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腰椎ヘルニアに効くマッサージはありますか?
8月末に友達が腰椎椎間板ヘルニアの急性憎悪で入院していました。 現在は退院して、日常生活もなんとかやっていますが、長時間立ったり座ったりするのは辛そうですし、コルセットも欠かせません。 整形外科のほか、カイロプラクティックや鍼も行っているようなのですが、他に何か私でもできるマッサージのようなものはありませんでしょうか?少しでも役に立てたらと思っているのですが… 私には何ができるのでしょうか…:;
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こんばんは 腰椎ヘルニア(下記URL参照)は筋肉の損傷では有りませんので、 マッザージは効果がないと思います。(特に素人は) 理由は 腰椎の間に椎間板と言う腰椎を繋ぐまたクッション役目をする軟骨のようなものが、加齢や重い物を持ったりして、破損するとその隙間から中身(髄核)が出てきて、激痛が走る骨の疾患なのです。下手に患部を動かすよりも安静が必要とされます。 ギックリ腰(突発性腰痛)は腰の筋肉の捻挫の様なものですから、急性期を過ぎればマッサージも有効だと思いますが、それとは別です。
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- ebmokwave
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ヘルニアと腰痛は無関係です。健常者と腰痛患者との間で椎間板ヘルニアの検出率に差はありません。以下、抜粋します。 健常者の中にもかなりヘルニアがみられる。 http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_211.htm 腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_460.htm 椎間板の変化は異常とはいえない ◎MRIで健康な人の腰を調べると、76パーセントに椎間板ヘルニアが見つかるのです。 コルセットもサポートベルトも意味がない ◎どんなに腰を守っても腰痛は予防できません。 マニピュレーションに効果はあるか ◎腰痛の原因は背骨のズレではないけれど、なぜかマニピュレーションが腰痛に効くことがあるようです。 椎間板摘出術の意義と限界 ◎椎間板ヘルニアの手術と保存療法の長期成績に差はありません。 http://www.tms-japan.org/wave/wave_book.htm 腰痛 | Minds 医療情報サービス | 第1章 急性腰痛の診療 5.マニピュレーション 1)発症後6週間以内のマニピュレーションは、短期間有効であり、患者の満足度を高くする。しかし、どのような患者が効果を示し、どの種類のマニピュレーションが最も有効なのかの科学的根拠はない。(★★★) 2)腰痛に対する6週間以上のマニピュレーションが他の治療にくらべて有効か否かに関する科学的根拠は確定的ではない。(★★) 3)マニピュレーションに熟練した医師が行う場合には、神経合併症のリスクは極めて低い。しかし、重度または進行性の神経障害のある患者に対しては、マニピュレーションを行うべきではない。(★★) 7.その他の治療 1)マッサージや超音波は、治療効果がない。(★★) 4)腰部コルセットまたはサポートベルトが急性腰痛に有効であるという科学的根拠はない。(★) 6)鍼が急性腰痛に有効であるという科学的根拠はない。(★) http://minds.jcqhc.or.jp/G0000052_0015.html 米国の「成人の急性腰痛治療ガイドライン」 ☆ 脊椎マニピュレ-ション (おもに手を用いて、患者の体 を操作することによって行われる治療法で、米国においては、カイロプラクターによって行われる アジャストメントと呼ばれるものが代表的なものである。) マニピュレーションは、 神経根症状(下肢の痛みやしびれ・筋力低下)のない急性腰痛患者に対して発症1か月以内に 用いられれば有効である可能性があり、それは科学的な研究により、裏づけされたものである。 神経根症がなく、症状が1か月以上持続している患者マニピュレーションを行うのは、 恐らく安全であるが、有効性は証明されていない。 もしマニピュレーションによる1か月の治療の後に、症状の改善がみられなければ、 マニピュレーションは中止し、患者は再評価されるべきである。 進行性のあるいは重大な神経学的欠損があると思われる場合、マニピュレーション療法を 始める前に、神経学的な危険性を除外するための適当な診断評価が必要とされる。 急性腰痛の治療として、トリガーポイント・靭帯や後関節への注射・鍼療法の有効性の明白な根拠はない。 腰部コルセットとサポートベルトは、急性腰痛患者の治療に効果的であることは証明されていない。腰部コルセットは予防として使われれば、持ち上げ作業を頻繁に行う人に対しては有効である可能性がある。 