脳及び脊髄を中枢神経と言い、これらの障害により起こる運動麻痺を中枢性麻痺と言います。脊髄前角細胞から末梢神経の障害で起こるものが末梢性麻痺です。
中枢性麻痺では通常、痙性麻痺のタイプとなり、腱反射は亢進し、病的反射(バビンスキー反射など)の出現を見ることもあります。筋萎縮はないか、あっても廃用性の萎縮が中心です。大脳レベルの障害では障害側と反対の半身の麻痺となり、脳幹のレベルでは交代性片麻痺となることがあり、脊髄以下では同側の麻痺が起こります。
もっと厳密に言うといくらでも書くべきことはあるのですが、どの程度の回答を希望されているのかわかりませんし、目的もわかりませんので、この程度にしておきます。
お礼
回答、ありがとうございます。 質問の目的は、実は、兄が事故にあって、先生から「中枢神経が障害を受けてるおそれがあり、回復しても運動に支障があるかも?」と言われたのです。 その時は、パニックで詳しい説明とか聞けなかったのですが、今、冷静に考えると何のことからさっぱりと言うことで、質問させていたたきました。