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ヨーロッパの進学校?

いますごく仲良くしているベルギー人(オランダ語圏)の友達は、学校(高校)でフランス語・ドイツ語はもちろんラテン語や古代ギリシャ語も学んでいるそうです。 他のヨーロッパの同年代の人たちからはそのような日本の高校の古文・漢文のような感じでラテン語などを習える学校に通っているという話は聞いたことがありません。 このベルギー人の友達が行っている学校はいわゆる進学校なのでしょうか? カトリックらしいです。 それとも特定の地域では珍しいことではないのでしょうか? 詳しい方教えてください。

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noname#44623
noname#44623
回答No.1

ベルギーのことは知りませんが、当方イタリア在住ですので、イタリアの場合について。 イタリアでは日本の中2夏休み終了後の学齢が、イタリアの高校入学時期と一致します。入試はありませんが、中学卒業試験(国家試験)があり、卒業者認定者は1月の段階で願書を提出した高校へ入学することとなります。 日本と違うのは、高校では日本の大学のように既に学部が別れているということです。つまり、「普通科」は存在しません。大きく分けると「文系」「理系」となります。また、テクニカル「専門技術取得」とリセ「研究追求」の2つのタイプの学校にも分けられます。 期間は5年。 卒業試験(国家試験)にパスすれば、いわゆるバカロレア資格 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%82%A2%E8%B3%87%E6%A0%BC が与えられます。 この資格があれば、原則として自分が行きたい大学へ入学できます。 つまり、卒業試験にパスすれば、大学に入ることは出来ます。各大学の入試に合わせて高校時代に勉強するのではありません。 そして、ギリシャ語、古代ラテン語が必修なのは「研究追求型」の「文系」の高校です。これは文献を読む為に必要なこともありますが、現代語のルーツでもあり、これらの勉強により、現代語の持つ言葉の意味を更に深く理解するためです。もちろん当時の文化、哲学などが現在の欧州文化の基礎であることもあります。 「専門技術型」の高校の場合には、専門科目に関しては日本の大卒程度のレベルが要求されますから、すぐに就職する人も多いですが、だからといって卒業資格取得者が大学に進学できないわけではありません。 この資格さえあれば、その気になった時に手続きさえすれば大学には進学できます。 多少、参考になりましたでしょうか?

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noname#111031
noname#111031
回答No.2

ドイツでは大学へ進む資格を得たい生徒は、基本学校(4年制)の後 ギムナジウムへ進みます。外国語としては近代外国語を学ぶ学校と近代外国語にラテン/ギリシャ語も学ぶ学校もあるようです。昔は、必ず古典語を学ぶことを要求されましたが、最近はそうでもないようです。 ギムナジウムは卒業するのではなく、大学入学資格試験を受け合格することで終了となります。2回落その資格試験に落第すると、3回目はありません。 私が昔知っていた女性は、音楽大学へ進学しましたが、当時彼女は英語、フランス語にラテン語を必修で学んでいたようです。ただし、日本の高校の古文/漢文などよりモット厳しい科目だったようです。ですから、あなたの友達の学校が特別な学校とはいえません。単に、大学へ進むための学校なのでしょう。