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売り上げ目標の設定について
ビジネスプランを立てるにあたって、売り上げ目標というのがありますが(例えば、8時間で150杯のラーメンの売り上げを見込む。または、利用客数)、既に職場経験のある方なら、企業をするのにそのノウハウを活かせるのかとも思いますが、初めて起業する者はどうのように売り上げ目標を立てたらよいのでしょうか? よろしくお願いします。
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- sionn123
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rye911さん こんにちは どんな事業を始めるに当っても、最低限知らなければならない事が「大まかな利益率」です。例えば利益率30%の商売では、ある月の総売上x30%が利益となります。その利益の中から各種経費を払って残りが「儲け」となります。rye911さんの給料は「儲け」の中から出費されるます。最低限の生活をするためには給料金額として20万円はないと生活は難しいでしょう。したがって(20+総経費額)÷利益率で計算される金額が、最低限の生活を成り立たせる20万円を出す1ヵ月の売上となります。 以上が簡単な売上目標の考え方です。最低限の生活をどの程度のレベルに設定するかで、rye911さんの受け取らなければならない最低限の給料が決りますよね。あとは経費がどれだけ掛るかが解れば、売り上げ目標が決るわけです。 問題は経費が幾等掛るかです。経費には売上や営業時間に関らず一定額の支払いをする「固定費」と電気代や水道料等の「変動費」に分けられます。それと本来の簿記では借入金の元金は経費扱いになりませんが、売上目標を考える場合は借入金元金を含めて考えて下さい。それは、借入金元金であっても利益の中から支払う金額には他の経費と何ら変わりが無いからです。 まず支払うだろう経費に一覧を作り、それを「固定費」と「変動費」に分けます。「固定費」は毎月幾等払うかが解っていますからそれはそれで良いですね。解らないのが「変動費」です。これは想像するしか無いのですが、今までのお勤めしていた会社の支払額から想像するのが1番適切でしょう。後は、光熱費については自宅の光熱費を1平米割して職場の面積をかけて想像する方法も有ります。電気料に付いては住宅用と事業用との料金体系が細かい事を言うと違うのですが、この方法で有る程度の予測は立てる事が可能です。 以上の方法である程度の売上の予想を立てる事が可能です。ここで計算された予想売上は経費の部分が予想額が含まれている関係で予想額でしかないのですが、ある程度の近い数字は出ると思います。この方法で計算される売上を当初の目標売上としたらどうでしょうか???
- wa_jiro
- ベストアンサー率64% (116/179)
こんにちは、rye911さん。 ご質問の文面拝見しました。 初めての業種での起業されるとの事 頑張ってください。 さて、売上目標設定の方法ですが、 私がお勧めしている方法の一つが、損益分岐点分析 から導きだす損益分岐点売上です。 損益分岐点売上は、最低これだけの売上を確保しないと 赤字になる(採算割れになる)売上高です。 導き出し方は、そう難しくはありません。 ただ、この限られた投稿の欄に書くには足りないので 詳しくは、ネット上で「損益分岐点分析」で検索すると かなり多くの導き出し方が記載されています。 詳しくは、それらのHPで事例を見て算出して下さい。 ここでは、かいつまんでの説明に留めます。 売上を上げる為に必要な経費(固定経費《売上がどのように 上昇しようと一定の経費》・変動経費《売上の上昇と共に 増加する経費》)とを洗い出し、これらを賄える分岐点 《ちょうど経費をまかなってチャラの状態》を算出します。 この分岐点売上が、採算ゼロの状態です。 赤字でもなく、黒字でもない状態です。 この分岐点売上を基本とし、その売上高を超える目標値に する事で、経営の黒字の状態となります。 この損益分岐点売上高を目標に立て、その売上高を超える ことにより、収益(黒字)が確保できます。 ここで注意しなければいけない事が一点あります。 売上高の上昇と共に、変動経費の増加が発生します。 これらの変動経費をどのように圧縮できるか、または 変動経費の増加を低く抑えることが出来るかを良く 考えれば、そこにまた新たなチャンスが発生します。 ここが経営努力の根幹となるものとなります。 初めての業種との事で手探りの事もあるかと思いますが 経費ひとつひとつにも注意を払うことが黒字への第一歩 となると思います。 頑張ってください。
お礼
wa_jiroさん、ご回答いただきまして大変ありがとうございます。 早速、「損益分岐点売上高」について調べてみます。 やはり重要なポイントは、変動経費の見積もりなのですね。 参考にさせていただきます。
お礼
sionn123さん。ご回答いただきましてありがとうございました。 確かに変動費というものは、予想しにくいと感じていましたが、「ご指導いただきましたように、身の回りの状況から予測を立てるようにしてみます。