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ロマンスカーの収益率について
ロマンスカーは乗車率何%以上であれば、 利益が得られるのでしょうか? 平日の下りなんかガラガラですが、 これでやっていけるのでしょうか? 休日と合わせれば、ある程度の乗車率になると思いますが。
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ロマンスカーというのは小田急電鉄の話でしょうか? いちおうそういう前提で回答いたします。 具体的な数字の裏づけを持っているわけではありませんが、列車を走らせるコストの多くは、減速と加速で発生しますから、特急のような停車駅の少ない列車の方が運行コストは安く、また加減速のコストは乗っているお客が少ない方が安くて済みますので、なるべく停車駅の少ない列車に乗ってもらうほうが、コストは低く抑えられます。その上で、小田急ロマンスカーのような有料特急は、運賃のほかに特急料金も収入になりますので、まさにロマンスカーのお客は小田急にとって「鴨がネギを背負って飛んできた」ようなものです。 むろん、あまりにもガラガラでは赤字でしょうが、平日もある程度の本数を運転していることで、ロマンスカーは本数も多くて便利とかイメージを植えつけることができれば、PR効果も期待できます。 きっちり調べたわけではないですが、一時に比べればロマンスカーの運転本数は減ったような気もしますし、収益は検討の上で、現在の運転本数となっているのではないでしょうか?
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- hiro0079
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こんばんは 小田急沿線住民です。 毎日小田急線で通勤しています。 ロマンスカーでの利益率は不明ですが、基本的に通常の電車に比べ 倍近いの料金を支払った乗客ばかりですから 利益を出すのにそれほどの乗車率は必要ないものと思います。 またはこね号以外には客室乗務員もいませんので、コスト的には 車両の建造費と維持費を除けば、運行経費は通勤型と大差ないものと思います。 その分、特急料金が必要なロマンスカーは、通勤型より遥かに利益率はいいものと思います。 また最近のロマンスカーは観光用以外に、通勤ライナー的な利用も増えています。 特に朝の通勤時間帯の上り、夜の通勤時間帯の下りは、ほぼ全電車が満席となっています。 特急車両としての快適な座席、100%保証された着席、何よりラッシュとは無縁の車内空間・・。 疲れた会社員には、特急券の出費以上のメリットがあります。 私もその1人です。(^^;) 特に夕方のホームウェイは、新宿出発時に特急券を取るのさえ競争状態です。 1日トータルで見ても、利益が上がっているものと思います。
- localtombi
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小田急ロマンスカーですが、「収益性」と「イメージ」の両面で判断して運行しています。 ロマンスカーといっても大きく分けて、運転室が2階にあるタイプ(VSE、HiSE、LSE)と運転席が前面にあって分割併合できるタイプ(EXE)の2種類がありますが、当初小田急は、運転室が2階にあるタイプは分割併合ができず、通勤時間帯の運行に不便なため、ロマンスカーをEXEに統一しようとした時期がありました。 しかしロマンスカーといったら運転席が2階にある展望席タイプ、というイメージが利用者に根強く、「通勤・通学」とともに「箱根観光」を目玉にしている小田急としては、どうしてもEXEに一本化できませんでした。 むしろ路線変換でVSEを投入し、更なる「小田急=ロマンスカー」のイメージを定着させ、イメージの向上に成功しました。 現在は通勤や買い物客の利用を中心にEXEを日中に運行しています。 おっしゃるように日中の利用は空席がありますが、新宿~町田、本厚木あたりまでは結構の利用があります。 さらに朝の通勤時間帯と夕方以降の勤め帰り客の利用を見越した車輛では、常に満席であるため、日中の空席分は十分カバーできていると考えられます。 千代田線乗り入れ専用のロマンスカーの投入を計画していることから考えても、決して採算割れとはなっていないと思います。 ただJR東海の御殿場線に相互に乗り入れている「あさぎり」は赤字と言われますので、今後はこの路線をどうするか、だと思います。
お礼
ありがとうございます。 休日や、平日のラッシュ時で平日の空席分を カバーできているのなら、さらに増発して欲しいですね。 時間は急行とあまり変わらなくても、着席保障があるのは やっぱり魅力ですからね。 あさぎりについては、静岡まで延伸できれば面白いと思います。