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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:真空管アンプの出力トランスとフェラメントについて)
真空管アンプの出力トランスとフェラメントについて
このQ&Aのポイント
- アンプの出力トランスとは、エナジーオーディオのトランスを使用しているが、片方のトランスは熱が強く感じられるが、これは普通なのか疑問がある。
- 真空管のフェラメントについて、内側の2本は強い光を放ち、両端の2本は光が若干弱い状態であるが、真空管を交換する必要があるのか疑問がある。
- 使用している6L6GCのPPアンプについて、トランスメーカーの好みも知りたい。
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可能性としては色々考えられますが、今回の場合はおそらく 「出力管を挿し替えた時に、Ip(プレート電流)を調整しなかった」 ために 「L・Rchで出力管のIpが異なっているために、OPT(出力トランス)の発熱量に差が生じ、また出力管の蛍光(=球の真空度が高いときにIpに比例して生じる青色の光)の量も異なっている」 のでしょう。 対策は、球の再交換ではなくて、「出力管のIpの調整=出力管のEg(グリッド電圧、またはバイアス電圧)の調整」です。 やり方はマニュアルを見るか、載っていなければメーカーに問い合わせて下さい。 (それでも調整方法が分からなければ、ご自分で交換は出来ない、と考えた方が良いです) もし、これを行わずに球交換をしっ放しにしていると、 ・Ipが少ない場合:歪が増える、電源電圧が上がりブロックコンが劣化する ・Ipが多い場合:発熱が増える、球の寿命が短くなる、OPTやPT(電源トランス)が故障する ・IpがPP間でバラついている場合:低音が出なくなる、歪が増える ということが生じます。 「クラシック向けの球」とか「中高音の綺麗な球」とか言う前に、まず基本を理解していないと、いったい何の音を聴いているか分からなくなりますよ。 現状でも、もしかしたらIpがアンバランスの状態になっていて、その異常状態の音(=低音が出ない、歪みの多い音)を「その球(メーカー)固有の音」と勘違いして聴いているかも知れません。
お礼
今回も回答ありがとうございます。 マニュアルを見て調整してみたいですが、、僕には たぶんお手上げ状態だと思うのでメーカーに問い合わせてみます。 仰るとおりです・・基本も理解してなくて、、あれこれと 他に目がいってしまってました。もう一度勉強しなおします。 ご指摘感謝します(汗) 回答して頂くたび、JT190さまの知識の豊富さに脱帽しています。 ありがとうございました!