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光合成細菌とバクテリオクロロフィル
汽水域では、経年あるいは季節的に水塊の成層が発達することがあり、このような環境では底層部において貧酸素水が卓越します。貧酸素水と有酸素水の境界や湖底の表面では、バクテリア(主に光合成細菌)が繁殖してマット状のコロニーを形成することが知られています。 このバクテリアの生物生産性と季節変動の大枠を知るために、そのバクテリア(光合成細菌?)の現存量を知りたいのですが、その簡敏な方法がわかりません。バクテリオクロロフィルの測定を行うのがよいのでしょうか(その測定法もしりませんが・・)?
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- naiz
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回答No.1
おはようございます。 生物実験をできる施設を利用することができるのか、どの程度厳密に試験する必要があるのか、などがわからないと なんともいえませんが、ある程度簡易に光合成細菌の数を調べるのであれば、下記の方法で調べられると思います。 1.DO計で各水深のDOを測定し、溶存酸素が0になるところにあたりをつける。 2.その地点の水を採取し、透明な容器(ペットボトルなどでいいでしょう)に採取し、セルロースやCaCO3を加えて密栓し、明るいところに放置する。 3.数週間すると種種の微生物の活動により、CO2、H2Sが蓄積し、緑や赤に色づいてくる。 4.光嫌気条件下で寒天培地にまいてコロニー数を数えるとか、目的にあった方法で菌数をカウントする。 ただし、2.~3.の方法は底泥などを採取するときに用いる方法なので、水を採取してできるかどうかはわかりません。 参考文献としては北村ら編”光合成細菌”(学会出版センター)をご参照ください. 光合成細菌について扱った経験があるので、経験者としますが、この方法が正しいかどうか、やったことはありませんので、自信なしです。
お礼
コメントありがとうございました。やはり質問してみるものですね。生物実験をできる施設が周りにないのですが、参考にさせていただきたいと思います。まずは、ご紹介をいただいた光合成細菌(学会出版センター)を早速図書館から借りてきました。これから読んでみます(また質問があるかも・・)。