大学で陸上やっているものです。専門は短距離です。
どの番組のことを言っておられるのか分かりません(BSーiの「超人」でやっていた金丸祐三さんの特集でしょうか?)
僕の考えを言わせていただきます。指導者によって腕振りの解釈は様々です。主に3つに分かれます。
1…腕振りはリズムを刻むもの。脚と腕は同じ周期で動くので,腕振りを 速くすればピッチも速くなる。
2…腕を振ると肩甲骨が動く。⇒肩甲骨が動くと背筋が引っ張れる。
⇒その体のねじれの動作が腰に作用⇒足を振り出す力になる。
3…腕振りを足が地面に着く接地時に向けて,接地の向きに向けて振るこ とで,一瞬に大きな力を地面に伝えることができる。すると,その地 面からの反発力で体を前に進める。
といった感じですが,1~3まで総合したものが理想だと考えます。特に3は「腰がのる」ことと「前傾(腰が抜けない程度の)」がマッチすれば気持ちいいぐらいスピードに乗れます。
また,末続さんは「なんば」(左腕なら左足,右腕なら右足を同時に出す動作のこと)を混ぜることによって,腕振りの力を足を前に出す力に利用しています。あえて周期をズラスことによるものです。
長々すみません。参考になるでしょうか?