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1/120で当たるものを120回繰り返したのに一度も当たらない、ということが起こる確率は1/e≒37%
タイトルの様な一文を見かけたのですが、この式の正誤と導き方を教えていただけないでしょうか?
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eの定義は様々ですが、 基本的な定義を使います。 x→±∞ (1+(1/x))^x → e (1) e≒2.718281828(鮒1羽2羽1羽2羽) xを-xに置き換えると、 (1-(1/x))^(-x) → e (2) ↓ 1/((1-(1/x))^x) → e (3) 御質問の式、 (1-(1/x))^x は、(3)の逆数で極限値は、 (1-(1/x))^x→1/e (4) 1/e≒0.367879441233567 近似値として、 x=120 (1)' (1+(1/120))^120≒2.707041491 (4)' (1-(1/120))^120≒0.366341266 これが近似として良いかどうかは、 御判断に委ねますが。 37%と言う数値から見ると、 x≧65 辺りではないかと思います。 ちなみに、 (1+(1/x))^x → e (1) (1-(1/x))^x →1/e (4) の振る舞いは、御興味があれば、 free-soft,grapesで。 http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~tomodak/grapes/
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- age_momo
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この確率計算は二項分布に従います。 ところで実際の(近似)計算は確率が0.5に近いときは正規分布に、 0に近い場合はポアソン分布に近似すると良いことが 知られています。このポアソンによる二項分布の近似は結構 使われる手法です。『ポアソン 二項分布』で検索をかけると その意味の解説が多数、出てきます。(URLはその一例) ポアソン分布の計算は P(N=k) = e^(-λ)*λ^k/k! で表され、確率1/120で120回試行すると期待値λは1回です。 よって P(N=0) = e^(-1)*1^0/0!=e^(-1)=1/e となります。二項分布とポアソン分布による近似を比較すると 二項分布による計算 ポアソンによる計算 0回 0.366341266 0.367879441 1回 0.369419764 0.367879441 2回 0.184709882 0.183939721 3回 0.061052566 0.06131324 4回 0.015006618 0.01532831 5回 0.00292566 0.003065662 6回 0.00047122 0.000510944 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ある程度近いことが見て取れると思います。
お礼
ありがとうございます。 そのような考え方もあるのだと勉強になりました。
- a-saitoh
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1/nの確率で当たりということは、(1-1/n)の確立で外れ。 n回続けて外れるという確率は (1-1/n)^n ちなみに、 e=lim(n→∞)(1+1/n)^n と定義されているので、 lim(n→∞)(1-1/n)^nは 1/eに収束するでしょうね。 なぜなら、εが非常に小さいとき1/(1+ε)=1-ε だから
お礼
ありがとうございます。 ただ最後の行がいまいちわかりませんでした。
何回ひいても1/120が変わらなければ あたらない確率は119/120 2回続けてあたらないのは1回目があたらず2回目もあたらない場合なので 119/120*119/120 これを120回まで繰り返し計算すればいいです
お礼
ありがとうございます。 誤差が気になっていたのですが、120回の試行回数でもその辺りの確率になるのですね。