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うつに負ける人

私は5年ほど前に仕事がきつく、体の不調をきたし会社を休みがちになりました。 その後も3年くらいは治った気がせず、辛かったです。 私の場合は周囲に知られたり、このことが原因で仕事を失うことが嫌だったので ひた隠しにして精神科にも通わず、いろいろと自分なりに策を講じました。 ある日、通勤途中に自分が鼻歌を歌っていることに気づき、 もしかしたら治るのかもしれない、 いい方向に向くかもしれないから頑張ろう!と 力弱く自分を励ましたのを覚えています。 でも精神科に通っていれば、 もう少し辛い思いをせずに治すことができただろうと 少し後悔していますが、過ぎた話なのであまり考えないようにしています。 さて、身近に何人かうつ状態になっている人がいますが、 そのうちの何人かは、 会社にもそういう状態であることを告げて、 精神科に通って薬をどっちゃりもらい、 職場で薬を広げ、周囲に見せびらかすようにしてじゃらじゃらと飲んでいます。 周囲から暖かい支援をもらっていることに浸かってしまい それが心地よくなって 自力で脱しようとしていないように見受けられます。 結局症状が悪化して退社する人がほとんどです。 彼らは私にとってはどうでもいいのでそれでいいのですが、 旧来から知る知人はそうもいきません。 会社を辞め、そのままの状態です。 付き添って精神科に行ったことがあります。 医師は私が想像していたよりも 前向きで無難で堅実なアドバイスをしており 安心したのですが、 当人は一向に実行に移そうとしません。 実行に移したとしてもすぐにやめてしまったり あーだこーだ不満ばかり言います。 「これは嫌だからこっちがいい」 「まず資格をとりたい」といってそのまま。 実際に職につかないような資格を取ったり。 それに「うつだ」と公言している人に限って 生活のリズムを改善したり ストレスをうまく管理しようとしない気がしてなりません。 それはなぜなのでしょうか? 私は本を何冊か読んだりしてそれを実践しているのですが 甘い言葉をかければかけるほど 現状から脱そうとしない部分が散見されるようになってきています。 私は何か行動に移して、うつと付き合いながら 這うようにして前に進んだ記憶がありますが、 知人はそうしようとしません。 そのくせ「死にたい」などと言うので 努力もしないくらいならもう死んでもいいよとも思います。 知人はその状態になってから10年経ちます。 私がこれだけ心配しているので、 親御さんの心労は相当なものだと思います。 彼がまた通常の状態に戻り 元気にやっていくには 私はどのようにしたらいいのでしょうか? 今現在うつをわずらって支離滅裂な状態になっている方の回答は固くお断り申し上げます。 私と同じ経験をされている方や過去にされた方の体験談などを踏まえて何か教えていただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • 007_taro
  • ベストアンサー率29% (540/1831)
回答No.10

うつ病は、自分が社会の中で対応できなくなるくらいに緊張してしまった部分が硬直してしまった時、心身のエネルギーをも使い、最終的に枯渇してしまうものだと思っています。お薬は、そのエネルギーを補充するためのサポートであって、うつ完治のためではありません。残念ながら、自分自身の生き方も見直していく必要があると、私は考えています。 >周囲から暖かい支援をもらっていることに浸かってしまい >それが心地よくなって >自力で脱しようとしていないように見受けられます。 結局、うつの苦しさもある中、自分自身を見つめていく事はとても苦しいことです。「這うように前に進」まれたご質問者様は、それをされていった結果、ご自分で「治るかもしれない」とも思えたのです。うつ病のサバイバルで帰還されたのです。 しかし、私にも、ご質問者様の知人は、この苦しさを乗り越えることがあまりにも苦しくて、「うつ」であることを理由に放棄されているように感じます。○○ができないのはうつだから、××になるのは周りが理解ないから、死にたくなるのは周りのせい、と段々責任を転嫁しているように感じます。お薬をこれ見よがしに出すのもそうなのでしょう。 正直なところ、彼をなんとか良い方向に向けるのは無理だと思います。ですから、知人の方が話しを始めたら、ある程度疑問に思ったことは聞き返して、相手に気付きを挙げること、相手が不満を言ったり、屁理屈を言ったら、それ以上は反論・質問せず、「そうは思わないけれどな」と言う程度にする。共感できない部分を無理に受け止めることはなく、かといって(そうはされないと思いますが)拒否をするでもなく、の姿勢がよいと思います。 No.9の方とダブってしまいますが、要は患った自分自身が這わないとダメなのです。何かしてあげたいとエネルギーを使われてしまうと、ご自身のためにも、そしてその人のためにもなりませんよ。

dasoeirub
質問者

お礼

参考になりました。

その他の回答 (12)

