- ベストアンサー
次の英文の説明をお願いします(専門家の方へ)
The elderly must not be left alone, to die in isolation. 市販の解答は次のとおりです 「老人は独りぼっちにしてはいけないし、だれにも見とられることなく死なせてもいけない。」 私が考えた和訳は次の通りです。 「老人を独りぼっちにして孤独に死なせてはいけない。」 「老人は一人ぼっちにされて孤独の中で死んでいくことがあってはならない。」 1)気になるのはtoの働きです。これは「結果」をあらわすto不定詞の副詞的用法なのでしょうか?(live to be 100 「100歳まで生きる」やfreeze to death 「凍え死ぬ」のtoと同じですか?) 2)市販の解答のように「~してはいけないし、、、してはいけない」と2つに分けるのは不適切だと感じます。 3)toの前のコンマはなくてよいと感じます。googleで検索してもbe left alone to die...と コンマがないのがほとんどでした。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
そうですね,コンマの意味を出すとすれば 「老人は独りぼっちにしてはいけないし, その結果,誰にもみとられることなく死なせてもいけない」 はいかがでしょう。 「老人は独りぼっちにしてはいけないし、だれにも見とられることなく死なせてもいけない。」 という訳は, 特に「ないし,~」というくだりから, 「だれにもみとられることなく死なせる」というのが, be left alone とつながりのない,別の事柄のように感じられます。 「だれにもみとられることなく」の中に含まれていると とることも可能でしょうが。 ただ,さらに考えると, 「独りぼっちにしてはいけない」というのも 「死ぬことになるから」 「死ぬことになるという点で」 ですので, 「~してはいけないし,~」とするより 「老人は独りぼっちにしてはいけない,孤立して死ぬことになるから」 が素直な訳だと思います。 どうも,「~してはいけないし,~」という訳し方は誤解を招きかねないと思います。
その他の回答 (2)
市販の解答の和訳がおかしいとは言えません. お考えのように,この文は,文法論で言うとすれば不定詞の副詞的用法と考えてよいでしょう.eg) My father went to the war, never to return. しかし,文法よりも意味合いが重要です.ここでは文法で考える域を越えています. ポイントはまさにカンマの在る無しなのです. 意味から考えます.(1) 独りぼっちにすること, (2)孤独の中で死なせること,の二つの関係で,カンマがある場合と無い場合で意味合いが違ってきます.カンマが無ければこの二つが密接に結合しているので,ご提案の和訳でもよいと思います.しかし,カンマがあるという前提なら,話は違います.(たかが,カンマのあるないで) まず,「独りぼっちにした」場合に何が起きるか,何が心配か,と考えると,怪我の可能性はもちろん,食事の問題,生活上の不自由さ,等,いろいろなことが考えられます.必ずしも,それが直ちに死ぬことにはつながらないわけです.この文を書いた人は,その意味合いを表現した上で,具体的に言えばとか,「例えば」という意味合いで,カンマの後の補足説明を加えているのです. 「独りぼっちにしてはいけない」と言っていったん切っている意味合いを感じてください.「そうすると直ちに死につながる」とは言っていないのです. 日本文にするときにこのカンマの意味合いをどう表現するか,となると,「例えば~のおそれがあるので」などという言葉を追加すると,それは原文に無いのでやり過ぎとなります.例文で「だれにも見とられることなく死なせて<も>いけない」という表現は,例えばという意味合いを苦心して表したものでしょう. 日本語への翻訳はそれほど単純ではありません.市販本の表現は,これでも許容範囲と考えられます.
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
おっしゃるとおり,市販の解答の訳はおかしいですね。 結果を表す副詞的用法である点も, 試訳の方もよろしいのではないでしょうか。 ただ,only to ~ や never to ~などの結果の副詞的用法と同様, 前にコンマがあってもいいと思います。 もちろん,なくてもかまいません。
お礼
助かります。ありがとうございました。コンマはあってもなくてもいいのですね。勉強になりました。
お礼
とても参考になります。ありがとうございました。