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PCの定義
英語ではPCはAT互換機のことで、Macを含まないのですが、(少なくともイギリスのIT業界では) 日本語では、PCはパーソナルコンピュータの略でパソコンと同義のようなのですが、いかがでしょうか? MacのことをPCと呼んでいる人がいて混乱してしまいましたが、日本語であれば、それが正しい…んですよね???
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下記のものが元祖IBM-PCです。参考URLには、日本語のWebサイトを紹介しておきました。 http://www.can.ibm.com/helpware/5150.html このPCの成功後、IBMは名機IBM-PC/ATを開発し、オープンアーキテクチャとあいまってPC/ATが圧倒的に売れたことから、事実上、PCという言葉は、ATとその互換機を指すことば(ほぼ固有名詞化)として、欧米で定着しました。 http://www.can.ibm.com/helpware/5170.html 逆に、日本では、NECのPC88やPC98シリーズが圧倒的なシェアを誇っていたという経緯がありますので、PCということばは、AT互換機を指すとは限りません。 Macは、パソコン全般には含まれるので、頭文字を略したパーソナルコンピュータの意味でPC(ピースィー)と読んでいる方がいるのかもしれませんが、単なる勘違いでしょう。ただ、目くじら立てて誤りを正す必要があるかどうかは不明です。
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- electricdream
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> 「間違っている」とか「日本IT市場ではそれでよい」とかというご意見はございませんでしょうか。 定義がはっきりしない以上,次のように,”自分で判断して使い分けする”しか ないでしょう. 和文英訳の場合,たとえば,専門誌で明らかにWindows機だけの話題の コラム記事に,「これらパソコンの性能は...」というフレーズがあった としたら,それは" Windows PCs " と訳して, また,別媒体で「日本のパソコンの普及台数は...」とあったら,それは 往々にしてMacをも含んだ「全体」を指すと言えるので," pc and Apple " みたいに英訳すればよろしいのではないでしょうか? 英文中にある" pc " を和訳するときは,その読者が,パソコンに詳しくない 一般の人を想定されるならば,あっさり" パソコン " でいいと思います. 回答No.5の方も言ってみえるとおり,Macという一機種の存在を認知している人 でさえ,日本人全体から見たらそんなにいるとは思えないからです. ですから,ITに関連する業界人が読み手として想定されるならば,状況に応じて " PC/AT 互換機 " とか," Windows 機 " に区別して訳するといった臨機応変さ が必要になってくることは確かです. なお,この訳文に自信はありませんがニュアンスが伝わればよいと思いました.
お礼
具体的なご回答ありがとうございました。 皆さんのご回答、大変参考になりました。 「言語」のカテゴリに同質問を移して、コンピュータ関連でない方々にも質問を投げかけて見ました。(こちらはその為締め切ります) やはり日本語においては「ゆれ」がまだあるようなので、electricdreamさんのおっしゃるとおり、毎回の定義づけが必要のようです。
- honeorizon
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>間違っている」とか「日本IT市場ではそれでよい」とかと >いうご意見はございませんでしょうか。 「良いか」って言われると、歴史つーか、経緯つーか、まぁ、 ちょっと勉強してよね。って思うこともあるけど、「間違って いる」とは思わない。なぜなら、正しいとか正しくないとかは 誰も決められないから。まぁ、流行語つーか、俗語つーか。 そういうのと同じだからねぇ。日々意味が流動化してるから、 誰も「定義」出来ないよね。 で、「PC」と「Mac」の関係だけど、世の中にはMacintosh というPersonal Computerがある事さえ知らない人が多い ですし、名前ぐらい知っていても、Macintoshが"どういう物" かを認識している人は多くはいないでしょう。 # あなたが対象とするIT関連の仕事をしている人でも、大し # て状況は変わらないと思うなぁ。 そういう人々にとっては、Macに関して最初から意識に上が らないからPersonal Computer = PCとなっているんじゃ ないですかねぇ。 # 欧米でもそうじゃないかな。と、ふと思う。
お礼
ありがとうございました。 >日々意味が流動化してるから、 誰も「定義」出来ないよね。 言語の変遷は、時代や言語圏、社会、会社によって異なるので、おっしゃるとおり、特定ができませんね。 その為に、暗黙の定義づけや公の定義づけ(文書ごとや会社ごと、または社会毎)が出来上がり、編纂したものが辞書であるかと思います。 ただしIT用語は変遷が本当に日々激しく、PC用語辞典なんてすぐに使い物にならなくなってしまいますね。 英国で英語環境でSEをしていたので、技術用語については日本での語彙が不足しているため、質問させていただきました。 他にも、ホームページ⇒web site (英語のHomepageはTopページのこと)や、IT用語ではないですが、ナイーブ⇒sensitive(英語のnaiveはうぶ)だったり、若干の差異が生じますが、なかなか特定できないのです。 特に技術関連の語彙は、見極めがつきづらいです。 今回の質問も、「パソコンを安易にPCと英訳すると誤解を招くことがある」という私の意見に、「えええええ」と疑問の声が上がったことから、させていただいたものです。 ># 欧米でもそうじゃないかな。と、ふと思う。 米国は分かりませんが、英国では「PCはAT互換機」と消費者向けにも定義づけする雑誌、文献がほとんどです。1993年あたりに家庭に普及が始まった頃はまだAT互換機と呼ぶのが一般的だったのですが、当時はMacはまだマーケティング展開をしていなかったと思います。Macの市場参入で、「Mac」と対応するかのように「PC」と呼び始めた記憶があります。おそらく米国の語彙からとったものかと思います。 Macの親元である米国ではおそらく事情は異なるかもしれません。 PC=パソコンと捕らえることに対して、「ちょっと勉強してよね」と感じる方もいらっしゃるということが分かり、根底は英語の語彙と同じであること、日本ではそれが変形されて使われることもあり、であることが確認できたように思います。ありがとうございました。