  • toyakoyou
  • ベストアンサー率22% (4/18)
回答No.13

質問者様は知人の回復を切に望んでおり、苛立ちも感じているのですね。 私は妻が結婚前よりの鬱でかれこれ18年 妻のレスキューに努めましたが まだ成功していません。生育環境に培った、認知の歪みが大きく横たわっているのが確認できます。知人の方も、恐らく、そうなんでしょう。 専門的には認知の歪みを是正する【認知行動療法】が思い浮かびますが、なかなか、実際このセラピーを施療する人、場所は見出せません。有名な方は、論文発表数が多いだけで、臨床といわれれば ? です。 完全な治癒はしないと思っています。 兎に角、話を根気強く 聞いてあげること これに尽きると思います。 決して、指示的に話をしないで下さい。 薄皮が一枚一枚、剥れ取れるような気付きを期待していくのがベターと思っています。

dasoeirub
質問者

お礼

認知の歪みは初めて聞きました。これに当てはまるのか良く考えて見ます。

noname#194289
noname#194289
回答No.12

その知人に具体的にないがやってみたいのか聞いてみることは可能でしょうか。うつだから何もしたくないというのではなく、うつが直ったらという条件をつけてたずねてはどうでしょうか。

  • MISONO2JP
  • ベストアンサー率16% (11/68)
回答No.11

うつ病は非常に再発率が高く、平均 4~5回再発すると言われています。 私も2回再発しました。 再発の原因は、やはり仕事をきっちりやり遂げようとの思いが 良くなかったのだろうと思います。 今は本当にチャランポランに仕事をしています。 いい加減に仕事をしているという訳ではなく、絶対に無理はし ない、会社に行って仕事ができることに感謝し、自分に与えら れた仕事のみに徹するようにしています。 いろいろと困難な仕事も頼まれますが、私はまだ薬を飲んでお り、治療中の身であって、薬の副作用で頭がさえないことが多 いと正直に話し、困難な仕事は断っています。 以前の自分には考えられなかったことですが、そうすることが 自分を守ることであり、更に再発して会社にまた迷惑をかけな いためにもなると思っています。 何度も会社を休むことは、会社や同僚に迷惑をかけることにな りますし、会社からの信用も失いかねません。 ですので私は絶対にアクセルは踏みません。 ブレーキのかけ方だけを調整しています。 本格的に仕事を始めるのは、薬も必要無くなった後だと自分に 言い聞かせています。 再発防止のためには、復帰してから最低でも半年から一年近く 薬を飲む必要がありますが、その間は絶対にアクセルは踏みま せん。 先日、上司との面談の際に、その旨を伝えましたし、私を必要 以上に評価したり、頼りにしないで欲しい、昇進などしなくて いい、降格されてもいいとも話しました。 病気になっても、会社は最後まで面倒を見てくれる訳ではあり ませんので、自分の身は自分で守ること、されが家族を守るこ とにもなると思います。 食べていけるだけの収入があれば十分です。 私はそう割り切っています。 昔のように出世街道を突っ走ろうとは思いません。 仕事人間としてではなく、一人の人間として、夫として、父親 として、充実した幸せな人生を送りたいと思います。 そのようにお考えになってみてください。 人生は「細く長く」が一番ですから。

dasoeirub
質問者

補足

回答No.9

自分の精神的な問題を解決するのは自分以外に治せる人はいないと思います。 もちろん薬とか知識を持っている人が何の役に立たないということではなく 治そうと思っている人がそういったものを利用して今の状態よりも 改善することができるということです。 ただ単に薬や知識を持っている人に任せておけばいつか治るだろうと 思っていれば今の状況からは一歩も抜け出せないままになってしまう とも思います。 何が心の問題を引き起こしているかは確定しているわけではありませんが 物事の見方や考え方がかなり影響しているのではないかと感じています。 一旦身についてしまった物事の見方や考え方を変えることは本人が 相当の問題を自覚しない限り難しいはずです。 自分の心の問題が自分以外のところにあると思っていれば、自分を 変えようなどとは夢にも思わないでしょう。 それよりも回りが変わればきっとよくなるくらいに思っていると思います。 自分が思っている通りに物事は進んで欲しいけれども、実際の世の中では 思った通りにならないほうが圧倒的に多いと思います。 そういう状況のときに自分なりに解決策を失敗しながら見つけようと するか、自分は失敗しないように誰かが解決してくれるまで待つかといった いくつかの対応方法が考えられます。 そこでの考え方というのがいつも何かがあるたびに顔を覗かせていると思います。 身についたものとはそういうものなのです。 だから誰かがそれは変えたほうがいいよといったところで変えようと 思うかもしれませんが変えることはできないのです。 でも、自分が変えると決めればいつでも変えることは可能なはずです。 あなたにできることは協力を求められたら手を差し伸べることで、 求めのないことに協力をしないことです。 彼が自分を変えたいと思うようになるときまで、 あなたは自分がより楽しく自分の時間をすごせるようにしましょう。 そうすれば協力を求められたときに提供できる知恵に困ることはないはずです。

