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上皮内新生物と悪性新生物の違いについて
上皮内新生物と悪性新生物について教えてください。 がんの発生から進行の順番がわかりません。 上皮内新生物が出来る ↓ 早期発見できればここで治る ↓ 気付かずにほっておく。 ↓ 基底膜を超えて浸潤する(部位による) 悪性新生物と呼ばれる という流れで良いのでしょうか? ガンは、まず上皮内新生物からスタートして、進行すると悪性新生物になる。 上皮内がん≒初期がん という解釈でよいでしょうか? よろしくお願いします。
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医学的には「上皮内新生物」は「上皮」(もっぱら粘膜)という部位にできた「新生物」はすべて含まれます。 「がん」以外でも、異形成上皮や腺腫と呼ばれる前癌病変や良性病変も「上皮内新生物」になると思います。「狭義の上皮内新生物」:上皮内がんをのぞく上皮内新生物を勝手にこう呼ぶことにします。 つぎに「上皮内がん」はがん細胞があるにもかかわらず、それが粘膜内にとどまっているものをさします。上皮内がんと狭義の上皮内新生物はそこにがん細胞があるかどうかで区別されます。 そして、がんは前がん病変である狭義の上皮内新生物を経ることなく発生するものもあるので、必ずしも、「ガンは、まず上皮内新生物からスタートして、進行すると悪性新生物になる。」というのは当てはまりません。 「上皮内がん≒初期がん という解釈」は良いと思います。 保険屋さんのいう定義と医学的定義は必ずしも一致しません。 非常にわかりにくい文章だと思いますので、要求があれば、補足します。
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- sodenosita
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上皮内がんが出来る ↓ 早期発見できればここで治る ↓ 気付かずにほっておく。 ↓ 基底膜を超えて浸潤する(部位による) 悪性新生物(がん)と呼ばれる 最初もがんなので、最後であらためてがんとするのはおかしいと思います。 上皮内がん ↓ 早期がん:ここまでは早期発見すれば、根治できる。 ↓さらに浸潤、転移していく。 進行がん こんな感じだと思います。 部位によっては基底膜を超えても早期癌になるものもありますから、これにこだわる必要もないと思います。胃癌では粘膜下層に浸潤していても早期癌です。子宮頚癌などではまた話が変わってきます。早期癌であれば、上皮内癌であってもなくても根治ができます。
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ご回答ありがとうございます。 とても良くわかりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 上皮内新生物≠上皮内がん ということが理解できました。 ということは、 上皮内がんが出来る ↓ 早期発見できればここで治る ↓ 気付かずにほっておく。 ↓ 基底膜を超えて浸潤する(部位による) 悪性新生物(がん)と呼ばれる ということでよろしいでしょうか?