ドラゴンボールの気について
近々、ドラゴンボールの劇場版が公開されるようですね(もうされてますかね?)。子供の頃は劇場版が好きで、新しいポスターが貼られるのを見つけては勝手に興奮してました。
これを機会に、いい歳こいて、ドラゴンボールについて調べてみました。そうすると、あちらこちらで強さの話、つまり気の大きさの話が多いんですね。そこで、とてつもなく疑問に感じたのが、気のインフレについて。前々から言われてる話ですし、フリーザ編でのインフレは凄かった記憶がありますし、どんどん悟空たちが強くなっているのは分かります。が!!フリーザ編以降の戦闘能力も、10億、100億、1000億、1兆、10兆!・・・って増えるんだって考察を拝見すると、おいおいて感じです^^;
原作では、スカウターがなくなってから戦闘能力の数値は出て来ていないですよね。まぁ、集英社が出してる何か公式があるのかもしれませんが、そんなに増えるかよって感じがしてなりません。また、ゲームなどの設定も、原作とは異なる感じがしますしね。
超サイヤ人は公式で出ているらしく、約1億強とのこと(間違っていたらすいません)。しかし、フリーザ編以降も、敵を乗り越えるたびに戦闘能力が倍、倍!魔人ブウ辺りでは、気付けば何千億、またはそれ以上という考察も。
なぜそんなに簡単に超えていくことが推測できるのだろうか?と、甚だ疑問です。皆さんはどう思われますか?
↓↓↓↓↓ 以下、個人的な考えです ↓↓↓↓↓↓
ここで、現実的な例で考えてみます。例えば陸上100m走について考えてみました。100m走では、9.6秒と10.1秒では、数だけ見れば一見大した差ではありません。しかしレースを見れば、そこに圧倒的な差があることは一目瞭然です。数値で見ればたった0.5秒の差であってもです。そして、この差とは、一流の選手であればあるほど、僅かなタイムと思えどその壁はとてつもなく高いのです。つまり、超人であればあるほど、その差はわずかに見えるのかなと感じます。「見た目」に関しては。
(まぁ、とは言え、フリーザ編の戦闘能力数値のインフレは凄かったですが 笑)
ここでよく作中でも強さの判断として比較に出される、「超サイヤ人(またはフリーザ)の戦闘能力」について考えます。これは、それだけ一つの強さの壁として、超サイヤ人(またはフリーザ)が分かり易い基準なのではないか、と感じられます。
つまり、超サイヤ人(またはフリーザ)は、陸上100m走で言えば10.0秒みたいな扱いに感じられます(主観ですが)。そう考えたら、「10.0秒(超サイヤ人レベルの戦闘能力)は、本当に僅かの人しか到達できないものの、たどり着ける可能性があるレベル。そして、それを超えることこそが世界(宇宙最強)への入門。」という感覚かもしれません。
そうすると、やはり超サイヤ人は、十分に凄い強さだと思います。それなのに、あいつら(孫家、ベジータ家)は修行で圧倒的に強くなり過ぎたような描写がしばしば。これこそが、「倍」くらい戦闘能力がハネ上がったと思わせる錯覚ではないかと私は考えています。つまり、「超サイヤ人2=超サイヤ人の2倍の戦闘能力」と考えることは全然出来ないからです。「100m走9秒代=超サイヤ人以上の強さ」とすれば、実は超サイヤ人2は、9.2秒相当かもしれません。そうなれば、数値上でも倍とはいかず、その差も1000万~2000万程度かもしれません。そう考えたら、超サイヤ人3も同様で、さらに2000万~1億などかもしれません。こう考えると、作中最強と言われるベジットも、もしかしたら戦闘能力の数値としては、5億も行っていないかもしれません(とは言っても、超サイヤ人2以上の二人のエネルギー+αなので、3億以上はありそうですが)。
「地球もろとぼ、吹っ飛ばしてやる~!」「星が揺れている!」みたいなセリフは、ベジータ来襲の辺りから頻繁に出てきます。それは、超サイヤ人が普通の世界になっても、同じです。あんなパワーの持ち主たちだからこそ、ほんの少しパワーが上なだけで、大きく圧倒出来るパワーになるのでは?と思うのです。つまり、私個人的には「超サイヤ人までは、なんとか到達できるが、その先は本当に厳しい!」という解釈です。
長々と何書いてるんだがって感じですが、まぁやんわりとかわしていただければと思います^^;