dasoeirub
質問者

お礼

なるほど。

noname#29999
noname#29999
回答No.8

No3です。補足に対しての回答です。 あなたの知人に対する気持ち,本当に真剣に考えていることが伝わって来ます。医師でもない、専門家でもない、ただ経験だけの私に言えることは限られています。 <今後も暖かい眼で見た方が良いでしょうか> はい、そうしてあげてください。うつは、なった原因も多様、回復のきっかけも多様です。私事について言えば、きっかけはカルチャーショックというのでしょうか、まったく違う環境に放り込まれたストレス、回復のきっかけは、ある一人の人(医師でも恋人でもない)の理解でした。うつの人はたいがい、孤立感に苛まれます。それでなくとも自分に自信をなくして いますので。その人に『がんばれ』『しっかりしろ』というのは拷問に等しいと思います。 十年もの長いおつきあいでしたら、わりと遠慮のない間柄と推測しますので、相手の傷つかないような、アドバイスなどはかまわないと思います。それでも、相手が努力する様子もないということで、あなたがイライラするようでしたら、少しの間距離をおくのもひとつの方法かと思います。いずれにしても、あなたも経験したようにやる気が起きないのがうつです。長くかかるのがうつです。治ったと思ってもぶり返すのがうつです。 それをふまえた上で対応してあげなければならないと思います。

  • avemaria
  • ベストアンサー率11% (1/9)
回答No.7

dasoeirub様は「彼」をご心配なさっていらっしゃることと思います。 「彼」のうつ状態のいかんにかかわらず、また、医師の治療、カウンセリング、すべてを有効にしたうえでも、うつは治るまで何年もかかることがほとんどです。 「うつ」というものは、自分の意志ではどうにもできないということを理解し、「彼」の辛い話を辛抱強く聞いて下さればよいと思います。

回答No.6

・見守る。 ・話を聞いてあげる。(聞かせてもらう)できる範囲で。 ・普通に接する。 ・元気になってきたら体験談を読んで「うつ」精神的な部分の正体えお知る (私は距離は必要ですが「情は人のためならず」とも思っています。) ってとこですかね。

  • big-heart
  • ベストアンサー率14% (3/21)
回答No.5

鬱経験者です。簡単な答えになってしまいますが、質問者さまは「見守る」しかないと思います。それでも質問者様は知人として付き合いをされているのですから、りっぱだと思います。元は知人であっても徐々にうっとおしくなって距離を置かれてしまうことも多いですから。

  • yow
  • ベストアンサー率23% (181/782)
回答No.4

10年以上もつきあいがある友人なんですね? 質問者さんが言いたいことを言えばいいと思いますよ。 温かい目で見守る、というのと、腫れ物をさわるように扱うっていうのは全然ちがうのですが、でも、実際はみんな自分は暖かい目で見守っているつもりでいながら、腫れ物をさわるようにその人を扱っているのではないでしょうか?叱咤激励でもなく、腫れ物をさわるようでもなく、簡単なようでむずかしいのですけど。 相手の今の状態を想像して、こういったらどう伝わってしまうかな、と考えず、自分が伝えたいことを伝える。相手に伝わるように伝えるのではないんです。自分は経験者なのだから、ここの部分は伝えたいっていう部分があるんではないですか?それを言う。それだけです。 うつ(にかぎりませんが)の場合は、自分でよくなりたい、という気持ちがなければ、クスリを飲んでもカウンセリングに通っても、よくなりませんよ。うつでつらい状態が好きなんですよ、きっと。 小林正観という人の本だったか講演のテープだったかでの話なのですが、そのなかで、『うつが直る方法』というのをしたそうなんですね。そうしたら、長年うつをわずらっている人が『そんなことできるはずないじゃないか!』とくってかかってきた、と。そこで小林正観さんは、『別にけっこうですよ、やらなくて。私はやってほしいってあなたにお願いしているわけじゃないですよ。これをやるとうつから抜け出せるという法則があるらしい、という話をしただけで、うつからぬけだしたくない、うつでいるのが趣味である、という人に是非やってほしい、といっていませんよ。』と返事したそうです。

noname#29999
noname#29999
回答No.3

私はうつというより、パニック障害から生還?した一人ですが、。 あなたのうつが医師の助けを借りずに回復したのはあなたが強かったのと症状が軽かったのではないでしょうか。人の性格が違うようにうつの症状も程度も人それぞれです。すっかり、回復したあなたから見れば、現在患っている人は、歯痒く見えるでしょうが、経験者としてもう少し暖かい眼で見ることは出来ませんか? 鬱の人にハッパをかけたり叱咤激励するのは御法度ですよ。これは常識です。 まさか、努力しないなら死んでもいいなどと本人に言いはしないでしょうね。自分が経験されたことや、苦しんだことを無駄にせず何かの役に立ててくださいね。

dasoeirub
質問者

補足

私の症状は軽かったようです。 #2の補足にも書いたような状況にはなりませんでしたので。 暖かい眼で見て10年経ちました。 今後も暖かい眼で見続けたほうがいいのでしょうか? 質問を繰り返すことになりますが 「甘い言葉をかければかけるほど  現状から脱そうとしない部分が散見されるようになっている」現在、 どうすればいいのでしょうか? 「叱咤激励するのは御法度」というのは知っています。 でも精神科医は、努力する方向を促しているような話をされていました。 どんどんと追いやることは私はしませんが、 どうすればいいのでしょうか?

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