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CCDの感度(入出力特性(分光感度除く))の仕様について
カメラのカテゴリで質問しようかと考えましたが、こちらにさせて頂きました。 測定用CCDカメラの選定をしています。 測定項目はいくつかあるのですが、その中で対象の光強度が 大きく影響する項目がありまして、それを精密に評価したいと考えています。 ただ、あるメーカの人いわく、CCDは測定前に溜めた電荷の残りやきちんと送られなかった 電荷等の影響で厳密には毎度同じ入出力特性を示さないということでした。 しかし一方で[V/Lux-sec]なる単位を使って感度を提示しているメーカもあります。 これは提示しているメーカの方が優れたカメラを提供しているということなのか、 それとも提示内容は非常に大まかでそれ程信用のないデータなのか判断がつかずにいます。 [V/Lux-sec]で示されると光の強度に対して電気的な出力が線形に対応していることになり、 若干眉唾ものに感じられます。 もし経験がおありの方がいらっしゃいましたら、この内容についてご意見や情報を よろしくお願いします。
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- walkingdic
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非常に簡単に言うと、光強度の測定精度はよくないので、厳密な絶対値測定には向きません。どの程度の再現性を求めるのかによります。 ちなみに基本的にはCCDは原則は入射光量にに比例した出力となります。(暗電流分は別途あります) ただ光量が強い部分では飽和する現象があり、また非常に弱い部分だと暗電流に飲み込まれます。 従いまして原則は比例ですが、多少誤差があると考えるとよいでしょう。 なお、市販のCCDの場合にはガンマ補正されるものがあります。 この場合ガンマ1.0ならば比例しますがガンマが1.0ではない場合には比例しません。通常ガンマ補正機能付きの場合にはガンマ0.45とかの補正が入っていたりします。これは映し出すテレビのガンマ特性を考慮してそのような機能をカメラに内蔵しているのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 お礼が大変遅くなり申し訳ありませんでした。 勉強不足で誤った見解をしていましたが、これで[V/Lux-sec]なる単位について認識できました。 やはり固定的な感度の特性といったものはそれ程再現度もなさそうなので、大まかに各ピクセルに対して比例係数を評価するに留まりそうです。 加えて飽和限界強度と暗電流測定をして総合評価にしようと思います。 貴重なご意見、ありがとうございました。