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PC/AT互換機は、ほとんどのPCのこと?
PC/AT互換機って、WindowsやLinuxが動くPCなんですよね。 vista搭載のPCもPC/AT互換機って呼べるのですか? PC/AT互換機なら、昔のパソコンとも互換性がありますか? PDAはPC/AT互換機外なんですか?
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こんばんわです。 PC/ATは、大昔のIBM製のパソコンで、仕様が公開されたのでみんなが互換機を作り、スタンダードになったものです。 しかし、実は、この定義は、非常に難しいんです。が、まずは簡単な面から解説いたしましょう。 >PC/AT互換機って、WindowsやLinuxが動くPCなんですよね。 基本的には、いま電気屋やパソコンショップに売っているWindowsPCは、すべてPC/AT互換機です。 >PDAはPC/AT互換機外なんですか? ご質問の中に、すでに答えは出ていますよね。PDAとおっしゃる時点で、PCではないですよね。Windowsも動きませんよね。(WindowsCEやWindowsMobileは、Windowsとは別です。) PDAがパソコンではない限り、AT互換機でもないです。 では、厳密な定義に参りましょう。 >PC/AT互換機なら、昔のパソコンとも互換性がありますか? ソフトウエア的には、AT互換機の定義は、x86命令が実行できること、というのがもっともベーシックな定義です。(PDAは、x86CPUを搭載しないので、そもそも対象外ですね。)基本的には、大昔のOSやアプリケーションも、今のPCでも動くはずです。 しかし、ハードウエアとなると、話は別です。 たとえば、PC/ATにあったISAバスは、いまのPCにはないため、同じ周辺機器を使うことは出来ません。PC/ATとの、ハードウエア的な互換性は、FDDインターフェイスやレガシーポートを除いては、一切ありません。従って、ハードウエア的には互換性はなくても、AT互換機と呼ぶ、と言っていいと思います。ハードウエアの互換性は、AT互換の定義には含まれないと考えていいです。 しかしながら、 >vista搭載のPCもPC/AT互換機って呼べるのですか? これがいちばん、大きな問題なのです。ひょっとすると、呼べなくなる可能性もあります。 というのは、AT互換機を互換機たらしめていたのは、「BIOS」です。BIOSが、基本的なPCの構成要素をソフトウエアに渡していたので、古いソフトウエアが上位互換で動き続けていたのです。ところが、Vistaは、EFIという、BIOSを使わないファームウエアがサポートされます。BIOSがなくなれば、たとえx86命令が実行できても、起動自体が出来なかったり、また、キーボードやストレージなどの基本構成要素を古いソフトウエアが認識できないため、ソフトウエアレベルの上位互換は保てなくなります。 ですから、一般的な意味でのAT互換機の定義は、BIOSの有無、つまり、「ファームウエアレベルの互換性」であると言えると思います。VistaマシンでEFIマザーボード搭載ですと、AT互換機ではなくなります。古いソフトウエアが動作しないからです。 今までPCにはいろんな拡張が施されましたが、EFIによって、とうとうAT互換が捨てられようとしているのです! これは、PC史上かつてなかった、とんでもない大冒険なのです。 これを証明するのは、Intel Macや、組み込み向けx86プロセッサ搭載機器(DVDレコーダーなど)も、x86命令は動くけども、BIOSがないため、AT互換機ではない、ということです。
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- parts
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Q/PC/AT互換機って、WindowsやLinuxが動くPCなんですよね。 A/既に回答があるように、Windowsが動作するパソコンという意味ではなくハードウェアプラットフォームとしてIBM社のPC/AT機の公開された仕様をもとに開発されたハードウェアを指します。ただ、Windowsが動作するパソコンのほとんどがAT互換以外ほぼ存在しないため、Windowsが動作するパソコンがAT互換と呼ばれるのです。実際には、ハードウェアプラットフォームの区別をするもので、OS毎に区別されているパソコンではありません。 Q/PC/AT互換機なら、昔のパソコンとも互換性がありますか? A/実際に、AT機にフル互換の製品は90年代になり多くの拡張が行われ存在しません。そのため、AT登場当時のアプリケーションは動作しないものもあります。