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アンチ・ヒロイックファンタジー小説
マイクル・ムアコックの「永遠の戦士」シリーズを読破して以来、アンチ・ヒロイックファンタシー小説の魅力に取り憑かれてしまいました。 冒険を進めていく上で、主人公が最も大切にしているものが次々と犠牲にされて、その代償として最終的に目的が達せられる、そのようなファンタシー小説を探しています。犠牲になるのは、主人公の恋人でもいいし、仲間でもいいし、命でもいいです。とにかく払われる犠牲が大きければ大きいほど、いいのです。主人公の悲しみが大きければ大きいほど、目的が達せられたときの達成感は格別だと思いますので。 ちなみにヒロイックファンタシーの典型にあるような、「主人公がいかにも男前でかっこよく、冒険仲間も頼もしく、何の犠牲を払うこともなく、悪玉が最後には負けてハッピーエンドになってメデタシメデタシ」っていうようなファンタシーは勘弁してほしいです。 栄光をつかむには、何かを犠牲にしなければならぬ。 英雄になるには、何か悲劇的なものがなければならぬ。 先の展開が全く想像がつかない、読者を良い意味で裏切ってくれる、おすすめのファンタシー小説を知っていたら、是非教えてください。 最後がバッドエンドになっているのでもかまいません。 (いや、むしろそういうの希望です!!)
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「ドラゴンランス」シリーズでどうでしょう。テーブルトークRPGのシステムを元に書かれたもので、主役級のキャラクターは屈強な戦士の兄と病弱な魔術師の弟の双子。この弟の方がどんどん「魔」に引き寄せられてしまいます。
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- tanaka0617
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文面からすると、殺伐とした物が好みなのでしょうか? 殺伐としてる、というにはちょっと微妙なのですが 卵王子カイルロッドの苦難/富士見ファンタジア文庫 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%80%88%E5%8D%B5%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%80%89%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AE%E8%8B%A6%E9%9B%A3 こんなのは如何でしょう? 結構理不尽な展開になる話が多かったと記憶してるのですが。
お礼
お返事ありがとうございました! 主人公に苦難が訪れるストーリー展開は申し分なさそうなので、 手にとって読んでみたいと思います♪ それにしても「かわいそうなキャラクター1位」というのは、 どんな凄い災難が待ってるのか、かなり気になりますね・・・。
- mshr1962
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>主人公の悲しみが大きければ大きいほど、目的が達せられたときの達成感は格別だと思いますので。 そうとも限らないと思いますが...まあ仲間が死ぬ話だと 首藤剛志「永遠のフィレーナ」全9巻 徳間アニメージュ文庫 水野良「ロードス島戦記 灰色の魔女」 加藤ヒロノリ「ホーリィの手記」全6巻 富士見ファンタジア文庫 漫画だと「ベルセルク」「クレイモア」(※両作品ともアニメ化) アニメだと「ザンボット3」「テッカマン・ブレード」 がこの系統ですね。
お礼
たくさん紹介していただき、ありがとうございます! 小説はライトノベルですね。どれも面白そうなので、ネットでもう少し 情報を集めてから読むかどうか決めたいと思います♪ 「ベルセルク」は名前だけ聞いたことはありますが、内容はよく知らな いのでこの機会に手を伸ばしたいと思います。漫画もかなり好きなので
お礼
お返事ありがとうございます! さっそくウィキペディアで調べてみたら、非常に面白そうなので興味 を持ちました。買うか借りるかは分かりませんが、読んでみたいと思 います。 特にドラゴンランス」伝説は、「小説としての完成度では戦記を上回る ものの、あまりに衝撃的な展開が序盤から連続するためか、読者の支持 は今ひとつのようである」という説明書きがあったので、自分とは相性 が合いそうです♪