「アワビを採るな」と言える根拠、証拠は?
海岸などで、一般人がアワビなどを勝手に採ってはいけないことになっているようですが、少し疑問に思うところがあります。
漁師さんたちは、一般人たちが採っているアワビは自分たちが稚貝を放流したものだから採るなといいますが、そのアワビがそうである証拠はどこにあるのでしょうか?印でもつけてあるのでしょうか?
その辺りの海岸に元々アワビがいなかったのなら、まだ信じられますが、そうでないのなら、そのアワビは元々いたアワビの子孫かもしれないじゃないですか。自分たちが稚貝を放流していたら、その辺りにいるアワビすべてが自分たちの放流した稚貝が成長したものだと決め付けるのは短絡的でおかしいのではないでしょうか?
警察も、漁師たちが稚貝のDNAデータを保存していて、そのアワビのDNAがそれと一致したのなら、その一般人を逮捕なり何なりすればいいと思うのですが、それもせずに、そのアワビが、放流されたものだという証拠もないまま、ただ漁師たちの言い分だけを聞いて漁師たちの味方をするのは公平性に欠けると思うのですがいかがでしょうか?疑わしきは罰せずではないのでしょうか?
もし、漁業権で、漁師たちが放流したものでないアワビも漁師たちのものだということになっているなら、漁業権自体がおかしいですよね、悪法ですよね。一部の人間が勝手に占有権を主張できることが、社会全体のあらゆることで許されていたら、社会には不公平、不平等がはびこるでしょう。漁業に関してだけだからいいんだというようでは、政治家、官庁だけが税金を無駄遣いしてもいいんだ(つまり、不公平、不平等も一部の少数の人間だけに許されるならいいんだ)ということと似たようなものだと思います。
漁師たちは、漁で生活しているのだら、というのも理由にはならないはずです。何を生活の糧にするかは、その本人が勝手に決めたことですから、「私は、漁を生活の糧にしたい、だから、魚介類はオレの物だ、他のやつは採るな」では、あまりにも身勝手すぎます。元々誰のものでもなかった物を生活の糧にすること自体が問題となる原因だと思います。(養殖場で採れたものは、誰のものかはっきりしていて、とても良いと思います。)
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