ただ、多くは動作します。ただし、フロッピーディスクドライブなど必要なレガシーデバイスが実装されていればですけどね。 Q/vista搭載のPCもPC/AT互換機って呼べるのですか? A/そもそも今のPCは厳密にはAT互換ではなくウィンテル互換のAT拡張ですからね。現在のPCはPCXXハードウェア(XXは西暦年)という拡張定義に基づいており、既にAT当時の技術はほぼ存在しません。実際にBIOSが近いですが、それも拡張されており当時のものとは違います。 しかし、AT互換の名前は消えていません。これは、後継の名称がないこととATを徐々に拡張した者であるためと考えられます。よって、Vistaになってもよほど浸透する名称が考えられない限りAT互換機になるでしょう。 また、もう一つAT互換が新しい名称を持たない理由があります。それは、世界市場において既にパソコンではMacとAT互換以外の別のパソコンプラットフォームがないためです。サーバ以外ではほとんどがATなのです。そのため、既に区別のためにAT互換などのパソコンプラットフォームの名称は必要ないのです。 その証拠として、海外とくにAT発祥の地である米国ではAT互換機をPCと呼びMacintoshと区別しています。 Q/PDAはPC/AT互換機外なんですか? A/AT互換には入りませんね。PCではありませんからね。
お礼
当時のAT互換は使われていないのですね。 米国はAT互換機=PCなんですね。 回答ありがとうございました。
- subaru361
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Linuxは別のプラットホームにも移植されてますから、Linuxが動く≠PC/ATです。 1980年代に出たIBMPCが、仕様をオープンにしたため、多数のクローン(=互換機)がでてきました。昔はamiga,x86,mac,9800とかいろいろあったため、PC/ATと言われていたと言うことで、今は死語に近いのでは。 昔のパソコンと互換性があるかと言うことですが、仕様拡張を繰り返してきたので、ある程度の上位互換はあると思いますが、なんとも言いかねます。 VISTA動作マシンはどうなんでしょうね。通常PDAはPC/AT互換機ではないと言っていいでしょう。
お礼
互換機って言っていながら、拡張したから互換性はほとんどないのですね。 PDAは別物なんですね。 回答ありがとうございました。
- char2nd
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PC/AT互換機について↓ http://e-words.jp/w/PC2FATE4BA92E68F9BE6A99F.html http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/83/5798683.html Windowsが操作するPCということなら、昔のNEC製PC-98シリーズなどがありますが、これらはPC/AT互換機ではありません。最も、最近のXPなどは98シリーズで動作するかどうかは怪しいですが(スペックが足らないか?) Vistaを搭載、あるいはそれが可能なPCは、そのほとんどがPC/AT互換機と呼んでも良いかもしれませんが、現在ではそのような呼び方はほとんどしないでしょう。Macと区別する意味での呼び方なら、単にWindowsマシンと言うでしょうね。現行機種は、当初のPC/AT互換機からかなり発達しています。 >PC/AT互換機なら、昔のパソコンとも互換性がありますか? その互換性というのが何を意味しているのかに依ります。 当然ですが、最近のOSやアプリケーションは、昔の低スペックなPCでは動作しませんから、その意味では互換性はないでしょう。逆に、当時のアプリケーションは最新のOSでの動作は保証されません。 ハードウェア的なものであれば、一部は互換性があります。もちろん、あなじPC/AT機である場合です。98シリーズなど、ハード的に互換性のないPCも存在します。 >PDAはPC/AT互換機外なんですか? PDAをPCと言えるかどうかでしょうね。少なくとも、通常PCで使えるアプリケーションはPDAでは使えないでしょう。また、パーツについても共通化しているものは無いはずです。 存在からして、PC/AT機とは言えないと思います。 http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/72/5784072.html
お礼
NEC製PC-98シリーズは違うんですね。 互換性ってハード的にもソフト的にもほとんどないのですね。 回答ありがとうございました。
お礼
vistaはAT互換ではなくなる可能性があるのですね。 AT互換の定義はハード系は含まれないのですね。 回答ありがとうございました。