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仏語初級質問 独学者より(ドイツの学者ではありませんアセ)

Parismadamさんをはじめ、毎回たくさんの方にご教授して頂いて感謝しています、有難うございます。今回もお時間がありましたらお願いします。発音記号やその他の記号は省略せざるを得ませんので、分かりにくいかと思いますが、宜しくお願いします。 1:「feuille」「pastille」「travail」「eventail」など、<~lle>や<~il>で終わる単語の発音をみてみると、よく[j][je]と記されているのですが(例えばtravailなら[travaj]のように)ネイティヴの発音を聞いても[j]の音は全く聞こえないのですが、この辺りについて何か知っておくことはありますか? 2:「avoir la parole facile」弁舌が爽やかである   「avoil le travail facile」仕事が早い 辞書にのっている一文の「avoir」を変えて<J'ai la parole facile> <Nous avons le travail facile>などとよく考えていますが、まず後者の場合の「travail」は、ここでは「travaillons」になりませんよね?また動詞変化表には、単純形の他に複合形というのがあるようですが、<ai-je eu><as-tu eu>...例えば「avoir」だと、これはどのようなときに使われるのでしょうか?今まであまり見たことがないような気がしまして。 3:性/数の一致以下の一例で大丈夫でしょうか。不定冠詞ですが... C'est un petit arbre mort. Et, Ce son des grands feuilles mortes. 4:「Je n'ai parle qu'a lui.」私は彼にしか話さない   「Il ne pense qu'a lui-meme.」彼は自分のことしか考えない 以上を、私は彼には話さない     彼は自分のことを考えない と最初、訳してしまいました。勿論勉強不足ですが、<~しか>となる理屈を簡単で結構ですので、教えて頂けませんか?

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  • Parismadam
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回答No.1

こんにちは。6/29のご質問以来ですね。質問ページを開けるや、いきなりお呼びがかかりましたので、これは「ご指名?」と勝手に解釈し(笑)、回答させていただきます。 ご質問1: <ネイティヴの発音を聞いても[j]の音は全く聞こえないのですが、この辺りについて何か知っておくことはありますか?> (1)全く聞こえませんか?仏語はわりと文末の子音ははっきり発音する方なので、-lle「イユ」「ユ」など、結構聞こえる気がします。 例: Je travail. (ジュ・トラバーィユ) (2)また、それらの語が文中にくるよりは、文末にくる方が、「イユ」はよりはっきり聞こえると思います。特に文中で、他の母音字と重なる場合は、語尾の-lleが後続の母音に流されて消えて聞こえることもあり得ます。 例: Ce travail est difficile. (ス・トラバーィ(ユ)・エ・ディフィシル) この場合、「ユ」と「エ」がye「イエ」と聞こえるかもしれません。 ご質問2: <まず後者の場合の「travail」は、ここでは「travaillons」になりませんよね?> なりません。このtravailは一般名詞「仕事」なので、主語の影響を受けません。 ご質問3: <また動詞変化表には、単純形の他に複合形というのがあるようですが、<ai-je eu><as-tu eu>...例えば「avoir」だと、これはどのようなときに使われるのでしょうか?今まであまり見たことがないような気がしまして。> avoirは一般動詞でもいろいろ使われていますから、それが過去の動作を表す場合は、通常の会話でも、複合過去として多様に使われます。 J'ai eu des experiences. 「私は多くの経験をした」 J'ai eu cet etude. 「その勉強をした」 ご質問4: <性/数の一致以下の一例で大丈夫でしょうか。不定冠詞ですが... C'est un petit arbre mort. Et, Ce son des grands feuilles mortes.> 1番目の仏文はあっています。 2番目は、タイプミスの他にgrandsが女性形に変化していないので、女性形にする必要があります。 訂正例は、 Et, ce sont des grandes feuilles mortes.> となります。 ご質問5: <「Je n'ai parle qu'a lui.」私は彼にしか話さない 「Il ne pense qu'a lui-meme.」彼は自分のことしか考えない <~しか>となる理屈を簡単で結構ですので、教えて頂けませんか?> このqueは「~以外に」「~より」という意味を持つ接続詞なのです。英語のthanに相当します。従って、 ne…que~:「~以外に…ない」→「…だけしかない」 sans…que~:「~以外に…しないで」→「…だけしか」 ne plus…que~「~より…もっとはない」→「~以外…もうない」→「もはや…だけしかない」 となるのです。 以上ご参考までに。

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  • trgovec
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回答No.2

1. /ij, aj, oej/ などの発音 フランス語は語尾の子音も軽くあいまい母音をつけるようにして比較的強く発音する方ですから、弱化して聞こえなくなることはありません。しかしやはり個人差というものはありますから人によって強弱が生じることはあるかと思います。 ところで語尾の /j/ ですが「イユ」という音を期待すると、聞こえないと感じることもあるかと思います。 日本ではこの音を「(イ)ユ」のように転記する習慣がありますから、自分もはじめてネイティブの発音を聞いたとき「ユじゃないじゃん?」と感じたものです。 それは当然で /j/ という子音しかないわけですから、後にあいまい母音をつけても「ユ」とは程遠い音になるのです。 また「聞こえない」と感じておられても travail が「トラヴァー」 feuille が「フォエー」と聞こえることはないと思います。「トラヴァーィ」「フォエィ」ではないでしょうか。 それならむしろ正常です。はっきり「トラヴァーユ」「フォエイユ」と聞こえることの方が少なく、せいぜい「トラヴァーィェ(ァ)」のようになるくらいです。 (pastille のように /ij/ の場合は「全然聞こえない」という印象の場合もあります。 /i/ と /j/ が似ているからですが、それでも「パスティー」というよりは「パスティーィ」のはずです。) 2.ai-je eu / as-tu eu これは「複合時制(この場合は複合過去)の倒置形」というものです。倒置形が使われる代表に疑問文がありますが Ai-je eu...? 「私は…を持っていたか」 確かにこれはあまり目にすることのない形です。その上二人称や三人称の疑問文でも Est-ce que を文頭に置く形や、イントネーションと疑問符だけの疑問文も多く、倒置形を目にすることは少ないでしょう。 このような倒置形をわざわざ書いておくのも、ドイツ語のように何でも倒置すればいいわけではなく、いくつかの制限があるのでそれへの配慮だと思います。 ・Donne´-je のように一人称単数が子音で終わる規則動詞は e にアクサンテギュをつける。 ・Aime-t-il のように三人称単数で t がなければ t をはさむ。 ・主語が名詞のときはそのまま倒置できない。 Paris bru^le. パリは燃えている → Paris bru^le-t-il? パリは燃えているか 人称代名詞を加えて複合倒置する。