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何で妊娠するとつわりがおきるのか
なぜ、妊娠したときに「つわり」なんて症状がおきるのでしょうか? 百科事典で調べたら、「原因は妊娠胎盤の絨毛から分泌される性腺刺激ホルモンが関係していると考えられる。その他,自律神経や肝臓機能の変化,精神状態なども影響する。」程度のことは見つけられました。 これはつわり「症状」の原因です。私が知りたいのは、妊娠して出産というごくごく自然な生命の流れにおいて、わざわざこんな余計な気持ち悪さを起こす生体反応がプログラムされているのか?ということです。 たとえば、生物が「痛み」を感じるのは生体に危険が差し迫っていることを認知させるための手段である、ということは聞きますので、これは至極当然、というか納得できます。 どなたか、知っている方がいれば教えてください。
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安定期になるころまで安静にしていてくれ!っていう サインじゃないでしょうか?
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こんにちは。 シロウトですので確たる根拠はありませんが... >これはつわり「症状」の原因です。私が知りたいのは、妊娠して出産というごくごく自然な生命の流れにおいて、わざわざこんな余計な気持ち悪さを起こす生体反応がプログラムされているのか?ということです。 例えば臓器移植をした時。拒絶反応が出ますね。他人の臓器は異物だからです。せっかく命を長らえるために他人の臓器まで拝借して治療するのに、何のためにわざわざそんな余計な反応を起こすプログラムがなされているのでしょうか? このような拒絶反応はHLA分子とT細胞によって体内に侵入した異物を排除する仕組みによって起こります。この働きは本来、病原となる微生物を排除したりガン細胞からさえ身体を守ろうとするためのものです。 男性の精子と女性の卵子が受精して妊娠します。母体にとって胎児の半分は他人ですね。この他人の部分に対してもやはり拒絶反応が出る。その反応が強すぎる人は胎児を攻撃して殺してしまいます。何度でも流産を繰り返すのです。 母体を守りなおかつ子孫を残すために、半分は他人である胎児をどうにか受け入れて育んでいくような葛藤が、妊娠初期の身体の中では起こっているんですね。それが、つわりであると思います。 ところで...私は3度の妊娠経験がありますが、つわりらしいものは殆ど経験しませんでした。一度目は単胎(→流産)、二度目は品胎(→流産)、三度目は双胎(→出産)で、多胎の場合には絨毛から分泌されるhCGも単胎の時の二倍・三倍(あるいはそれ以上)だったのにも関わらず、殆ど何の症状もありませんでした(強いて言えば、多少ニオイに敏感になった程度)。だからと言って、私のT細胞が働いていないわけではなく、普段も健康ですし妊娠中も風邪ひとつひきませんでしたが(笑) 「ツワリはhCG分泌に起因する」という説もまだ仮説です。不妊治療でhCGを10,000IU程度注射することがありますが、妊娠した時にツワリが強く出る人でもhCG注射でゲロした話は聞いたことがありません。この辺りの不思議はまだまだ解明されていないですね。
お礼
ありがとうございます。これまた、#1、2さんとは違う理由ですが納得です。専門用語が私には難解ですが、なんとなく分かりました。 ここまでの結論として ◎おまい、ちょいと大人しくしてろや ◎異物侵入!撃退開始! の2候補です。またこの両方が考えられるかもしれません。
- hariusagi
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つわりの時期は器官形成期といって、おなかの赤ちゃんの体の部分が形作られて来る時期です。 なのでこの時期に、変なもの、有害物質などを体内に入れると、奇形などが発生しやすくなります。そのため、外部刺激特に食べ物、においなどに敏感になります。 ありていに言えば赤ちゃんを守るためです。 つわりの後にくる安定期では、もう赤ちゃんは人間の形をしており、奇形等の発生率も格段に下がります。そのころにはお母さんも食欲がではじめ、元気になってきます。 熊とかでもわかるように、お母さんは子供の安全のためなら、ご飯も食べずに守ることもあるということです。 詳細はともかく、だいたい合っていると思います。
お礼
ありがとうございます。納得です。 ただ、有害物質等に対する感受性で言えば、通常細胞が未分化であればあるほど、影響が大きそうですよね。電離放射線で言えばベルゴニートリボンドー則があるから器官形成期よりも更に妊娠初期が大事に思えます。体が妊娠を認識するまでに少し大きくなる必要があるのかな?
お礼
ありがとうございます。 納得です。