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記憶力が良くなる?
アルツハイマー型痴呆は、アセチルコリンが不足することが原因と考えられています。そこで、治療薬として脳内のアセチルコリンの量を増やす薬を飲んで治療するようです。これは、アセチルコリンが増えると、記憶力が良くなるということでしょうか?もしもそうだとしたら、健康な人がアセチルコリンを増やす薬を飲んだら記憶力が更に良くなるのでしょうか。
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原因と結果をきちんと切り分けて考えましょう。 痴呆というのは脳の障害が原因で発生しており、で痴呆の一症状として記憶障害があるわけです。なぜ脳が萎縮するのかという根本の原因はまだ判明していません。 で、記憶システムのメカニズムにはアセチルコリン作動性ニューロンというのが深く関わっているというのが経験則的にわかっており、アルツハイマーの場合には、アセチルコリンを分解する酵素が増えてるらしいということから、この分解する酵素の働きを抑制するための薬が日本では唯一アルツハイマーに対しての薬として認可されています。 アセチルコリンを直接投与するわけでもないし、増やすわけでもありません。あくまでも分解を抑制するだけです。 健康な人が飲んだらどうなるかは知りませんが、アセチルコリンが増えたら増えたで問題になりますから(代表的な例としては筋肉を萎縮させる)、別の問題が生じるかと思います。記憶力が向上するかどうかについては、そもそもアセチルコリンが減少していることによる記憶障害で無い限りは特に向上することはないと思います。
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- kamekame58
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アリセプトを、パイロットに服用してもらったところ、フライトシミュレーションの成績が大幅にアップしたという報告があります。 健常者への検討結果で発表されているデータは、これだけだと思います。 http://www.dinop.com/news/post_865.html 航空機のパイロットの定年は、米国でも日本でも60歳と定められている。これは、安全な空の旅を担うパイロットの業務が、操縦技術だけでなく頭のすばやい回転も必要な仕事であるためだ。歳を取るとどうしても頭の働きが鈍り、新しい技能も身に付けにくくなる。ところが、アルツハイマー病の薬を飲むと、こうした能力が維持しやすくなることがわかった。米国で行われた実験の結果で、Neurology誌7月9日号に掲載された。 アルツハイマー病は、記憶力などの脳の働きが急激に衰える病気。塩酸ドネペジルには、こうした病気の進行を遅らせる作用がある。研究グループは、アルツハイマー病の人だけでなく、パイロットなど頭を使う職業の人にも、この薬は役立つ可能性があると強調している。
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回答ありがとうございます。そのようなことがあったなんて知りませんでした。
- timeup
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駄目です。 健康人が記憶力を良くするには違うメカニズムのその人に合った適切な実行が必要です。
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回答ありがとうございます。やっぱり・・・ダメですか・・・
お礼
回答ありがとうございます。やっぱり薬は病気の人にしか効果がないのですね。