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アフガニスタンのテロ対策
民主党は今行っているOEF-MIO(会場阻止活動)を国連が認めていないのでだめだと言うていますが、小沢氏はISAF(国際治安支援部隊)が良いと言っていますが、これは私の気持ちとして憲法違反に見える。PRT(地方復興チーム)のほうは自民党も民主党も提案をしないのはなぜですか。 ご存知の方教えてください。
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PRTについて政府は憲法が禁じる海外での武力行使にあたる可能性があるので、自衛隊による直接の参加は困難と見ています。 PRTでの活動の中には、治安が悪く、危険な地域に文民援助要員を軍が護衛して行ったり、軍のみで援助物資を届け、その代償にタリバーンの情報を得たりしており、武力行使の可能性が高く、また軍事目的の為の情報収集が行われているので、自衛隊がこれらの活動に参加すれば、憲法違反の可能性が非常に高いです。こうした活動を除外しても、治安の悪さからテロの標的や戦闘になる可能性は高いです。 実際、RPTについて、2006年4月27日の参議院外交防衛委員会で、麻生外相が「治安が入っているのでPRTに参加するのは難しい」と発言しています。 また、今年の2月22日に行われた安保理事委員会で、辻元清美議員が PRTへの見解について久間防衛大臣と麻生外相に質問したところ「現在の法律では、参加は困難」と答弁しています。 なおRPTについては、今年の1月12日に安部総理が北大西洋理事会で行った演説の中で、PRTが実施する人道活動との協力を、教育、医療、衛生の分野などで強化すると語っています。 この演説について、アフガニスタンで活動している日本のNGO団体が、政府に公開質問状を提出しています。 この質問に対し外務省は、PRTから情報を得て、NATO文民代表との協議を経て、日本政府が援助対象を選定し、必要な資金を提供すると回答しています。また、援助の対象分野は教育、職業訓練、医療等だそうです。 自衛隊は出さず、お金は出すという方式です。 ISAFについては小沢氏の発言に対し、高村外相が「憲法解釈上、難しい」と否定的発言をしています。 政府、自民党としては、PRTでもISAFでも自衛隊の直接参加は、憲法違反になると判断しているようです。 PRTについて民主党は、分かりませんが、自民党でさえPRTは憲法違反と判断しているのだから、民主党の中にも違反と思っている議員はいると思います。 また、ISAFについて高村外相も言っていましたが、民主党の全員が小沢氏の見解に同意しているかは、私も疑問に思っています。
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こんにちは PRTはまだ、危険と見なされている危険地帯へ自衛隊、及びその護衛付きで文民を派遣するわけですから、現行法ではいくら与党といえども無理でしょう。 それをしたい為の新法案提出ですね。 又、小沢代表はあくまでも、国連重視が持論ですので国連決議のない海上阻止活動(つい最近安倍晋三元総理がオーストラリアでブッシュ大統領と会談し、その後、決議書の前文に日本の給油活動に対する謝意が付け加えられましたが、小沢代表はこれを後で付け加えられた作為的なものとして認めていません)には反対の立場です。 一方、ISAFに関しては、国連決議に基ずく活動であり、かりに、武力行使を含んでいても<国権の発動たる武力行使>を禁じる憲法第九条には抵触しないという見解のようです。 どうしてこういう、解釈になるのか私には分りませんが、たとえ国連決議があっても、武力行使は平和憲法の理念に反すると私は思いますが、、 回答になっていますか?
お礼
回答ありがとうございます。テロ対策は難しいですね。いかに貢献するか。
お礼
新聞だけではわからないことを詳しく書いていただいてありがとうございます。