>1)日本語の「PC」にはMacは含まれないが、間違った使い方が汎用している。 2)日本語の「PC」にはMacが含まれるというのは間違いではない(習慣化しているため正しいとする) 3)曖昧な状態のため、定義づけはない。 興味深いお話をありがとうございました。個人的には、3)かなと思っています。 私の周り(非IT関連の職場)で、PCということばをパーソナルコンピュータ全般という意味で使っている方は皆無です。 ほとんどの方が、「パソコン」、「コンピュータ」という言葉を「パーソナルコンピュータ全般」の意味で使っているようです。 他に、耳にする言葉として、AT互換機のことを「Windows(機)」という言い方があるようです。「Windows」と「OS○」というOS単位での比較として話題に上ることは少ないようです。 私は、「AT互換機」という言葉を自作仲間が相手のときだけは常用していますが、かつては「DOS/V機」という言葉も使っていました。彼らとは、「PC」ないしは「AT互換機」という言葉で話が通じます。
お礼
ありがとうございました。 大変参考になりました。 主に、日⇒英の訳やチェックが多いので、 windows機、AT互換機 ⇒ PC パソコン ⇒ personal computer という語彙は自分自身にもあるのですが、パソコン⇒PC またPC⇒パソコンと訳される翻訳家の方が少なくないので、チェックを入れるときにどうしようかな、っと思っていました。 翻訳のカテゴリでもアップしてみます。 ホームページをhome pageと訳してしまう方もまだいらっしゃいますし… 結構、同じようで違うカタカナ用語と英語なのでした…(チェッカー苦労"^_^")
- honeorizon
- ベストアンサー率70% (197/279)
>英語ではPCはAT互換機のことで、Macを含まないのですが、(少なくともイギリスのIT業界では) >日本語では、PCはパーソナルコンピュータの略でパソコンと同義のようなのですが 日本以外では、IBMが最初に出したIBM PCという商品(とその 後継機種)が爆発的に売れたので、PCと言えばIBMの出した、 パソコンかその流れを汲んだパソコンのことを言うようにな りました。つまり、今日本以外でPCと言えば、Personal Computerの略として使われていなくて、逆に、そういう特定の 流れを汲む商品群の"呼び方"になっているのだと思います。 # IBMがPCと名付けたのはPersonal Computerの略として # でしたが。 日本では、IBM PCはあまり売れなかったし、まぁ、PCと言 えば、NECのPC-98シリーズのことと思われた時代もあった けど、今はもうその面影もないので、PCを特定の商品群だけ と結びつけるようなことが発生しなかったので、PCという 呼び方をPersonal Computerの略として使っている人が多く いる...と、まぁ、そういうわけでしょう。 >MacのことをPCと呼んでいる人がいて混乱してしまいましたが Macintoshの人たちは、世界最初のPersonal Computerを 開発したのがAppleで有ることに自負を持っている人が、まぁ、 ままいるので、そういう人たちはことさら、MacをPCと呼び たがるような気がしないでもないけどね(偏見)。
補足
ご回答ありがとうございました。 >MacのことをPCと呼んでいる人がいて混乱してしまいましたが non-ITの人々の発言でした。日本語「うちのPCが…」みたいな話題で、何の機種かな?と思ったらMacだったとか。 また、日本語の「パソコン」がPCと英訳されていて、文脈上「ああ、Macは互換性ないんだー」などと読んでしまうとか。 >PCという呼び方をPersonal Computerの略として使っている人が多くいる... ということですが、honeorizonさんは、それに対して、「間違っている」とか「日本IT市場ではそれでよい」とかというご意見はございませんでしょうか。
- mayfly72
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過去に同じ様な質問が多数有ります。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=247201 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=247902 現実には、私の周りでは殆どパソコンと考えているようです。 個々には、Mac、Win(Windows)と呼ぶ人が多くなっています。
お礼
ありがとうございました。 247902と同等の質問でした。アメリカでもPC・Mac区別しているんですね。 日本語でパソコンといっているときもPCのときも、概念としてMacを含んでいるということで理解しました。
補足
日本での事情がわかって腑に落ちました。 NECが市場を席巻していたという経緯ですね。 日本語で、PCにMacを含むのは勘違いということは、一般的ではないのでしょうか。(一般消費者は知らずに使用していることもある、ということでしょうか) 技術翻訳・通訳上、定義に関心があります。 細かくて申し訳ありません。 1)日本語の「PC」にはMacは含まれないが、間違った使い方が汎用している。 2)日本語の「PC」にはMacが含まれるというのは間違いではない(習慣化しているため正しいとする) 3)曖昧な状態のため、定義づけはない。 今は、3)の立場で、英語PCはウィンドウズ機と和訳し、日本語PCはpersonal computerと英訳。するというスタンスを取っていますが、翻訳家の方のチェックを入れるときにコメントとしてどう入れようか、ずっと迷っていました。 日本のIT関連に強い方のご意見を伺いたかったのです。 ご協力ありがとうございました。