• ベストアンサー

地方の旧型車両の維持費

東京で使っていた電車の車両を地方で再利用していますが、 車両の維持費がかなりかかるのではないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#132927
noname#132927
回答No.2

以前航空業界にいた者として、可能性について書き込んでおきます。 新型車両は製造時期によりかなりの部品が規格化され、大量生産されています。最近の関東付近のE231系とその規格に準じた私鉄の新型車両などは、その良い例でしょう。 新造が続いているときは、その新造分と保守用に、大量の部品が達注され、製造されます。機械化された職場で型が作られて、ほぼ全自動で製造されます。 しかし、製造が終了したあとは、保守部品の発注があるだけで、大量生産ではなくなります。まだ使用量数が多い間は型が残っていますが、廃車が進み、比較的状態の良い中古部品が廃車体から流用できるようになると発注がなくなり、型は廃棄され、元の金属等に戻されて他の型に変わってしまいます。 しかし、廃車体からの流用も少なくなってくると再度メーカーに発注せざるを得なくなりますが、メーカーでは型が既にないので、図面を元に手作りになりコストが嵩むのです。旧型といっても比較的製造年度が若い車両であれば保守部品も揃っているので、コストを低く抑えられます。 晩年のYS-11がそうでした。製造が終わり、製造のために作られた合資会社「日本航空機製造株式会社」は解散し、保守部品は各社が持っている図面を元に、発注があったときのみ製造していました。 私がいた会社も保守部品の製造はしており、私も当時作りましたが、型はなく、図面を元に手で作りました。当然関わる人の数も多くなり、コストがかかるわけです。 電車の地方への配置換えも、こうした理由ではないでしょうか。

その他の回答 (4)

  • PAP
  • ベストアンサー率62% (1578/2526)
回答No.5

新しいクーラーがほしいのです。 今ある譲り受けたクーラーより電気代も少なくて済みますし、故障の修理代もいりません。 しかし、13万円もしますのでお金の都合がつきませんし、収入の関係で、お金を借してくれる所もありません。 知り合いが、今あるクーラーよりは新しいタイプを安く譲ってくれるというので、そちらにします。 新品より電気代もかかりますし、壊れる可能性も大きいのですが・・・ 簡単に言うと、こんな感じでしょう。 新型車両がほしいのはあたりまえですが、鉄道会社の収入からすると、購入してしまうと以後の経営に大きな負担となるのですね。 毎年一定の運賃収入はありますから、維持費などの一定の割合での支出はやりくりがつきますが、新車を購入するのは耐えられないという事です。 頑張ったところで、中古車が精一杯の財力です。 これは、自然災害による突発的な大打撃を受けた時に、復旧する事ができないのと似ています。 このように、財政的に弱いため、維持費が余分にかかるとしても、安定的に鉄道の運行を継続していくためには仕方がないわけです。 最近は、安全性を確保するための要件が厳しくなっていますので、保有している中古車では対応できないようなケースもあります。財政的な援助がないと運行を続けるのが難しいといった会社もあるようです。

  • ceeda34
  • ベストアンサー率36% (517/1418)
回答No.4

新車よりは維持費はかかるでしょうが、それ以上に新車導入の資金に乏しいのが地方私鉄の現状です。 また、下記の点において鉄道車両の中古を使う地方私鉄は結構多いのです。 1.鉄道車両は結構長持ち 鉄道車両は自動車と違い、走行距離も耐用年数も格段に高いのです。もちろんきちんとした整備あってのことですが。 ですから、大手で20年使われたものでも、自動車のレベルでは5年物の中古車と同じくらいの感覚です。しかも値段は新車の半額以下で手に入るなら勝手も損はないでしょう。 なかには地方私鉄に無償で譲渡してくれる大手もあります。 2.大手私鉄は整備が行き届いている なんといっても大手私鉄の車両整備のレベルは地方私鉄と違いはるかに高いです。 あのアルゼンチンで走ってる丸の内線の車両も、メトロの行き届いた整備のおかげです。地元では新車と思われたくらいです ですから、中古車といえども状態がひじょうに良いのです。 3.省エネ車両が格安で手に入る 地方私鉄で走ってる旧型車両に比べて、大手の車両は性能面でもひじょうにレベルが高いのです。 冷房が搭載されてたり、最新のブレーキシステムや省エネ構造など。 こういった車両が地方私鉄に入ると、電気代が節約。車両メンテナンス労力が減りコストダウン。そして車両がレベルアップするので、サービスの面でも大好評です。 こういった事情で車両を大手の中古車に一新した地方私鉄はたくさんありますよ。 以上のような理由から、地方私鉄では新車導入より、比較的状態の良い大手の中古を求める傾向にあります。 次に人気がでそうなのは、東急の雪谷大塚に所属する760系と7700系ですかね。ここ2年以内に東急では廃車になるでしょう。 VVVFインバータも搭載してから、地方私鉄にしてみれば、ものすごく魅力的な車両でしょうね。

noname#36463
noname#36463
回答No.3

自動車を新車でなく、中古車で、買ったからといって、維持費が、新車に比べてとても大変ということもないと、思います。 自動車で、いうところの「車検」が、やや、大変だとは、思いますが。 自分のなじみの車両が○○線で、活躍していると聞くと訪れるファンも一定数います。 使い易く引く手あまたな車両もあれば、まだ、充分使えるのに、引き取り手のない車両もあるようです。

回答No.1

新車に比べれば、維持費は高いでしょう。 ただ、東京で使う場合に比べて、運転速度や一日あたりの走行距離、乗車人数などはまったく違いますから、東京での使い続ける場合の維持費と地方に転籍後の維持費はまったく違います。 地方の鉄道も新車を作るだけの財力があれば新車が欲しいわけですが、いくら維持費が安くても、新車調達の費用を足せば、中古車両の維持費のほうが安いのでそうは簡単にできないわけです。 また中古車両は交換部品にも中古品が活用できる場合がありますが、新車では新品の部品を調達するしかありません。こういった手法で維持費を節減することも可能です。