陸上部です。

質問

今月の13日に中学の新人大会で初めてリレーするんですけど自分ではスピードが足りないと思うんです。0.1秒でもいいので後半から追い上げられるような走り方を教えてください。

回答No.2

BASKETMM

No.1 ADATARA さんのお答えを拝見いたしました。見事に体系化されたお答えで、現場の監督、先生方もこのような教え方をされたらと思いました。物理学のみならず、心理学、生理学も裏に加味された御説明ですね。

例を腕の振り方にとって感想を書きます。
運動会を見ていても、駅で駆け出す人を見ていても、腕を正しく振らない人が多いのには呆れます。小学校には体操の時間があるのに指導は行われないのでしょうか。教えるべきことが教えられないのは、犯罪とさえ思います。児童への腕の振り方指導には余分な時間は要らないのです。

ただどんな理論も、どんな指導法も、これが最良と思いこむのは危険です。末続選手の腕の振り方は、古武道の動きを取り入れているそうですね。

回答No.1

ADATARA

元陸上部です。２００ｍの選手でした。今は、市民ランナーです。その経験から、さっそく御質問にお答えします。

(1)レース技術
(ア）バトンタッチの練習を実際に行って、質問者様が加速してスピー　ドに乗った状態でバトンが受けられるようにする。
（イ）前半はなめらかに走り、後半は大地を蹴るイメージで走る。
（ウ）特に、後半は腕を振る。前ではなく、後ろに振ります。
（エ）息は、吸うのではなく、吐きます。後半,苦しくなったら、息を
強く吐きましょう。

(2)調子を良くする技術
（ア）３日前の１０日からは、きつい練習をしない。５０ｍ×１０本く　　らいの流し（全力疾走ではない）程度を中心にする。
（イ）レース前日は、風呂に入ったときに、温水と冷水（シャワーでよ　い）を足に各２０秒くらいかけるのを５回行って、足の血液循環を良　くしておく（交替浴といいます）。
（ウ）レース当日の食事は、スタート３時間前には済ませておく。野菜　は消化が悪くて腹痛の原因になるので、レース当日は控える。

(3)能力以上の力を出す技術
（ア）バトンを受けて、走り、バトンを渡すまでを頭の中でイメージす　　る。毎日、１０分くらい、今日から実施してください。そして、レ　　ース前日には、レース当日に家を出てから会場に行き、レースを走　　り終えるまでの様子を想像して、頭の中でリハーサルを行ってくだ　　さい。これで、当日は、落ち着きながらも気合が入った状態になれ　　ます。
(イ）今日から寝る前に鏡を見て、自分の顔に「１３日のリレーは楽し　　い」とつぶやいてください。翌日は布団の中で「１３日のリレーが　　楽しくなってきたぞ！」と声を出してください。これは、心理学に　　よる能力以上の力を出すためのテクニックです。後半、ばててきた　　ときに踏ん張れれて、激走できます。鏡を見たとき、眉間の間を見
　　つめるのがコツです。私は、この方法を知って、大事な駅伝を激走　　できました。ただ、能力以上の走りをするので、レース後のケアを　　十分して、怪我の防止に努めてください。