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吸光度とコロニー数の関係について
培地から大腸菌を採取して、塩化ナトリウム水溶液で拡散させ、大腸菌液の濁度とコロニー数の関係を調べたいと思っています。ある程度水溶液を希釈しないとシャーレ中のコロニー数が~300になりません。しかし、このときの吸光度の値はとても低いです(0.0001程度)。培地から菌を塩化ナトリウム水溶液に採集したときの吸光度は0.5程度となります。 吸光度とコロニー数の関係をある程度把握するためには、どの過程で吸光度を測定したらよいですか?
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吸光度が0.1(波長650nmの場合)程度以上となるように大腸菌懸濁液を調製し(吸光度を測定)、 それを希釈して寒天培地に播き、コロニー数を計数されるのが良いと思います。 実際に、培地から菌を取って作成した懸濁液の吸光度が0.5程度ということですから、 作成した懸濁液そのものの吸光度を測定し、その後、希釈して寒天培地にお播きになれば良いと思います。 なお、0.1以下でも、生菌数との比例関係は保たれますが、吸光度測定の精度を考えなければなりません。
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- Hayate03
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言い換えると「大腸菌液の濁度と生菌数の関係」をお調べになりたいのでしょう? であれば、大腸菌は液体培養して、培養液の吸光度を経時的に測定します。 同じタイミングで、培養液を分取・希釈して寒天培地に播き、コロニー数を計数します。 吸光度測定の特性上、吸光度が1を超える前後から、生菌数との比例関係は徐々に失われますが、 「大腸菌液の濁度と生菌数の関係」を知るには十分な結果が得られます。
お礼
回答ありがとうございます。 大腸菌液の濁度とコロニー数の関係がわかっていたら、何度も同じ数ぐらいのコロニーを作れるとおもっているのですが・・・ 残念ながら液体培養を行う装置はありません(>_<) 吸光度が1を大きく下回るときは生菌数との比例関係はないのですか?
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 実際に吸光度を用いて測定したところ、コロニー数との相関関係を確認できました。