、数十年の間に様々な問題が発生するのを大幅に緩和できるというのなら、やる意味があるのではないでしょうか。 100年後、500年後をあなたは想像できますか?逆にいえば100年前の人(明治時代)は現在を想像できたでしょうか。原子爆弾や超音速ジェット機やコンピュータを想像できたでしょうか。(携帯電話の普及は30年前の人にも想像できませんでした。)100年後、500年後に化石燃料をすべて燃焼してしまうことは間違いないですって?そんなことはありません。そのころには化石燃料を使わないエネルギー源が開発されていると断言できます。私の命をかけてもかまいません。もちろん、そのときに私の命があれば、ですが(笑)。そんな未来の話を現在の常識で話しても意味がありません。

shozi_nk
質問者

お礼

ありがとうございました。 ポイントですが、全ての皆様に20ポイント差し上げたかったのですが、そうできるだけのポイントを頂いていないので、全くの独断と偏見で付けさせていただきました。すみません。

shozi_nk
質問者

補足

「放っておけば、数十年の間に様々な問題が発生するのを大幅に緩和できるというのなら、やる意味があるのではないでしょうか。」とのことですが、結局は全部CO2にして放出するのでありその速さをただ緩和するだけなら、さほど意味がないと思えます。 「そのころには化石燃料を使わないエネルギー源が開発されていると断言できます。」とのことですが、それはそうかもしれませんね。でも、それならそれでなぜ「化石燃料を使わないエネルギー源が開発されるまで化石燃料を使い続けることができるように、今から毎年の化石燃料使用量を減らそうね」と言わないのでしょうか。「環境保全のために」というスローガンが嘘くさくてなりません。

その他の回答 (7)

noname#111369
noname#111369
回答No.8

うがった推測をしてみると・・・。 二酸化炭素で『金儲けの輩が欧米に現れた』からでしょう?。 昔には無かった超高層ビル群が都会に出現して、 アソファルトとコンクリートのジャングルが世界のあちこちに出現して、 そりゃ、気候も変わるよね。 でも、そのデータは二酸化炭素と温暖化のデータからは抜け落ちているのでしょう?。 牛のゲップや家畜の排泄物でメタンガス?を発生させて自然循環燃料サイクルにするなんてね?。 同じ量の二酸化炭素とメタンガスとでは、メタンガスの方が格段に温暖化に繋がるとか・・・。 (21倍?) メタンハイドレートも温暖化に注意でしょうね?。 産業革命以来、二酸化炭素を出し続けて経済が発展してきたのだから、 アジアやアフリカに工場ができたりでもしたら欧米が握っていた産業が台無しでしょうからね。 欧米で造れる物もアフリカやアジアで造られたら製品が売れないからね。

shozi_nk
質問者

お礼

たくさんの御回答を頂きとても勉強になりました。ありがとうございます。この場をお借りして、御回答いただいた皆様に御礼申し上げます。 CO2削減が全く意味がないと思っているわけではありません。意味のあることだと思っています。 ただ、ダイオキシンやPCBなどどんな猛毒でも、排出時の濃度さえ法律で決められた基準以下であれば、量はいくらでも無限に排出可能なんですね。海など自然界にどんどん蓄積されますよね。そんなことを平気でしているのにそれには全くの頬被りで、CO2だけを葵の御紋にしている現実に、本当にこれでいいのかと思って質問させていただいた次第です。 たくさんのお心のこもった御回答を頂き、自分もまた頑張らなければと思っています。 ありがとうございました。

shozi_nk
質問者

補足

そんな思いもなきにしも非ずかなと思います。制度を作るときにはそんなことは思っていなかったとしても、運用するようになったらそれを意識しているのかもしれません。本当に残念ですね。

  • publicpen
  • ベストアンサー率37% (991/2627)
回答No.6

僕もそう思ってた時期もありますが最近はそうでもありません。 例えば初期のプリウスは採算の取れる代物じゃありませんでした。 でも環境保護に熱心な芸能人や自治体が競って購入してましたね。 また公立の小中学校でも環境教育が熱心に行なわれています。 芸能人はファンへ、子どもは親や祖父母へ「環境問題への取り組み」の影響を与えていると思います。 企業もそういうものに敏感になっています。 つまり僅かに見えつつも意識そのものが大きなトレンドになっていき、実はけっこう変わってくるんじゃないかと思うんですね。 25%削減と言うのも意外に意味あるかもしれませんよ。

shozi_nk
質問者

お礼

ありがとうございました。

shozi_nk
質問者

補足

「僅かに見えつつも意識そのものが大きなトレンドになっていき、実はけっこう変わってくるんじゃないかと思うんですね。」とのことですが、意識の問題として見ればそれは確かにそうだと思います。 でも、意識はしてもそれでCO2の排出量が大幅に変わるわけではないですよね。それに、もし仮に大幅に変わったとしても、何年か先には全ての可採部分をCO2にしてしまうことには変わりないと思うんです。

