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治療のイメージ
こんにちは、よろしくお願いします。 本来ならば病気のカテゴリーなのかもしれませんが、いろんな方にイメージで答えてほしいのでこちらに質問させていただきました。 私は老人福祉施設の認知症などのフロアーにて勤務しております。 私の祖母も去年認知症になりました。福祉の仕事に従事しているものの発言としては不謹慎かもしれませんが、 認知症というものを長く見てきてこの病気が根本的な治療がなされることはあるのだろうかと日々思います。 現在治療が困難な病気は多くありますが、例えばガンなどは治療が困難なものも多く存在すると聞きます、 しかし、ガンならば可能性は様々ですが、治れば元の様に話をしたり、それまでの生活を楽しむこともできるというイメージももてます。けしてガンを軽んじているわけではありません。 しかし、認知症にはその「元の状態に戻る(主に精神面での)」という状態を想像できません、例え認知症の状態でなくなったとしても、 もし、過去の記憶を失っており話しをしても今までのことをふりかえることはできない、それを本当の意味での治療と呼べるのでしょうか? 認知症といってもアルツハイマーから老年性痴呆症まで色々とありますがどれにしても認知症でいるときに失われた記憶を取り戻すことは医学では不可能だと思います。 私にはそのイメージが浮かびません、見れば見るほど不治の病に思えてしまいます。 もし、これから何百年たち医学が発達していったとしたら、認知症は治療される様になるでしょうか、されるとしたらどの様な改善状態がイメージできるでしょうか? 医学に記憶を取り戻す、といった治療は絶対に不可能でしょうか? 治療が可能になったとしたらそれはどんなイメージでしょうか? 自由に答えて頂いてかまいません、記憶を取り戻す装置などドラえもんに出てきそうな道具みたいな飛躍したイメージでかまいません。 それはどんな治療法、投薬方法でしょうか?
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- RyocoRyon
- ベストアンサー率38% (5/13)
アルツハイマー型認知症に対しては進行を遅らせる薬がありますが、あくまで「遅らせる」だけであって、劇的な症状の改善は見込めません。また老年性認知症は老化現象の一種と考えられますので、病気として治療するということはできないと思います。その他、脳梗塞の後遺症などが原因のものは、その部分の脳がつかさどる身体機能が不可逆的に障害されますので、麻痺などリハビリで回復可能な一部を除き、記憶の回復は難しいでしょう。 しかし記憶自体が失われたのではなく、新たに記憶したり、記憶を引き出すための脳の機能が障害されたという状況であれば、将来的に研究が進めば、再生医療の技術(あらゆる細胞に分化しうる幹細胞を用いて、色々な細胞を再生する技術)を用いて障害された脳神経を再生して、機能を回復させるなんてことも可能になるかもしれないですね。
- santana-3
- ベストアンサー率27% (3891/13901)
前頭葉の萎縮や海馬の崩壊を抑えるため、その病気のメカニズムに関与しているタンパク質の生成を防ぐ「薬」。早期発見なら飲み薬で発病を抑えられる。(症状が進行した状態では治療不可能)
- ben1151
- ベストアンサー率22% (153/681)
認知症のメカニズムは、知りません。 解明もされていないと思います。 仕事で、多くのお年よりを見てきて、感じることですが。 真摯に、真面目に生きてきた人のほうが、ちゃらんぽらんに生きてきた人より、発症しやすいような、気がします。 「自分のお金がなくなった」とか、言い出す、疑り深くなったというような、ケースは、以前の人格を知っている身内から見ると、耐えられない気持ちは、わかります。 押さえて来たものがはずれたとして、理解していくしかないと思います。 自分の親も高齢ですが、発症したとしても、真面目に生きてきた人への「平穏」という、神様からのご褒美と考え、対処していくつもりです。
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
語弊はあるかもしれませんが、私は認知症を「病気」とはとらえていません。 認知症、および、それらを指す「症状」は老化現象から主に始まるもので、言うなれば「自然の成り行き」と考えています。 もし記憶が戻せるようになったとして、それを「治療」と呼ぶのならば、苦難に満ちた人生を送ってきた人はさぞや苦しむ事になるでしょうね。 そしてそれは「本人の同意とは関係無いところから始まる治療」なのですから、個人がそれを望まなかったとして、それは果たして「治療」と呼んで良いものなのかどうか、私には大変疑問です。 「死」というものは、本人の同意が要らないからこそ、許されるものではないですか?。 そうでないと、医療と言うものがこのままの方向で進んでしまう限り、人はいつまでも苦しみながら生きていくんじゃないかと思いますよ。 「老い」が進んでいくほど、人が望むのは「死」だと思います。 出来る事ならば周りに迷惑をかけたくない、と自意識がはっきりしているうちは考えられるし、対策も講じられますが、それは「自分にとっての幸せ」ではなく「周りにとっての幸せを思いはかる事」なのです。 本人が一番「死」というものをどこかで望んでいると思うし、身体が衰え、壊れていく中で生きていくと言う事は「辛い事」ですから、早く楽になりたいと考えるのはむしろ自然な事と思います。 つまり「記憶の消滅」というのは、人が生きていく上での「性」から開放される事なのであって、わたしはむしろ「幸せ」なんじゃないか、とすら思います。 もちろん、忘れたくない、と頑なに思いつづける人もいるでしょう。 しかし、その「忘れたくない」という出来事自体が「現世の我」なのであって、本人にとって「幸せ」なのかどうかは、本人が現世を「きちんと判断できる状態」にあるからこそ、そうであると言えるのではないでしょうか?。 話が長くなりましたが、まとめてしまうと、私は記憶が戻る、という事に関してそれが「老化」から始まっている場合は「大反対」です。 生と死は「一対」です。 どちらが良くて、どちらが悪い、という事はありえません。 対だからこそ、人はその中で懸命に生き、そして「死んでいくことが出来る」のです。 記憶の欠損もそう言う中での出来事に過ぎません。 自然そのものなのです。
