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論説文等を解くコツについて教えてください

中学生の息子がいます。 小説や随筆の読解は何とか解けますが、説明文や論説文のような文章の読解が難しいようです。 このような文を解くときのポイントを教えて頂きたく思います。 例えば「作者の言いたいことは文の○○あたりに集中している」とか、「この接続語のあとには、どんな内容の文がくるか」とか具体的にお願いします。 文章の解き方がわかるテキストの紹介もお願いします。 (読書をたくさんするという解答は経験済みなので、それ以外でお願いします)

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  • boss-
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回答No.3

chi-gu-ri-nさん、はじめまして。 boss-と申します。 具体的には「ANo.2」でancestorさんが回答されていますので、それ以外のことで「これは!」というものを一つだけ書きますね。(本当は根っこの部分でancestorさんの回答と重なるところもありますが・・・) ******************************************** 「イコール」と「反対」を区別して読む。 ********************************************  ・必然的に「言いたいこと」は何度も手を変え品を変え反復するものです。お説教などが長くなるのを思えば納得でしょう(笑)。これがイコールです。  ・ただくどくど説明してもピンと来ないことも多いですよね。そこで、「反対」のことを出すとピンと来ることが多いわけです。(厳密には「対立」という表現のほうが適切かと思われますが、経験上、「反対」のほうが理解されやすいようです、入門期は特に。) (例)「勉強しなさい。勉強しなさい。遊んでばかりいないで・・・。あれ?勉強は?・・・宿題やったの?・・・勉強すれば、人間が豊かになるのです。勉強しない人間は視野が狭く、成長がないのです。」  これは今適当に作った駄文ですが、まぁ、こういうことなのです。「勉強しなさい」をイコールで反復します。「遊んでばかりいないで・・・。」や「あれ?勉強は?」というのは直接「勉強しなさい」としないまでも「手を変え品を変え」て結局「勉強しなさい」ということの繰り返しです。  「勉強すれば~」は結局勉強しなさい、勉強って価値あることなんだよの変形ですよね。これがancestorさんのおっしゃる「根拠」に当たると考えてよいでしょう。その「反対」に「勉強しないとこうなっちゃうよ」と対立するものを持ってくるわけですね。  この会話調で分かりにくければ、実際の論説文に使われるようなものも挙げておきますね。 *********************** 「イコール」について ***********************  イコールになるのは、「比喩」「引用」「データ」の場合です。この3つは特に説明は不要かと思いますので割愛します。(データというのは「具体例」と言って分かりやすければそれでOKです。簡単に言えば、数字の入っているようなもののことです。) ******************** 「反対」について ********************  ・日本vs西欧諸国  ・東洋vs西洋  ・現在vs過去(vs未来)  などなど、反対だと思って大づかみに読むといいでしょう。細かな設問も実際にはこういった作業抜きには解けないと思って間違いないと思います。(すぐに得点に結びつかないのがじれったいところですが、励ましの言葉をかけ続けてあげてください。)  ということで、ホラ、くどくどと書いてしまいました(笑)。  (まだ作成途中で、しかも更新ほったらかしのサイトで申し訳ないのですが、お役に立てばと思いますので、参考までにURL載せますね。)それでは。

参考URL:
http://www.geocities.jp/kokugo_no_gu/
chi-gu-ri-n
質問者

お礼

回答をありがとうございます。お礼が遅くなり失礼しました。 わかりやすい説明をありがとうございます。 論説文や説明文の読解は難しいですね。 回答者様はご紹介頂いたサイトを作った方ですか?(同じHNなので) (もしそうだったとしたら、是非続けてほしいなぁ)

その他の回答 (2)

noname#49694
noname#49694
回答No.2

http://www.geocities.jp/nm3032nakatsu/genkoku/gk01c.html  論説文は論理に基づいて組み立てられるということをよく意識させることです。それは感情ではなく、論であるということを意識させることです。そこにはかならず「主張」と「根拠」があります。問題をやみくもに解いても意味がありません。  筆者は何を主張したいのか、何を問題視しているのかをしっかり把握する反省が必要です。  これを見抜くためにもっとも重要なのは「逆接」です。まず特に「逆接」にマーク(○をつける)をする癖をつけてもいいでしょう(テスト時にも効果的ではあります)。これを頭にたたき込んでいないと、問題はとけません。  逆接「しかし」「だが」  これが重要なのは、逆接があるところは筆者の核心的文章であることが多いからです。その後の文章は注目する癖をつけないといけません。 例文 「最近は老人が増え、介護をする人が必要となっている。しかし、だからといって介護する人を増やせばいいと問題ではない。重要なことは老人が快適に自立的に生活するということだ。」  そして順接、まとめの言葉(すなわち、つまりなど)にも注意する意識が必要です。  あとは「第1に・・・第2に・・・」「一方で、他方で」にも○をつけると良いでしょう。そしてこれらがもちろん何を示しているかを理解してないといけませんが。○をするのはこういう点が問題になりやすいからです。   「接続語の後にどんな内容の文がくるか」  これは順接と逆接を問うための問題で、これらをしっかり頭に入れておけば、まず間違うことはありません。  (1)接続詞以前の文章を確認、(2)接続詞が順接か逆接かを見る、(3)それに応じてそのまま述べるか、あるいは逆のことを述べるかを決定

chi-gu-ri-n
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 具体的でとてもわかりやすかったです。 教えて頂いたサイトも今後参考になりそうです。 私自身は小さい頃から読書が好きで読解も得意だったので、最初は本を読ませればいいと思っていたのですが、コツを知ることは大切ですよね。

回答No.1

大学受験現代文のカリスマで出口先生って方が いるんですが高校入試用の参考書も 書いているのでよんでみるとよいと思います 東大早稲田の受験生をはじめカリスマ的に人気がある先生です http://www.amazon.co.jp/%E5%87%BA%E5%8F%A3%E3%81%AE%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E5%88%A5%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%86%E2%80%95%E9%AB%98%E6%A0%A1%E5%8F%97%E9%A8%93-%E7%90%86%E8%AB%96%E7%B7%A8-%E6%9D%B1%E9%80%B2%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%87%BA%E5%8F%A3-%E6%B1%AA/dp/4890850805

chi-gu-ri-n
質問者

お礼

早い回答をありがとうございます。 出口先生のことは初めて知りました。 難しそうなので息子に読めるかどうかがわかりませんが、とりあえず1冊買ってみます。