http://www.h7.dion.ne.jp/~sumiyosi/gaido.html 腰部コルセットに代表される装具療法もよく適用される治療法である.現在のところ,腰部コルセットが腰痛に対する予防や治療に有効であることを証明した報告はない.逆に,従来,腰部コルセットの長期装着は筋肉を萎縮させると言われてきたが,腰部コルセットの長期装着が腰の筋力を低下させるという証拠も,現在のところ得られてはいない. (参考文献:平成11年9月号 総合臨床P2241~2242) http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_8.htm 慢性腰痛の診断用分類(Diagnostic Triage) 現在、世界各国すべての急性腰痛診療ガイドラインが、腰痛疾患を「重大な脊椎病変の可能性」「非特異的腰痛」「神経根症状」の3つに分類することを推奨しているが、この診断用分類は慢性腰痛にも適用される。 まず「重大な脊椎病変の可能性」はレッドフラッグと呼ばれ、悪性腫瘍、脊椎感染症、骨折、解離性大動脈瘤、強直性脊椎炎、馬尾症候群の存在を疑わせる危険信号である。ノルウェーの診療ガイドラインでは、全腰痛患者の1~5%にしか認められないとしている 次の「非特異的腰痛」というのは、腰椎部、仙骨部、臀部、大腿部の痛みを訴える場合で、楽な姿勢がある、動作によって痛みが変化するといった特徴がある。全腰痛患者に占める割合は80~90%で、6週間以内に90%の患者が自然に回復する。 最後の「神経根症状」というのは、腰痛よりも下肢痛(主に片側か片側優位)の方が強く、膝下からつま先まで痛みが放散したり、しびれや知覚異常、筋力低下がみられたりする場合である。全腰痛患者に占める割合は5~10%で、6週間以内に50%の患者が自然に回復する。 すなわち、ほとんどの腰痛疾患は生物学的損傷ではなく、生物・心理・社会的疼痛症候群であると同時に予後良好の自己限定性疾患である。さらに、患者の不安や恐怖をあおり、生物学的損傷を匂わせるような「椎間板ヘルニア」などといった用語の使用は避けるべきであり、患者を安心させるのが望ましいという点でコンセンサスがあるのだ。 http://tms-japan.seesaa.net/article/11183874.html 腰痛診療ガイドライン・レビュー 諸外国の急性腰痛ガイドラインの共通点としては、早期から活動性を維持することを推奨する、ベッド上安静は推奨されない、慢性化の危険因子としての社会心理的要因などがあげられる。 http://minds.jcqhc.or.jp/G0000090_T0001131_0000.html 世界の腰痛ガイドライン New Zealand(ニュージーランド) 急性腰痛はとても一般的なもので、定義上3ヶ月以内のものである。慢性腰痛は3ヶ月以上続くものと定義される。慢性腰痛はイエローフラッグ(回復には心理社会的障害がある)と関係しているかもしれない。 http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_602.htm イエローフラッグ 腰痛に対する不適切な態度と信念、不適切な行動、補償問題、診断と治療の問題、感情の問題、家族の問題、仕事の問題 http://tms-japan.seesaa.net/article/10810257.html ヘルニアの治療はヘルニアであるということを無視することです。安静の必要はなく活動的であるべきだといわれています。痛みの原因はヘルニアではなくて、生物・心理・社会的なことが原因となった腰~下肢の筋・筋膜性疼痛症候群ととらえるべきだと思います。痛みを感じるメカニズムを勉強されれば、何を修正すべきかがわかり、必ず道がひらけます。そして、必ず治るものです。(加茂) http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/
- ppp4649
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本人が喜ぶ程度にソフトに腰を押してあげる程度で良いと思います。 マッサージでヘルニアは良くなりませんが、腰痛自体は少し楽になるかも知れません。 手術の選択肢を除いて、ヘルニアに一番効果的なのは鍼灸院だと思います。上手い先生に出会えると良いですね。 整骨院なら電気後にマッサージしてくれます。保険外ではマッサージ・整体・鍼灸院等へどうぞ。お大事に^^
お礼
ご回答ありがとうございます。 治療は無理でも、何か少しでも助けになれば…と思っていたので、本人が喜ぶ程度のケアをやっていきたいと思います。 ありがとうございました!
お礼
ご回答ありがとうございます。 ヘルニアの病態をよく理解していませんでした; 素人が下手に触るより、専門家に任せたほうがよいということですよね。何か他にサポートできることを探してみます! どうもありがとうございました!