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どうしてこんな社会になったのだろう
会社では「労働者」が不足していると言うし、テレビでは「ネットカフェ難民」なんて言っている。 この二者をうまく繋ぐ方法はないものでしょうか。 どちらも何の条件が合わないのでしょうか。 皆仕事をしたいのにー
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テレビなどではバブルの崩壊後の失われた10年の後遺症と 小泉構造改革の負の側面と言われてますね。 少しでも利益を出さないと倒産してしまう企業の論理。 業績が戻ってきたら大量リストラで足りなくなった労働者。 規制緩和でグッドウィルのような こまぎれ賃労働者を使いたいときだけ使う体制が許されている。 教育もいらなければ、常時雇用のリスクもない、便利な制度が 携帯一本で明日の仕事を得る綱渡り的な日雇い労働者を 生き残らせる土壌を産んでいるのです。 昔、テレビで社会制度をA社会B社会に分けるという考え方が紹介されていました。 大きな政府(金はかかるがいたれり、つくせり)西欧、日本 小さな政府(金はかからないが、なにもかも自己負担)豪州、ニュージーランド というような内容でしたが、日本は国がとるだけとって、後は自己負担でお願いします というような国なので、資産をもたない、教育をうけていない、病気を抱える、低賃金の 低所得者層がより貧困になるという構図が顕著になってきましたね。 質問に答えるとすれば、まずは激しいピンはねを平然と行う、大手の人材派遣会社を根こそぎぶっつぶすことでしょう。 それこそ、ピンはねなしで、職安がそれをやればいいわけです。 そうすれば、日当20000円が6000円になることもないわけです。
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- tappara
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会社も人が欲しいけど誰でもいい訳ではないんですよね。 正雇用をしたら簡単に早めさせることもできないですから。 正社員を雇用するってその人の人生何十年か雇用するってことですし、生涯給与億単位の負担を抱え込むってことなんです。 ですから人不足であっても面接して試験して採用を決めます。 ネットカフェ難民の人達は技能・年齢様々理由はあるのでしょうが中途採用枠での就職活動になりますよね。 その時に誇れる経験が不足しているのです。 新卒ならまだしも中途者をゼロから教えるメリットはあまりありませんから経験が求められます。 日雇いの経験ではなかなか正社員に求められる経験が身につきません。 経験がつめないまま歳を重ね、更に就職が難しくなっていく・・・ 悪循環なんでしょうね。 また、好景気といっても大企業と中小では開きがあります。中小ではまだまだ厳しいのが現状でしょう。 むしろ単純作業者を欲しがる中小企業での採用がなかなかといったところですね。(中小企業でも現場作業者は危険物や溶接等の知識や技術が求められるのも事実ですし) うちの会社も予定定員下回ってもそれでも入社試験では落とします。 職業訓練なんかの救済ができれば変わってくるのかな?
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コメントありがとうございます。 「雇用者」「労働者」(この言葉はあまり使いたくないのですが)の関係に信頼感がなくなりますます単純作業的な仕事が多くなるのでしょうか。 就職したい本人の意識改革がないとこのままの状態が続くのでしょうか。 さみしいですがー
- mojitto
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雇用側: とりあえず労働力は不足しているが、正社員を雇うほどの体力はない。だから当座をしのげるだけの体力があり、飲み込みがいい、安い労働力がほしい。 被雇用側: とりあえず高望みはしない。というかできない。 まずは今を生活するだけの賃金がほしい。 条件は見事に合致しています。 さらに人材派遣会社や政府が、こんな社会のあと押しをしています。 美しい国日本、万歳ですね。
お礼
コメントありがとうございました。 そうですね 変な雇用関係が出来上がってしまったものです。 しばらくは解決策は無いということでしょうか。 なにか「もったいない!」感じです。
- kadakun1
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なるほど、言いたいことはよくわかります。 が結婚したいけど出来ない人の場合と似てますよね? 誰でも言い訳ではないのですよ。 企業は利益を追求しなくてはなりません。それにかなわない人は採用できないのです。最低限の規則や人間関係を保てない人は無理でしょう。 楽して稼げる商売など無いのですよ、実際は。 そこがあわないのでしょうね。
お礼
ご意見ありがとうございました。 ある会社に行きましたら商談の机の上に「会社は人材にあり」「時間は金なり」とのスローガンが書かれていました。 じっと見つめて「かみしめました」。
お礼
コメントありがとうごつざました。 「労働力の切り売り」みたいなところが切ないですね。 ところで私も小さな会社を経営していまして社員には困っていました。 電機関係の仕事をしていますが2年前と4年前にそれぞれ一人づつ採用しました。 その時の条件として電気関係の「夜学」に行ってもらうこととしました。(経費は会社持ち) 二人とも2年間欠席もせず最低ですが「電気工事士」の免許を取得しました。 会社で教育するほど時間がないので専門に勉強してもらうのには学校が一番でした。 今では大切な会社の人材になっています。 人材派遣会社のピンハネ問題は腹がたちます。 職安の存在価値をもっと上げる必要がありますが これもお役所仕事的な部分が多く価値観がありません。 残念です。