- 締切済み
システムキャッシュって?
下記の点を教えて頂きたいのです。宜しくお願い致します。 (1)タスクマネージャの「パフォーマンス」タブででてくる物理メモリ合計は全てDRAMなのですか。 (2)キャッシュメモリというのはSRAMが用意されてるのではないのですか?(1)の物理メモリDRAMから割り振られるのですか? (3)あるいは1次キャッシュはSRAM(「パフォーマンス」タブでは出てこない?)で2次に物理メモリDRAMが利用されてるのでしょうか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- parts
- ベストアンサー率62% (6366/10152)
まず、1は全てメインメモリ(パソコンならDRAM)の合計です。 2はシステムキャッシュのことでしょうか?メインメモリの中でシステムのキャッシュとして利用された領域を指します。 キャッシュ=SRAMではありません。キャッシュとはCacheの略で、連続処理を行う命令を一時保管する場所という意味です。SRAMはあくまで、Static Random Access Memoryの略でありメモリの種類を示す技術名称でしかありません。Dynamic Random Access Memoryとの違いでしかないのです。 3は、L1、L2、L3・・・(CPU実装キャッシュはプラットフォームによってLevel4や5まででも実装できます)キャッシュはCPUに実装される技術メモリ(アーキテクチャを支え高速化するための技術の一部)です。OSが関与し管理する物ではなく、CPUやチップセットが独自のアルゴリズムにおいて管理するメモリ領域なのです。この技術はi486から実装されたもので、いわゆるメモリとCPU内部との間の回路速度の差を軽減するためにCPUの内部または外部側に実装しアクセス速度の遅さを隠蔽する目的で実装された物です。その領域内は、常に連続アクセスされるデータが使用頻度のレベル階層毎に記録されており、書き換えも行われています。 このエリアが完全な空き領域になるのは、コンピュータが停止したときのみです。また、OSでは管理できずCPUやチップセットと直結した状態で統合されており、容量を増やすこともできませんしメモリの配置を換えることもできません。CPUやチップセットを交換する以外に増設して容量を増やすなど絶対に不可能です。要は、CPUにとってのキャッシュメモリ(CPUにおける技術的な性能向上の手段)であってOSにとってのキャッシュ(タスクの効率的な処理と管理監視の場)ではないのです。 よって、CPUの一部として使われる高レベルキャッシュ領域はOSが関与しない場所となります。タスク管理が可能なのは、いわゆる主記憶装置(メインメモリ)と補助記憶装置(メインメモリより下位のデータを記録する場所)のみです。
お礼
キャッシュとはcpu、主記憶メモリ用で2種類あるということでしょうか? >キャッシュ=SRAMではありません。 そういう質問はしていません。 キャッシュにはSRAMがあてがわれるのではないかとの質問です。
補足
詳しい解説、ありがとうございました。 ということはタスク管理ででてくるキャッシュ(システムキャッシュ)というのはCPU直結のキャッシュではなくてあくまでDRAM(主記憶装置)内でのことなのですね?私はCPUのキャッシュとシステム(OS管理内)のキャッシュを混同してたようです。ちなみに、WINDOWS XPのタスクマネージャーにでてくる物理メモリのうち”利用可能”+”システムキャッシュ”というのがOSが自由に使えるメモリ量なのしょうか?