#1です。
過去のデータを見ると、確かに92年には9月4日に最大電力を記録
しています。
最新のデータは、去年の7月23日です。この10年の間にも12%
ほど最大電力は伸びており、この伸び率は現在ある全ての新エネを毎
年投入しても追いつけるものではありません。
> 1 1年で一番電気を使った日(9月4日)
間違いではありませんが、データが古すぎます。
> 2 でも原発頼みはこれだけ(グラフが山形になった、その頭
頂部をさして)
30点くらいでしょうか(笑)
確かに比率から言えば、当時は30%に満たなかったと思いますが、
原子力はベース電源として使用するので、山の部分ではありません。
これは、日本の電気の使われ方の特殊性もありますが、1日でも
午前中に急速に立ち上がり、お昼に少し下がって、13時~15時
位にピークが出て次第に下がって明け方5時くらいに一番使用は少
なくなります。
そしてこの負荷の立ち上がりに追従するために、主に揚水とピーク
火力を使用します。原子力では急激な出力調整が出来ないため山の
部分を担当出来ないし、発電単価が安いのでそのような使い方をす
ることも経済的ではありません。
> 3 秋、涼しくなれば火力だけでも余裕。
余裕ではないですが80点くらい。
秋が一番電気が使われない事は合っています。
しかし、この時期と言うのは、夏はギリギリで停められなかった
発電機や他の電気設備を唯一停止して点検の出来る時です。
ですから、そうしたメンテナンスの部分を含めると別に余裕でも
ありません。
また、日本みたいにエネルギーの98%近くを輸入に頼っている
国では火力だけに頼ると、原産国が中東に集中しがちで万一戦争
など不安定になった場合エネルギーセキュリティが確保できなく
なります。当然、お金をかけて備蓄していますがあっという間に
使い切ってしまいます。将来的にも化石燃料は枯渇が見えています。
> 4 原発がないと電気が足りなくなるのは夏の間、それも昼間だけ。要するに冷房のせい。だから冷房に使うぶんさえ別の発電方法
にしたりできれば今すぐにでも原発は止められるのデス。
ここまでくれば、電力設備はそんなに単純なものでは無いと
わかってくると思います。
電気は停める事も貯蔵する事も出来ませんので、予備も必要です。
それに、少しでもコストを下げる必要もあります。さらに、京都
議定書に基づいた二酸化炭素の削減もしなければなりません。
しかし、消費者はより良い生活を求めて電気の使用量は毎年増え
ています。
なぜ実状も踏まえないような資料で短絡的に原子力を廃止できると
説明しているのかわかりませんが...電力会社のHPでも色々と
資料を公開していますし勉強して情報を選ぶ目を持ちましょう。
お礼
ありがとうございました。 やはり原子力はベースなのですね。 なんとなくわかっていても 論理的に反論しようとすると 詰まってしまう自分です。