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ワゴンやミニバンに後部ドアが片方しかなかった理由は?

以前 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3115169.html で質問しましたが、もう少し知りたいのでもう一度質問します。 現在の主流といわれるミニバンですが、現在は後部ドアが両方にある車が多いですが、ほんの数年前まで片方(助手席側)しかない車も多数存在しました。同様に、ワゴン車も軽ワゴンや商用車を除けば、長らく片方だけでした。 このことに疑問に思い、一度質問しました。そのときの回答でも理解することはできましたが、以下の点でまだ疑問が残ります。 ご存知の方は、アドバイスをお願いします。推測でもかまいません。 イ:運転席側の後部ドアを省略することで、どんなメリットがあったのか ロ:セダン・コンパクトカー・軽自動車などでは、運転席側の後部ドア省略をほとんど実施しなかったのはなぜか (ワゴンRが一時期していましたが、今はありません) ハ:両側に後部ドアをつけることが、商用車では可能で乗務用で不可能だったのはなぜか

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  • LargeDog
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回答No.5

>イ:運転席側の後部ドアを省略することで、どんなメリットがあったのか ボディ剛性が向上します。 モノコックボディとは車体全体でその形を維持しているのです。 たとえば、ぺらぺらの紙で車の模型を作ったとします。 小さな模型なら開口部が大きくても形を維持できるでしょうが、大きな模型を作ろうとおもったなら、開口部が大きければ自重で崩れるほど貧弱な模型になってしまいます。 このことからわかるように大きなボディのワンボックスは小さな車や背の低い車に比べてボディ剛性を確保しにくいので、できるだけ開口部が少なくなるなるように運転席後ろは一枚の鉄板にしたほうが、設計上で剛性が確保しやすかったのだと思います。 >ロ:セダン・コンパクトカー・軽自動車などでは、運転席側の後部ドア省略をほとんど実施しなかったのはなぜか 上記の理由で、これらの車は剛性が確保しやすかったのでしょう。 >ハ:両側に後部ドアをつけることが、商用車では可能で乗務用で不可能だったのはなぜか これもボディ剛性の問題かと思います。 たとえば、商用のハイエースなどは1tの積荷を載せることが可能なように設計します。 乗用より強固なボディが必要なので、開口部を小さくする必要があったんだと思います。 また商用車は会社が買うものですから、使い勝手よりできるだけ販売価格が安いほうが好まれるので多少の不便があってもドアがなくて安い車の方がうれるので、両側スライドドアは少ないんだと思います。 近年の車で両側スライドドアが多いのは技術の進歩かと。 以上推測の範囲ですがご参考までに。 (ちなみに、ホンダは背の高いパネルの車を生産する工場設備を持っていなかったとの話があります。ステップワゴンの屋根の端がプラスチックなのは接合部を隠すためとかなんとか。2代目ステップワゴンが片側ドアなのもそんな理由で剛性が確保できなかったのかなと勝手に推測しております。しょうがなく3代目は背を低くしたとかも勝手に思っています。)

noname#110252
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >イ モノコックボディと聞くと昔のバスを連想しますが、ボディ剛性を確保する技術が昔は貧弱だったようですね。 >ロ ここが一番分からなかった部分ですが、結局はセダンなどではわざわざ後部ドアを片方のみにする必要はないということですね。 >ハ これは、使い勝手の問題が一番大きいようですね。

その他の回答 (5)

  • LargeDog
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回答No.6

No.5の回答者です。 >ハ:両側に後部ドアをつけることが、商用車では可能で乗務用で不可能だったのはなぜか すみません。質問を逆の意味だと勘違いしました。 ごめんなさい。 たしか、安全上の問題だったと思います(法規制?)。 むかしは商用車でも右が開いても右からから乗降したらダメだったと記憶しております。 あくまで右側のスライドドアは荷物の積み下ろし用だったと思います。

noname#110252
質問者

お礼

再回答ありがとうございました。 安全対策と、使い勝手だと思っていいようですね。

回答No.4

ごめんなさい、先程のは回答になっていませんでした。 メリットとしては、安全性、室内空間の確保、コスト、車体剛性などでしょうかね、 片側スライドにする事で車体剛性が格段にあがります。 ハイエースなんかでも乗り比べていただくと分かるかと思います。 また商用車の場合は後部席は基本荷室の考えですから、荷を乗せ降ろす為に右側に着ける事による利便性は必要不可欠だったと考えます。 対して常用は後部席は人で右に降りずとも左から降りられますし、セダンなどと違いスライドドア車は開閉幅が大きく取られないため、左から降りる事が出来ないから右から降りるという行動頻度はセダンに比べ極めて少ないと考えられると思います。 また、安全性は子供が右側から飛び出すというのみでなく、側面衝突の弱さに対する安全性の確保もあると思います。 近年の車は衝突安全性が高い水準にたっしているから、両側スライドに出来ると考えてもらえるといいのではないでしょうか?

noname#110252
質問者

お礼

再回答ありがとうございました。 >先程のは回答になっていませんでした いえいえ、両側につけるデメリットがわかりましたので、十分回答になっていたと思いますよ。

回答No.3

理由としては、 (1)日本の道路が左側通行のため右側にドアがあって飛び出されると危ない。 (2)ボディ剛性の問題で開口部が大きくなるほど車はよじれ易くなる。 (3)(2)により他の部分で強度UPを図るために片側スライドに比べ室内が狭くなってしまう。(そうさせない為にシートを薄くしたり、足回りの変更など色々と工夫されています) (4)製作コストや、生産ラインの作業性の問題 等があがってきます。 とくにホンダは埼玉県の工場で造っていたと記憶していますが、その工場は狭くて入り組んでいると聞いた事があります。 トヨタ、日産に比べホンダが両側スライドを出していなかったのはそのような都合があったりもするので、メーカー側の都合が大きかったりするんではないでしょうかね、しかしながら顧客の要望に添えないと売れないという観点から仕方なく両側スライドにしていたりするかもしれませんよ。

noname#110252
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 両側にスライドドアを設けることは、ヒンジドア以上に問題が大きかったのですね。

回答No.2

最近は便利さが優先した形になりましたが、運転席側は車道側でもあるので子供が勝手に降りると危ないとの認識がありました。

noname#110252
質問者

お礼

ありがとうございました。 ただ、運転席側はから子供が勝手に降りると危ないのはどんな車でも変わりませんよね?

  • santana-3
  • ベストアンサー率27% (3891/13900)
回答No.1

前回の回答を拝見しますと、皆さん熱心に回答して、それに対して了承していると感じますが、まだ疑問があるのですね。 イ・・・メリットは軽量化とコストダウン。 ロ・・・使い勝手。 ハ・・・不可能ではなくて必要性の問題。(人は歩けるが、荷物は歩けない)

noname#110252
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 前回の質問でもそこそこ理解できたのですが、小型車とワゴン・ミニバンおよび商用車と乗用車の違いが今1つ理解できない部分がありました。 要は、使い勝手と必要性の問題なのですね。

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