- sakura-333
- ベストアンサー率10% (952/8906)
医学が発達して、本来ならば生きているはずのない人まで生きている時代になりましたが、果たしてそれが本当に良いのかどうかはわかりません。 人には寿命があるわけですし、限りがあるから一生懸命生きようとするのだと思います。 治療に関して言えば、頭がしっかりしている人が完全に元の状態に戻らなければ、人一倍辛い思いをされると思います。 しかし、認知症に限っては、それまでが幸せであったかどうかは人によりますし、会話が出来なくても、過去の記憶がなくても本人にとっては幸せである場合もあり、それまでの生活を楽しむ事が良いと思うのは、私たちの考えの押し付けに過ぎないのかもしれません。 もしかしたら、私たちの方が不幸であるかもしれませんし・・ その時をその人なりに楽しんでいれば、それはそれで良いのではないでしょうか? 死に際には何故か素に戻る話なんかも聞きますから、それまでにどれだけの事をしてあげられたかが大切なのだと思います。 認知症に限らず、改善されていない病気はまだたくさんありますが、メカニズムさえ解明されれば、将来的に全く可能性がないとは言い切れません。 それよりも私は、死というものを受け入れて、自然に迎える事も大切なのではないかと思います。 ちなみに、どらえもんの道具だったらヘルメット系です。
- mach-mach
- ベストアンサー率18% (166/914)
頭にオーム真理教の信者がつけていたような帽子が被せられる その帽子にはUSBの端子がついていてパソコンとつながる 脳の情報をパソコンに一時保存 脳の中を初期化して2パテぐらいに分ける 断片化を解消されたパソコンの情報を脳に移行 こんなイメージがわきました。
- localtombi
- ベストアンサー率24% (2911/11790)
質問の答えにはならないかも知れません。 昔に戻るんですよね、認知症って。 痴呆老人やボケ老人と言いますが、子供に戻るんですよね。考え方も行動も何もかも・・・ そして亡くなっていく。 人間の一生って赤ちゃんから始まって成人を迎えて、年取って、最後は子供に戻っていく、“人間とはそういうものだ”と考えると「元に戻さないといけない」という観点とはまた違った価値観というか捉え方が出来るのではないでしょうか。
- pwhsh403
- ベストアンサー率43% (85/194)
脳の細胞を再び蘇らせる。 クローンを作り脳移植。 残りの脳をフル活性させる薬、もしくは施術。 ドラえもん的に考えるのなら、 ヘルメットをかぶって記憶をインプットする。 現実には進行を抑えるための治療ですよね。 投薬、もしくは色々なケアで。
認知症、痴呆症、悪く言えばいわゆるボケですよね。 私的に、認知症や痴呆というのは記憶の問題だけではなく、物事を考えたり行動を起こしたり、 基本的な脳の情報伝達が上手くできない、働きが衰える、ような病ではないか、と思うのですが、 まず脳に蓄積されている記憶については、その病によって記憶が破損、脳内から失われるなど、 パソコンのファイルで言えばエラーガ多すぎて読み取りが不可能ような状況、 記憶が記憶として読み込み不可な状態になっているなら記憶の復元は至難を極めると思います。 ただ、脳に刻まれた記憶は残ってはいるが脳の衰えなどで記憶が唯単に呼び出し難い状況にあるのであれば 要するに過去に記憶した事が上手く思い出せないだけなら、 その方法は定かではありませんが治療の余地はあるのではないでしょうか。 脳の働き、知能は脳が正常に活動すれば自ずと回復するのではないかと思います。 具体的な治療方法は何かしらの方法で脳へ刺激を与えるなどし活性化をはかるなど、 記憶や思考回路の回復を促すきっかけにはなり得ないでしょうか。 脳が活性化する事で情報の伝達はスムーズになり元ある記憶はもちろん、 知能についても回復の見込みがあるのではないでしょうか。 もちろんその方法の具体的な案があるわけでもないし、可能かどうかすらさっぱり分かりません。 しかし仮に可能でも、それが老化による脳の衰えなら、やはり改善は難しいように思いますが。 とりあえず、知識はないが興味ある分野でしたので思い付きで書いてみました、参考になるでしょうかこんな回答で。 現状の痴呆の扱い、治療については全く知りませんので乏しい発想しかできませんが勘弁して下さい。
お礼
皆様の真摯なる回答ありがとうございました、 ここに1つにまとめてお礼をさせて頂くことは不謹慎かと思われる方もおられるかもしれませんが、 一つ一つの回答に思い入れが深く細かく回答すると整理がつかずうまくまとめられないのでここでお礼をさせて頂くことをお許し下さい。 皆様の認識としては自然のなりゆきとして受け入れておられる方が多いのがわかりました、実際にほとんどの人がそんな考えにたどり着くのかもしれません。 もはや、治療するものでもないのかもしれません、治療したその先にあるものが望まれたものでないとしたら治療することは許されたものでないのかもしれません。 しかし、医学が進むにつれ出てくる問題なのかもしれませんね。 この質問を通じて私も当たらし考え方ができる様になったと思います、 自分で考えていきたいと思います、回答ありがとうございました。