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水平移動と着替えのコツ教えてください

寝たきりの要介護者のベッドが手前(要介護者の左手側)以外は介助者の体の入る隙間がないケースについてです。 (1)手前にひく水平移動を習ったので、奥への移動については反対側に介助者が移動して同様に水平移動してきました。今回はこの方法が使えず困っています。 (2)着替えですが、頭からかぶるタイプの上肌着と前が開くタイプのパジャマを着用しているのですが、何度もごろごろと体位変換してしまうので、「目が回るよ」と言われてしまいました。少ない回数で行う方法を教えてください。 以上、よろしくお願いします。

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  • meme528
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回答No.1

はじめまして。 トランスや着替えはたくさんの方法がありますが、質問者さまの体格と比較して、 この利用者さまはどの程度の大きさであるか、また、利用者さまの状態がどのレベルなのか、 ということが重要です。寝たきりといっても動かせる範囲の制限が有るなしで 介護法も随分変わってしまいます。 私なら、ということでお話させていただきますが、 私は体が小さく、殆どの方の水平移動をベッドサイドだけで行うのは困難です。 なので、水平移動時は片足をベッドに乗せさせていただきます。 今回は反対側への移動とのこと。質問者さまが大柄な方で、ベッド中央へ十分利用者さまを 運べるだけの腕の長さがおありなら、水平移動でそのまま奥へ運んで差し上げましょう。 後頭部と肩甲骨にしっかり前腕(二の腕)が回れば可能です。次に腰部と臀部(お尻の一番広い部分)に 前腕を通して同位置へ運び、最後に大腿と腓腹(ふくらはぎ)を抱えて運びましょう。 質問者さまが小柄なら、ベッドに足をかけさせていただく事を了承していただき、同様にお運びして差し上げてください。 反対に十分な体格がおありなら、上半身と下半身の二手で移動可能です。 大事なのは、利用者さまに出来るだけ近づき、介護者は出来るだけ大きな筋肉を使って 持ち上げるて移動するということです。 それを行うにはどうすればよいか、を考えましょう。 また、更衣ですが、寝たまま更衣することは、どれだけ注意しても目が回るものです。 なるべくなら、体を起し、更衣して差し上げましょう。 ベッドがギャジアップ可能なら、45度~50度くらい起せば、かなり楽に更衣していただけます。 おむつ交換などと一緒に行うのなら、被り衣服の両手を通してから頭部を入れ、 前開きの衣服の袖を通してから体交し、背中の衣服を整え、前開きの衣服の反対側のお袖をなるべく下方へやってから、 体を戻し、一呼吸置いて反対側を少しだけ浮かせて袖を通していただきます。 簡単に書いていますが、移動も更衣も熟練を要します。 どのケースにどう対処するかは、実際の利用者さまを見て判断していますので、これらは一例と思ってください。 なにより、質問者さまの事業所の人たちとケースカンファレンスされてはいかがですか? 来る人来る人の対処が違うと利用者さまの不安や負担が増えますよ。 スタッフや上司とよくよく話し合ってがんばってくださいね。

samarronto
質問者

補足

書き込みありがとうございます。丁寧な文面に想像しながら読むことができました。私も小柄なので、足をのせていただくことを考えようかと思いました。上司に以前相談したところ「あなたは何を勉強してきたの?」といわれてしまい、それからは聞きにくくなってしまってます。 おっしゃるようによく話し合えることができればよかったのですが…。 助かりました(ぺこり)

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その他の回答 (1)

  • meme528
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回答No.2

NO1です。 補足読ませて頂きました。 >上司に以前相談したところ「あなたは何を勉強してきたの?」といわれてしまい、 確かに・・・ そう言われても・・・ですね。 私は看護師を随分長くしてきているのですが、まだまだ勉強していないことも多い上に 医学の進歩が早くて付いていけてません(恥) ただ、いい加減年数が経つと肝が据わってしまって少々の事では動じなくなりました(笑) 昔、お世話になった病院の院長がおっしゃっていましたが、 「仕事は10年経験したらベテラン、10年未満は素人」なんだそうです。 介護保険が始まってまだ7年目。つまり介護保険事業をしている人はみな、まだまだ素人さんなんですよ~~ 先にも書きましたが、トランスや更衣はたくさん経験して初めて習得できる技術の一つです。 講習でならった程度でスイスイ出来るようになったら、家族介護はもっと発展したでしょうね。 >それからは聞きにくくなってしまってます。 上司の言い方にもよるでしょうが、小言を言うのは責任者の務めでもありますし(笑)、 これで引いてしまったら、質問者さまはそれ以上学ぶことが出来ないんじゃないでしょうか? 学びたい意欲がある限り、何度でもひつこく聞いていくことは大切ですよ。分かった風では 必ずどこかで大きな失敗をします。 ただ、気をつけて欲しいのは、教えられる技術を持たない上司もいる、と言うことです。 先に書きましたが、介護保険が始まってまだ日が浅く、浅い経験しかなくともヘルパーさんは 管理者になるための講習を受けてライセンスをもらってしまえるシステムになってます。 上司だから何でも知っているわけではないので、一緒に考えていける環境を作らねばなりません。 質問者さまも、単純に「このケースどうしたらいいですか?」の質問ではなく、 「この様に考えてこうしたのですが、ここの点で、上手く行きません、他にどういう方法がありますか?」など、 具体的に質問しましょうね。 上司も答えられないなら 尚喰いついて、是非ケースカンファレンスを開催してもらいましょう。 がんばって学んでくださいね。

samarronto
質問者

補足

こんにちは。再度の書き込みありがとうございます(ぺこり)meme528さんのような上司だと素直に聞けるのですが(苦笑)おっしゃるように聞く準備をして再トライしてみようかと思いました。答えてもらえるような聞き方必要かもしれませんね。 とても丁寧な書き込みにお人柄を感じます。こんな風に指導されたら、後輩の方もうれしいですね。本当にありがとうございました。書き込みを励みにがんばります♪

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