  • cat-food
  • ベストアンサー率61% (124/201)
回答No.5

結論からいえば、化石燃料は30年や100年程度で、消費し尽くすことはないからです。 まず、質問者は石油はあと何年かしたら(よく言われているのが30年あるいは40年)なくなると考えていませんか。これは間違いです。これはいわゆる常識のウソというもので、鉱山学や地球環境問題の専門家の人たちで、信じている人はいません。 よく間違って使われている数字はBP統計などに毎年記載されている可採年数です。この数字自体は間違いないのですが、あくまで各油田の可採年数の平均値であって、この年数たったら「世界中の石油がなくなる」と言っているわけではありません。したがって、可採年数は毎年変わります。 1970年ころの可採年数は30年でしたが、それから30年以上たった現在では40年に増えています。このように可採年数は増えます。一定の数字ではありません。 可採年数は石炭や天然ガス、ウランなどでも計算されていますが、いずれもその資源がなくなる年数という意味ではありません。 石油や石炭があと何年たったら本当に掘り尽くすか、誰も知りませんが、石油に関して言えば、オイルシェールやタールサンドも含めると少なくとも200年分くらいあるといわれています。石炭はもっとずっと長い(500年くらい?)でしょう。こんな大量の化石燃料を掘り尽くすまで使ったら、大気中のCO2はものすごい量になってしまいます。 化石燃料があと30年くらいでなくなるのに、CO2削減しようなどという人はいません。専門家の人たちは石油や石炭が100年程度ではなくならないということを知ったうえで議論しているのです。

shozi_nk
質問者

お礼

ありがとうございました。

shozi_nk
質問者

補足

御回答ありがとうございます。 「専門家の人たちは石油や石炭が100年程度ではなくならないということを知ったうえで議論しているのです。」とのことですが、そのようなことを聞いたことがありません。 ただ、もし万一仮にそうだとしても、仰せの「100年程度」とか「500年くらい?」とかの間に可採部分を全て燃焼してCO2にしてしまうことは間違いないですよね。

  • AUGUUUAAA
  • ベストアンサー率17% (73/412)
回答No.4

みなさん、化石燃料の延命という答えですが、私もそうだと思います。 地球温暖化 というのは、CO2 の濃度と関係ないのではないかという学説もあります。 温暖化については、単なる地球の周期的変動だという説は、確かに、そうかもしれません。その理由として、青森県に石器時代の遺跡があるのは、そのころは、青森は今よりずっと温かかったはずであるというのは、確かに説得力があります。

shozi_nk
質問者

お礼

ありがとうございました。

shozi_nk
質問者

補足

御回答ありがとうございます。 「石燃料の延命という答えですが、私もそうだと思います。」とのことですが、延命しても僅かですよね。可採燃料が70年あるとして、その1割分延命したとして7年、2割分延命したとして14年ですよね...。

  • 0_asuka
  • ベストアンサー率40% (95/236)
回答No.3

>それまでにかかる時間がほんの僅か長くなるだけです。 これが理由。 消費し尽くすまでの時間が少しでも長くなれば、その分CO2の影響が出ない期間が長くなり、環境変化が緩やかになる。 その間に化石燃料に頼らない技術開発をしたり、植生の変化を促したりとやっていくことで、より人間が生き易い環境を残すことができる。 無人島に僅かな食料と共に漂着したら、「どうせすぐ全部食べ尽くしてしまうんだ」といって無頓着に食べていくでしょうか? それとも少しずつ食べて生き残る可能性に賭けるでしょうか? それと同じような文脈で語れるものですよ、これは。

shozi_nk
質問者

お礼

ありがとうございました。

shozi_nk
質問者

補足

御回答ありがとうございます。 「その間に化石燃料に頼らない技術開発をしたり、」とのことですが、原子力発電にしても核燃料の可採埋蔵量は数十年しかないですよね。核融合は実用化にはほど遠いですし。それとも今はまだない未知の新技術でしょうか。その可能性はゼロではないですが...。 「植生の変化を促したり」とは具体的にどんなことでしょうか。全ての植物は死んでCO2になりますから、長い目で見れば、植物が今よりもたくさんのCO2を吸収してくれることはないと思うのですが。

noname#99860
noname#99860
回答No.2

> これらは全てCO2となって大気中へ放出されると思います。 とりあえずここについて。 ある量を集めて封じ込める事で大気中へ放出させない手段があり、 真面目に研究されてます。 http://www.rite.or.jp/Japanese/project/tityu/tityu.html > CCS (Carbon Dioxide Capture and Storage、CO2分離回収・貯留)技術があります。 長い目で見るとどうなんだろうか、とは思いますが、

shozi_nk
質問者

お礼

ありがとうございました。

shozi_nk
質問者

補足

御回答いただき、ありがとうございます。 「ある量を集めて封じ込める事で大気中へ放出させない手段があり、」とのことですが、最終的にはというか長期的に見ると漏れて出てくるんじゃないでしょうか。M8.3の地震なんか起これば一発で出てきますよね。そうでなくても小さい割目なんかが無数にあって、じわじわと漏れてくるように思いますが...。 でも、今宣伝されているのがお教えのCCSであればまだ納得できるのですが、今宣伝されているのはエコカーとか排出権取引とかですよね。何か割り切れません。

  • nemoax006
  • ベストアンサー率14% (343/2433)
回答No.1

>全てが大気中へ放出されるという結果には何の変わりもないと思います。 全てでは無いと思います、植物が吸収する分があるので全部では無いです。最終的には植物が吸収する量=CO2の発生量になれば大気への放出はなくなります。

shozi_nk
質問者

お礼

ありがとうございました。

shozi_nk
質問者

補足

御回答いただきありがとうございます。 「最終的には植物が吸収する量=CO2の発生量になれば大気への放出はなくなります。」とのことですが、全ての植物はやがて死んでCO2になって大気中に放出されるので、種から新しく芽吹いてくる分と相殺されて、最終的にはというか長期間の総合計としては植物の吸収する量はゼロだと思うのですが....。

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